スクウェア・エニックスは9月20日、千葉・幕張メッセにて開催されている東京ゲームショウ2014の同社ブースにおいて、「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」のエオルゼア領勢調査を実施した。
エオルゼア領勢調査は、1周年を迎えた本作が今までどのように歩んできたのかをデータとして公開する企画となっている。メインステージ周辺にはプロデューサーの吉田直樹氏をひと目見ようと多くの人達が駆けつけていた。
今回はゲストとして「ドラゴンクエストX」のプロデューサーの齊藤陽介氏が登場し、くじを引いて当たったワールドにアイテムを配布する「くじテンダー2」の賞品として「スライムイヤリング」を追加すると発表した。
まずは日本と海外の性別分布について。日本では2013年に女性キャラクターが49%のところが2014年には女性が57%と大きく変動している。キャラクターの性別や外見を変更できる幻想薬の効果も大きいそうだ。
それに比べて海外では大きな変動はない。「海外のプレイヤーは自分の性別のキャラクターでプレイする人が多い」と吉田氏は述べていた。
種族の分布は、日本では大きな変動がないように見えるが、一番少ないルガディンがさらに減るという結果に。
続いてレベル分布。2014年よりもレベル15とレベル50のプレイヤーがさらに増加。レベル15のプレイヤーが多い理由としては、ジョブを取得するための条件なので、そこまで上げて止めてしまっているプレイヤーが多いからだという。
バトル系のみの分布で見てみると、タンクとヒーラーが減りDPSが68%と圧倒的に多くなっているのがわかる。「タンクとヒーラーは覚えることが多くて大変だよね」と齊藤氏が語っていた。
ジョブごとの内訳を見ると綺麗に分かれている。 |
DPSの内訳で召喚士が増えている理由としてはバハムート侵攻編2層で必要になるからじゃないかと 吉田氏は予想していた。 |
タンクの内訳。去年行われた戦士を強化するアップデートにより10%増加している。 |
ヒーラーの内訳では、学者が大幅に増えるという結果に。 |
2014年8月末までバディランクの分布。ランク6以下のプレイヤーが圧倒的に多い。 |
続いて、さまざまなものをランキング形式で見てみることに。まずはデジョンを設定しているエーテライトについて。ウルダハ、グリダニア、リムサ・ロミンサの3都市がほかのものを圧倒するという結果となった。
グランドカンパニーの所属分布では、双蛇党が少ないと思われがちだが一番少ないのは黒渦団のようだ。
全ワールドの総ギル数を発表した。全額で428,001,795,062ギルになるのだとか。1体12,000ギルのダイヤウルフホイッスルを約350万匹分買えるということになるらしい。
プレイヤーが持っているアイテムの数で最も多かったのはポーション。クエスト報酬などでよくもらえるということもありこの結果となっている。
ペットのミニオンではマメット・インビンシブルやマメット・カーソルなどプレイヤーが必ず入手できるものがランキングに入ったようだ。逆にレアなミニオンランキングでは、古ぼけた地図の宝箱からまれに入手できるナッツイーターが1位になった。
マウントの取得数では、グランドカンパニーで購入できるマイチョコボが1位となった。3位にランクインした魔導アーマーはメインストーリーのクリア報酬として入手できるので、しっかりと最後までプレイしているプレイヤーが多いようだ。
マーケットの落札回数と出品回数ランキングを公開。落札ランキングで一番売れているミラージュプリズムG1ニードルワークやウィンドシャードなどのアイテムを販売すれば金策が簡単にできそうだ。
ミラージュプリズムのときによく使う装備のランキングではセーラーシャツ、スプリングスカート、セーラーブレーという流行の装備がランクインした。
全キャラクターの総合時間を公開。全部で823,052,919時間となっており、1人でプレイすると石器時代から始める必要があるそうだ。
ダンジョンの挑戦回数は、周回などをよくしていた旅神聖域ワンダーパレスが圧倒的な挑戦回数で1位を獲得している。
最後に蛮神戦の挑戦回数では真イフリート討滅戦が1位という結果になった。だが、今回は8月末に集計しているということで、パッチ2.38で実装されたゾディアックウェポン・ネクサスに効率よくするためのリットアティン強襲戦がランクインしていないとのことだ。
今回のエオルゼア領勢調査は公式サイトで詳細データが公開される予定だ。
レターライブ2日目
東京ゲームショウ最終日となる9月21日の14時15分からスクウェア・エニックスブースにてプロデューサーレターLIVEを実施する。パッチ2.4の特集ということで、新ダンジョン、蛮神シヴァ、新ジョブ忍者などの情報が公開される予定だ。