台湾・台北市の台北世界貿易センターにて開催中の「台北国際ゲームショウ 2015」ソニー・コンピュータエンタテインメントブースにて、本日1月28日に行われたPS3/PS Vita用ソフト「ソードアート・オンライン ―ロスト・ソング―」のステージをレポートする。

本作は、妖精と魔法の世界「アルヴヘイム・オンライン」を舞台にしたアクションRPGで、中文版が2015年4月に発売されることが発表されている。ステージには本作のプロデューサー・二見鷹介氏と歌手・蒼井エイルさんが登壇し、中国語で挨拶を行った。

左から二見鷹介氏、蒼井エイルさん

まずは二見氏による本作の特徴が紹介された。アニメの舞台にもなった世界で空を自由に飛び回れる点、前作とは異なりキリト以外のキャラクターも操作できる点、オンラインプレイを楽しめる点、そして、爽快感あるアクションが楽しめる点を挙げていた。

続いて行われたのはデモプレイ。最初にプレイした蒼井さんはアスナを使って空を自由に飛び回るアクションを披露。空高く飛んだり、空中にいる敵との戦闘を楽しんでいた。そのまま、ダンジョンに移動し、魔法での攻撃やスイッチといったシステムを紹介。プレイを終えた蒼井さんは「おもしろい!」とコメント、空を飛んだ感想を聞かれると「かなり自由度があって楽しかったですね」と答えていた。

次に、蒼井さんに代わり二見氏がシノンを使って遠距離での攻撃を紹介した。近距離とは異なり、弓ではターゲットを狙って攻撃するスタイルになっており、二見氏は「魔法と組み合わせると強いんです」と弓がお気に入りのようだ。

デモプレイの後は、蒼井さんによるライブステージも行われ大盛り上がりとなった。

「INNOCENCE」「IGNITE」の2曲を熱唱

すでに主題歌タイアップ決定の記事でもお伝えしているが、藍井エイルさん、春奈るなさんとの主題歌タイアップが発表され、最新PVも上映された。

最新PVも上映
ステージ終了後はサインも行われた

二見鷹介氏と蒼井エイルさんへの合同インタビュー

ステージ終了後に行われた台湾ゲームメディア向けのインタビューに参加することができたので、その模様をお届けしよう。

本作のPS4版について聞かれた二見氏は慎重に言葉を選びながら「やりたいです」と答え、藍井さんは「やってほしいです」と声をかけていた。本日発表された主題歌については、「藍井エイルさんと春奈るなさんの曲は2人のヒロインであるセブンとレインをモチーフにしているんです」と回答、どちらの曲がどちらのヒロインなのかは明らかにされなかった。

ストーリー部分のプレイ時間は約20~30時間程度のボリュームがあるとのことだ。発売後のアップデートについては「あります!」と即答。アップデート内容は“オンラインに関する大きな機能”を予定しているそうだ。

主題歌となる「シンシアの光」について聞かれた藍井さんは「さっき流れたのはサビの部分だけですが、全体を通して聞くとすごいギミックのある楽曲になっているんです」と魅力を紹介、ギミックやアレンジに注目して聞いてほしいと語っていた。

最後に本ステージに登壇した感想を聞かれ「ソードアート・オンラインというタイトルが台湾の方に非常に認知されていて、ファンの熱い思いを直接感じ取ることができ、うれしく思っています。(二見氏)」「アニメが架け橋になっていって、アニメに対する愛情を台湾の方々からすごく感じます。たくさんの方に集まって頂いて、海外にもこんなに仲間がたくさんいるんだと知ることができて幸せでした。プレイするのが楽しみです。(藍井さん)」と答えていた。

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