カプコンが発売中のニンテンドー3DS専用ソフト「モンスターハンター4G」。これからプレイする読者に向けた連載企画の最終回では、誰でも手軽に体験できるようになったオンラインでのマルチプレイや、「4」から追加された新たな要素などを中心に紹介する。

楽しいマルチプレイもマナーは重要!オンラインではここに注意
村クエストを順調にクリアできるようになってきたなら、そろそろマルチプレイに挑戦してもよい時期だろう。
マルチプレイというのは、最大4人までのハンターが1つのクエストに挑戦する遊び方。凄腕ハンター達の手を借りられれば、集会所で受けられるクエストでもサクサクと狩れるようになる上、とにかく協力して達成していくのは楽しい。こちらが投げた閃光玉で足止めした隙に味方が攻撃してくれたり、設置した爆弾をガンナーが起爆してくれるなど、ハンター同士の連携がうまく決まり、モンスターを狩猟することができた時の爽快感といったら格別だ。
4人集まらなくとも、2人の場合、それぞれ1匹のオトモアイルーを参加させることもできるので、マルチプレイの敷居はそれほど高くない。1人で挑む場合も可愛らしいアイルー2匹と一緒に単身モンスターに挑むプレイもまた別の楽しさはあるが、マルチプレイだからこそ味わえるハンター同士の一体感は「モンスターハンター」シリーズの肝とも言える部分。是非1度は体験してみて欲しい要素だ。
だが、「近くの知り合いにはハンターがいないし……」という、ハンター仲間に恵まれていないという読者も多いだろう。「モンスターハンター4G」でのマルチプレイは大きく分けて、オフラインで近くのハンターと遊ぶ「ローカル通信」と、インターネットを介して遠くのハンターと遊ぶ「ネットワーク通信」の2種類があり、そんな時に重宝するのが、後者であるインターネットを介したオンラインマルチプレイだ。
「4」から導入されたインターネットマルチプレイはかなり手軽にオンラインプレイを楽しめるようになった。ニンテンドー3DSをネットにさえ接続しておくだけで、すぐにでも遠くのハンターとの協力プレイが可能になる。やり方はワールドマップ画面の上に表示されるメニューから「みんなで遊ぶ」を選択し、オンラインモードに切り替えて集会所を作成して募集したり、参加するだけと非常に簡単。
さらにニンテンドー3DSに登録されたフレンドがオンラインで、かつそのフレンドがいる部屋の人数に空きがある場合、名前をタッチするだけで簡単にそのルームへと入室できるという便利な機能もある。遠くに住む知り合いにハンターがいる場合、マッチングする手間が大きく省けるようになったのは非常にありがたい。
だがマルチプレイでは、オトモアイルーなどと違い、相手も人間であることを念頭に置いておかなくてはならない。CPUと一緒にプレイしている時のようなノリで自分勝手に動き、困ったプレイヤー扱いされるのはできれば避けたいところだろう。
そこでここでは、マルチプレイで気をつけるべき要素をまとめてみた。まだオンラインを未体験という読者はもちろん、既にオンラインを体験している読者も、自身がこんな行為をしていないかを思い出してみて欲しい。
ホスト以外がクエストを貼りたい時は、周囲に一言確認を
「モンスターハンター」シリーズのマルチプレイは、ホストがルームを作ってそこに他のプレイヤー達が集まるルーム式のマッチング方式がとられている。これは「4G」でも同様だ。
クエストは集会所にいるハンターなら誰でも受けられるが、各々が勝手にクエストを受注しては収集がつかないので、基本的にオンラインではルームの作成者であるホストがクエストを選ぶことが多い。とはいえホスト以外のハンターが貼ってはいけないという決まりはないので、行きたいクエストがあったなら「○○に行きたいんですけど、いいですか?」と気軽に周囲のプレイヤーに1度確認をとるとよいだろう。明確にターゲットが決まっている部屋でなければ、大抵は快くOKを貰えるはずだ。
集会所にはクエスト形式やターゲットなどを細かく設定されている。自分の集めたい素材があるならそれを落とすモンスターがターゲットとなっているもの、お金を稼ぎたいならクエスト形式が採取・運搬となっている部屋を選ぼう。またインターネット通信で特定の集会所を探す場合は、集会所識別番号を入力して探すこともできる。通信中にスタートボタンを押せば上画面の右下部分に表示される(拠点のみ)ので一緒に遊ぶハンターに番号を教えてあげよう。
装備が部屋のレベルに合っているか
部屋のメンバーの装備と自分の装備の強さが離れすぎていないかも気をつけておきたいポイントの1つ。例えば上位の後半からのクエストに下位装備で挑むのは、よほど腕前がなければ足を引っ張ってしまうし、逆に装備が強力すぎてもバランスが崩れてしまう可能性がある。集会所の募集対象やターゲット、部屋に入ってからのホストの防具の性能を見れば、どの程度の難易度のクエストに挑むかはある程度判別できるので、部屋に入った時に参考にしよう。
ただし場合によっては少しでも早くモンスターを狩猟できる可能性の高い、強力な装備が好まれる場合もあるので、性能差がありそうだと感じた時は「上位装備ですけどいいですか?」など一言確認しておくのがベターだろう。オンラインに慣れない内は、とにかく防具から優先して強化していくのがオススメだ。
「4G」から追加された、G級のクエストは上位よりも歯ごたえあるモンスターばかりだが、G★1から登場するモンスターから入手できる素材で防具を整えるだけでも今までより性能が格段に上がるので、あせらずじっくりと素材を集めながらG級装備で整えていきたい。またG級探索も追加されているのでここで素材を集めていくのもいいかもしれない(何度力尽きてもOK。好きなときに拠点へ戻れる)。
最低限の挨拶などのコミュニケーションをとる
気持ちよく狩りを行うには、最低限のコミュニケーションも重要だ。とはいっても必要以上に親しくするのではなく、入退室の挨拶をしっかりと行うだけで、十分に他のプレイヤーに対する印象はよくなるもの。ニンテンドー3DSでのチャットはやや難度が高いので、「ありがとう」「お疲れ様」など使用頻度の高い言葉を定型文として入れておけばほとんどのコミュニケーションは乗り切れるはずだ、食事の効果を高める「お食事券」を誰かが使ってくれた時などは「いただきます」を言うのも面白い。
また画面上にカードのようなアイコンが表示されている時は、相手がハンターの情報を記したギルドカードを送ってきている時だ。カードを受信し、なるべくこちらもギルドカードを送り返すようにしよう。もし気の合いそうなハンターをみつけたら、フレンドコードを交換して知り合いになるのもよい。
クエストの目的達成後から帰還するまでの時間は、さまざまなアクションで仲間とコミュニケーションを取ってみるのも盛り上がる。
クエスト中は味方の行動を妨害しない動きを心掛ける
「4」から追加された新たなアクションである、ジャンプ攻撃によって引き起こすことができる乗り攻防。仲間のハンターがこの状態になったら、できるだけそのモンスターへの攻撃を控えるようにしよう。というのも、乗り攻防中に何らかの攻撃によってモンスターがひるむと乗りが解除されてしまうので、その後の乗り攻防に成功した時のダウンがとれなくなってしまうからだ。
他にモンスターがいない場合、誰かが乗り攻防中は余裕ができるので、砥石や罠を設置したり、鬼人薬などの強化アイテムを使用して次の攻撃の準備をしておくのがオススメだ。それも不要だという場合は、定型文に気分が盛り上がりそうなチャットを仕込んでおいて狩りの雰囲気をよくする(?)のもアリかもしれない。
またダウンさせた後、大剣や太刀、ハンマーなどリーチが長い武器はダウン中のモンスターを攻撃する際に味方のハンターを巻き込んでしまいがち。ただし「4G」からは味方の攻撃でふっとばされる「かち上げ状態」からジャンプ攻撃を繰り出せるので覚えておこう。なるべく味方の邪魔にならない立ち回りはクエストを重ねていけば見えてくるはずだ。
睡眠中になったモンスターに行う最初の一撃にも注意。この時はモンスターに与える最初の一撃のみダメージが跳ね上がるため、爆弾や大剣などの一撃で高いダメージを叩きだせる武器に攻撃を譲るようにすると、効率良くダメージを与えられる。
アイテムをおねだりしない!
クエストを何度もこなしていくと、うっかりアイテムを切らしてしまうこともあるだろう。当たり前だが、そんな時に他の人にアイテムを要求するのはNGだ。ただしロクに回復アイテムがない状態でクエストにいくのは足を引っ張りかねないので、その時は素直にアイテムが切れたことを告げ、1度素材を集めに出直してこよう。特に討伐クエストを繰り返していると、体力を回復する主な手段となる「回復薬グレート」の調合に使用する「ハチミツ」が切れがちなので、調合などで使用する素材を増やしてくれる竜人商人を利用してこまめに補充しておくとよい。間違っても「ハチミツください」だけは厳禁だ。
主に以上の5つの点について気をつけていれば、困ったハンターになることもなく楽しくオンラインプレイができるはず。どれも決して難しいことではないので、例え装備や腕前が未熟でも、マナーさえ守れればお互いに楽しいハンターライフを送ることができるはずだ。またこれらのマナーはルールとして明確に定められているわけではないので、こうした項目に該当する行為を見かけても怒ったりせず、なるべく仲良くプレイするように。重要なのは、皆で狩りを楽しむことなのは忘れないようにしよう。
パネルカスタマイズで狩りがより快適に!オススメのカスタマイズを紹介
また、「4」からの新たな要素としてニンテンドー3DSのデュアルスクリーン機能を活かした、下画面にタッチするだけでさまざまなアクションを行うことができる「パネルカスタマイズ」の機能も非常に便利だ。中でも使い勝手がよいのがモンスターをロックしてR1ボタンを押すと自動でその方向を向いてくれる「ターゲットカメラ」で、これがあるなしでは狩りの快適さが段違いになる程。その上、モンスターのアイコンの変化から現在自分がいるエリアにモンスターがいるかどうかまで判別できてしまうという優れモノなので、必ず配置しておきたい。
他にも、クエスト中に素早くアイテムの調合を可能にする「リストからの調合」や、ワンタッチで登録しておいたアイテムを使用できる「アイテム登録」の機能も使い勝手は良好。使用頻度が高いアイテムを登録しておけば、咄嗟の事態にも対応できるようになるので、これまでより余裕をもった狩りが可能になる。
さらに、カスタムしたパネルは3種類まで保存が可能。仲間に位置を知らせる「サイン」はマルチプレイ、弾やビンだけを瞬時に切り替えられる「弾・ビン切り替え」はガンナー装備時など、状況によって役立つ機能は変化するので、何種類かパターンを作ってクエストや装備に合わせて切り替えるのがよいだろう。最終的には自分の使いやすいようにカスタムするのが1番だが、ここでは筆者なりのカスタマイズの一例を紹介する。
ギルドクエストでやりこみ度は無限大!
そうした頼もしい仲間を得て、「集会所のクエスト全部クリアしちゃった!」というハンター達も安心だ。「4」から新たに導入された、「ギルドクエスト」と呼ばれる自分だけのクエストが存在する。これは「未知の樹海」を探索することによって入手が可能な、集会所や村にはない特殊なクエストで、そのクエストではモンスター、フィールド、採取ポイントなどがランダムで設定される。そのため一見同じモンスターを討伐するクエストに見えても、プレイヤーによってその内容は千差万別で、加えてクリアするごとにクエストのレベルが上がっていき、最終的には通常のクエストよりも強力なモンスターが出現するようになるというわけだ。「4G」ではさらにレベルの高いギルドクエストが出現するようになった。
もちろん、強いモンスターが出現する分相応のメリットもあり、報酬や採掘で生産や強化では入手できない特殊な「発掘装備」やお守りを入手することが可能。入手したギルドクエストはオンラインやすれ違い通信で誰かにプレゼントしたり、集会所と同様に一緒にクエストに挑むこともできるため、マルチプレイが更に楽しくなる。高難易度のクエストを頼もしい仲間達と共にクリアし、更に強力な装備を手に入れた時の快感は病み付きになること請け合いだ。ハンターライフに終わりはないのである。
ここまで「モンスターハンター4G」に関する様々な魅力や、始めるにあたって抑えておくべきポイントなどを紹介してきたが、それらは「モンスターハンター4G」の魅力のほんの一部に過ぎない。とにかく筆者が言えるのは「1度ゲームを遊んで、慣れてきたらマルチプレイを体験してみて!」ということ。武器を選び、仲間と一緒にモンスターを狩り、集めた素材で新たな装備を作る。このサイクルの楽しさは、どんな言葉よりも体験する方が分かりやすく、多くのゲーマー達を虜にしてきたシンプルな理由がそこにはある。
この記事を読んで、1人でも多くの新たなハンターが「モンスターハンター」の世界へ足を踏み入れてくれるきっかけになってくれれば幸いだ。
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