失われた世界をみんなで再建するソーシャルアクションゲーム―PS4「トゥモローチルドレン」メディアセッション

発表会・イベント取材
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ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアは、キュー・ゲームスが開発するPS4用ソフト「トゥモローチルドレン」のメディアセッションを開催した。本記事ではその内容を紹介する。

左:前田 和志氏/右:ディラン・カスバート氏
左:前田 和志氏/右:ディラン・カスバート氏

「トゥモローチルドレン」は8月12日に「gamescom 2014 PlayStation Press Conference」で公開されたキュー・ゲームスの最新タイトル。レイヤード・ボクセル・コーン・ライティングと呼ばれる最新のライティング技術が使われており、光源の動きや拡散がリアルタイムで変化する写実的な表を実現している。また、東ヨーロッパをモチーフに作成された人形劇のようなキャラクターや町並みも特徴だ。

今回のメディアセッションでは、キュー・ゲームス代表取締役であり、本作のディレクターも務めるディラン・カスバート氏、リードゲームデザイナーの前田 和志氏が本作のゲーム性などを詳しく解説してくれたので、その内容をお届けする。

トゥモローチルドレンってどんなゲーム?

「トゥモローチルドレン」は、シングルプレイの感覚で遊びながらオンライン上でほかのプレイヤーと協力するソーシャルアクションゲーム。

プレイヤーは人類を再建させるという目標を共有しており、50~100人程度のプレイヤーで街を運営していく。オンライン上といっても基本的にほかのプレイヤーの姿は特定のアクションを起こしたときにしか見ることができないので、「オンラインプレイはちょっと……。」という人でも気にせず遊ぶことが可能だ。また、ボイスチャット機能がない代わりにエモーションやほかのプレイヤーを賞賛したり、ブーイングをしたりできる。「ソーシャルゲームのような感覚と同じで、オンラインに繋がっているけど手軽にプレイできる」とディラン氏は語っていた。

オンラインプレイの協力要素としては、プレイヤーたちは1つの世界を共有しており、例えば資源まで道を作って、そこを通ってほかの人が回収をしに行ったり、入手した資源でほかの人が施設を建設したりと、自然に協力できる仕組みになっている。

ストーリー

冷戦時代を境に今とは違う道を歩んだ世界。1967年にソ連で全人類の意識を共有する実験が行われたが失敗してしまい、自然などがすべて消え、地表に「ボイド」と呼ばれる人々の意識が溶けて固まった物質に覆われた。

生き残った人々は長年研究を続け、その成果によりボイドに溶けた人々を救出する方法が発見される。だが、地上には集合意識にある恐怖心によって生み出された巨大獣「イズベルグ」という新たな脅威にさらされることになった。生存者たちは自分たちの代わりに作業をする「プロジェクションクローン」を作りだし人類の再建を託すのだった。

島で資源を回収して街を発展させる

本作の基本的なゲームの進めかたは、アイテムや資源が入手できる島で採集をして、プレイヤーの拠点となる街を発展させていく。島はいくつもあり自由に行き来することができる。資源はシャベルやノコギリのようなものを使って鉱石を掘削したり、木を切ったりすることで収集可能。1人では時間が掛かる作業もほかのプレイヤーと一緒にすることで早く終わらせることができる。

また、島にはマトリョーシカと呼ばれる「ボイド」に消えた人々が変容し人形となった物体を発見することがある。これらを持ち帰り特定の施設に持っていくことで、人間に戻し街の人口を増やすことが可能だ。

街から島へは乗り物での移動することになる。乗り物はプレイヤーたちで共有することになるので、島に乗り物で行ったのに気づいたらなくなってしまったということもあるとか。

街では施設を建設するだけでなく、建物をイズベルグから防衛をしなくてはならない。イズベルグはミサイルのような迎撃武器で攻撃をすることができる。ミサイルの弾なども資源を使って作らなくてはならないので、定期的に補充する必要があるようだ。倒したイズベルグはオブジェクトに変化し、掘削をすることで資源に変えることができる。

島や街でプレイヤーがとった行動は労働局と呼ばれる施設で評価され、働きに応じた給料がもらえる。それを使って道具やキャラクターを強化可能。「どのような行動であっても評価されるので、プレイヤーは好きに動いていい」と前田氏は述べていた。

フレンドと一緒に遊んだり、街を破壊したりするのも自由!

プレイヤーの拠点となる街はオンライン上にいくつも点在しており、プレイヤーは新しくゲームを開始するとランダムで街が選択される。「フレンドと一緒に遊べないのでは?」と思う人もいるだろうが、ゲーム内のお金を支払うことで、自分の拠点となる街を変えることができるので安心して欲しい。また、自分の街と島を行き来するだけでなく、ほかの街に遊びに行くこともできるようだ。

共同で街を発展させるのが目的だが、逆に街を破壊することもできる。アクションを起こしたときしかほかのプレイヤーを探し出すことができないので、見つけるのは大変なようだが、そのプレイヤーにブーイングをすると最終的には警察に捕まり、刑務所のような場所に入れられることもある。出所するためには賄賂を払って出るしかないとのことだ。

また、各キャラクターにはクラスが設定されているようで、「gamescom 2014」のムービーで動いていた少女は「シチズン」というようだ。平均的な能力を持っており、初心者にも扱いやすいクラスとなっているとのこと。本作の世界にあるキャラクターの職業の中でもベースとなるクラスだという。クラスごとに連携が取れる場面というのもあるのかもしれない。

今回は基本的な流れだけのようだが、今後キャラクターや施設についての情報が公開されるとのことなので楽しみに待っておこう。

※画面は開発中のものです。

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