ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメントが本日12月18日に実施したiOS/Android用アプリ「境界の黒翼 アサルトレイヴン -白銀の意思 アルジェヴォルン外伝-」の配信記念イベント。会場ではゲストにグラビアアイドル・南明奈さんを招いたトークライブなどが実施されたので、その模様を写真と共に紹介していこう。
いよいよ物語も佳境へと差し迫った、ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメントのオリジナルアニメ「白銀の意思 アルジェヴォルン(以下:アルジェヴォルン)」。
そのスピンオフアプリとして昨日12月17日より配信されているiOS/Android「境界の黒翼 アサルトレイヴン -白銀の意思 アルジェヴォルン外伝-(以下:アサルトレイヴン)」の記念イベントが、本日12月18日にワーナー・ブラザース映画 試写室にて執り行われた。
会場では本作プロデューサーによるゲーム紹介に加え、自他共に認めるゲーマーであり、アニメも大好きと公言している“アッキーナ”ことグラビアアイドルの南明奈さんが、「アサルトレイヴン」をイメージした衣装で登壇。
本稿では南さんによるゲームの実演の様子などを詳しく紹介していくぞ。
「アルジェヴォルン」と「アサルトレイヴン」とは
会場ではまず、同社のマネージング・ディレクター日本代表を務める福田太一氏から、TVアニメひいては本アプリの関係性が述べられた。
同社はこれまで映画/テレビなどのパッケージ販売およびデジタル配信、アニメコンテンツ事業、家庭用ゲーム事業を主なものとして進めてきており、このオリジナルアニメ第1弾「白銀の意思 アルジェヴォルン」も、同社の新規コンテンツ事業として制作された自社開発IP(キャラクター等の知的所有物)の一つである。
そして、今年6月にはIPを活かしたモバイルゲーム制作配信事業の本格展開を発表。今回の「境界の黒翼 アサルトレイヴン」は上記の自社開発IPを活用した作品でありつつ、モバイルゲーム事業の本格展開の第1弾として、それぞれの事業のシナジーを狙ってサービスされるものなのだ。
福田氏はこのような連携を通し、ワーナーならではの優位性を作り上げ、日本のエンターテインメントを豊かにし、ひいては世界中のユーザーに刺激を与えていきたいという今後のビジョンを語ってくれた。
「アサルトレイヴン」のゲーム内容を紹介!
続いて壇上には、同社のモバイルコンテンツ事業部 チーフプロデューサーを務める坪内君憲氏が登場し、ゲーム画面を写したモニターと、スマートフォンを操作する手元を写したモニターの2種類を使用しながら、ゲーム概要を紹介してくれた。
「アサルトレイヴン」は「アルジェヴォルン」のスピンオフという立ち位置であり、ゲームではアニメと同じ時間軸の中で、本編とは違う戦地でのサイドストーリーがオリジナルキャラクターたちとともに描かれていく。
本作は「パイロット(キャラクター)」と「トレイルクリーガー(ロボット)」の部隊を編成し、ミッション達成を目指していくリアルタイムストラテジーである。トレイルクリーガーには3つの属性が存在しており、高い攻撃力と機動性を持つ「近接」タイプ、長距離射程を持つ「銃撃」タイプ、障害物を無視しながら攻撃できる「射砲」タイプのそれぞれの特徴を生かしながら、戦局を有利に進めていくことが重要となる。
また、各パイロットにはそれぞれスキルが用意されており、各スキルの使い所がステージ攻略に深い戦略性を与える。さらに、対人戦の実装も予定されており、今後は遊びの幅がどんどんと広がっていくようだ。
操作画面を見ていると手元が多少忙しそうに見えたが、基本的にはタップとフリックを使い分けるだけのスマートフォンお馴染みの操作でプレイできる。筆者が忙しそうに見えた理由は、操作のレスポンスの良さであったようだ。画面上ではトレイルクリーガーが実にスムーズに動き回るため、ゲーム展開が実に早い。
トレイルクリーガーはタップ・フリックで目的地に移動するのだが、ステージ上に散らばっている障害物の先や、凹のくぼみ部分をタップするだけでも引っかからず、自動的に円周部に沿って移動をしてくれるなど、ストレスの薄い仕様であるのが印象的であった。
この操作感について坪内氏は、タッチ操作がスムーズにフィードバックされたり、レスポンスが機敏であることは、プレイヤーの感じる面白さに直結することであり、達成感を得るに重要な仕組みであるとしたため追及してきたとのことだ。
南明奈さんによる実演プレイが披露!
ここでゲストとして、「アサルトレイヴン」をイメージしたという特性衣装を着こなした南明奈さんが姿を現した。5歳頃からゲームを楽しんできたという南さんは、これまで何百にも及ぶゲームをプレイしてきた生粋のゲーマーである。
1つ1つのタイトルをやり込んでいくことが多いといい、気に入ったゲームにおいては次はハード!次は頭からやり直し! など、多彩な遊び方で味わっていくその姿勢には思わず感服させられた。
最近はスマートフォンゲームをたくさんプレイしているとのことで、芸能界のゲーム好きたちと一緒にワイワイしながらプレイしているとのこと。「アサルトレイヴン」のような戦略ゲームについても、基本的に男の子っぽい趣味(ゲーム)が好きなようで、興味津々の様子であった。
加えて、今回の発表会にあたり「アルジェヴォルン」のアニメを見たり、「アサルトレイヴン」も既にやり込み気味にプレイしているとか。その腕前はいかがなものなのかということで、南さん自身が組んだ編成で、ゲーム中の難関ステージだという4-4にチャレンジすることに。
人前でプレイするのに緊張している様子の南さんであったが、その操作はゲームを知らない人が見ていても無駄のない、ゲーマー特有のスムーズな指裁きであった。敵の出現位置を予測し、的確かつ瞬時に撃破を繰り広げていく。横で解説を務める坪内氏も「かなりやり手ですね」と褒め言葉の嵐。
そして、ステージボスとして「シュライン・リヒトフォーヘン」が出現。彼はTVアニメ本編の敵軍にあたるインゲルミアのエースパイロットであり、トキムネが操るアルジェヴォルンの前に幾度となく対峙してきた強敵だ。だがしかし、坪内氏がリヒトを紹介している一瞬の隙に、なんと南さんはいとも容易くこれを撃破してしまう。
スキルなどの見せ場を作らぬ内に倒しちゃってすみませんと恐縮していた南さんであったが、それすらも不要なばかりに最適化されたプレイングの表れだったのだろう。一同おみそれいたしましたとばかりに盛大な拍手を送ることとなった。
最後に南さんから「本当に簡単な操作方法で、色々な戦略が練られる点が面白いです。女の子も男の子も、そしてゲーマーの人でもゲーム初心者の人でも、どんな人でも楽しめるゲームじゃないかなと思いますので、皆さんぜひプレイしてみてください」と述べられ、イベントは終了となった。
また、本アプリはもちろんのこと、本日12月18日23時からの東京MXではTVアニメ「白銀の意思 アルジェヴォルン」の最終回が放送される。始まりの地で巻き起こるペルフェボルン部隊との決戦はいかなる結末を迎えるのか? 拳(いかり)を握り締めながら、こちらもチェックしておいてはいかがだろう。