2015年1月28日から2月1日までの期間、台湾・台北市の台北世界貿易センターにて開催された「台北国際ゲームショウ 2015」を振り返る。

目次
  1. 豪華なクリエイター陣が登壇し、来場者と一緒に盛り上がったPlayStationブース
  2. 広大なエリアにブースを構えた「Tower of Saviors: 神魔之塔」
  3. 台湾の大手ゲーム情報サイト「巴哈姆特(バハムート)」
  4. すべてのコンテンツに対して熱く盛り上がる来場者
  5. 会場の様子を写真で振り返る
  6. 会場を盛り上げたコンパニオンたちを紹介

2月1日に閉幕した台北国際ゲームショウ 2015は、過去最大の規模となり多くの人が訪れた。ここでは、本ゲームショウを写真とともに本ゲームショウを振り返ってみたい。

豪華なクリエイター陣が登壇し、来場者と一緒に盛り上がったPlayStationブース

ソニー・コンピュータエンタテインメントは、会場の真ん中にブースを構え、ブースの中央にステージを設置。各タイトルのクリエイターや多彩なゲストを招いたステージが連日行われ、登壇者と来場者が一緒になって盛り上がる様子が印象的だった。

特に「ソードアート・オンライン ―ロスト・ソング―」「ワンピース 海賊無双3」「ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン」といったIPの絡むタイトルのステージの盛り上がりがすごく、各コンテンツの熱狂的なファンが訪れていたようだ。

聞いたところによると、台湾では日本のアニメやゲームに慣れ親しんだ人が多く、日本語に興味をもつ人も多いようだ。ほんとんどのステージが日本語で行われたのだが、通訳が入る前に理解している人も多かったようだ。

PlayStationのハードなどを購入できるカウンターには長蛇の列ができていた

広大なエリアにブースを構えた「Tower of Saviors: 神魔之塔」

おそらく会場で最も多くの人が訪れたであろう「Tower of Saviors: 神魔之塔」ブース。本作はiOS/Android向けパズルアプリで台湾では絶大な人気をほこっており、会場が開くとステージに全速力で走る姿を見ることができたほどだ。

とにかくすごい量の人が訪れていた

ステージでは、タイムアタックやコスプレショウなどが行われていた。ステージ前以外は人が流れるようになっており、多くの人が楽しめる工夫が施されていた。

タイムアタック大会 開場するとステージに一直線
ゲーム内のキャラクターに扮したコンパニオンたち

また、コンパニオンたちが積極的に来場者に話しかけ、ポラロイドカメラで一緒に記念撮影し、ソーシャルサービスへの投稿を促すなど、会場の盛り上がりをネット上に波及させる試みも行われていた。このような試みはこのブース以外でも行われており、定番の施策になりつつあるようだ。

ポラロイドカメラで記念撮影
他のブースでは列に並ぶ人にスマートフォンを使って説明するコンパニオンも

台湾の大手ゲーム情報サイト「巴哈姆特(バハムート)」

本ゲームショウでは、各メーカーのブースでさまざまなグッズがプレゼントされるのだが、そのグッズの持ち運びに多くの来場者が使用していたのが「BAHAMUT」の文字とロゴが書かれた紙袋だ。これは台湾の大手ゲーム情報サイト「巴哈姆特(バハムート)」が会場の入口で配布しているもので、中には会場限定の新聞やチラシが入っている。

ブースの様子 多くの人が手にしていた紙袋と新聞

新聞には前日のゲームショウでの出来事がフルカラーで印刷されており、毎日最新の内容で印刷されている。中国語だけでなく英語での記事もあるほか、当日のステージスケジュールも確認可能だ。もちろん、ウェブサイトではリアルタイムに記事が更新され、会場内に設置されたブースに著名なクリエイターを招き、生放送なども行われていた。

英字記事 前日のイベントの様子が一目でわかる

すべてのコンテンツに対して熱く盛り上がる来場者

日本のIPコンテンツやスマートフォン向けのゲームアプリに対して高い関心が持たれているのはすでに書いたとおりだが、子供の頃から欧米タイトルを遊んでいる人も多く、Intel Extreme Masters Taipei 2015のステージで行われた「League of Legends」や「StarCraft II」の大会には多くの人が詰めかけていた。

このように、どんなジャンルでも良質のコンテンツであれば熱く盛り上がることのできるファンが多いと感じた。実際に会場を訪れていたクリエイターからも同様の言葉を聞くことができ、ゲームを開発する側にとっても刺激的な市場のようだ。

会場の様子を写真で振り返る

スマートフォン向けなのか汚れを弾くコーティングの実演も

会場を盛り上げたコンパニオンたちを紹介

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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