ジークレストは、5月30日に東京ファッションタウンビル ビッグサイト TFTホール「夢王国と眠れる100人の王子様」「@games」「ポケットランド」の合同オフラインイベント「ジークレストゲームフェスタ」を開催した。
会場内では「夢王国と眠れる100人の王子様」のキャラクターパネルやコラボジュエリー、各タイトルの設定イラストや情報が書かれた展示パネルを掲示。さらにフォトスポットや衣装、バルーンアートなど、オフラインならではの催しがユーザーを楽しませる。
アイテムカードや「夢王国と眠れる100人の王子様」初のグッズ販売も、開場から数時間が経過しても列が途切れないほど。フリースペースはさっそく中身をチェックする人たちで溢れていた。「夢王国と眠れる100人の王子様」の一部グッズは今後アニメイトでも取り扱いが決定したので、今回手に入れられなかった人は改めてチェックしておこう。
朗読劇あり、フリートークありの「夢100」限定イベント
抽選に当たった人だけが参加できた「夢王国と眠れる100人の王子様」ステージイベントには、赤羽根健治さん(リド/アルマリ役)、岸尾だいすけさん(ティーガ役)、村瀬歩さん(トルマリ/ヒナタ役)の3人が登場し、まずはリドとティーガによる朗読劇「あなたに贈る最高のプレゼント」へ。ダイヤモンドの乙女への贈り物に悩むリドに対し、すでに決まったというティーガ。なかなか煮え切らないリドをティーガが街へ誘いだすが、控えめで可愛らしいものを好むリドと派手好きなティーガの意見は全く合わないが、ティーガは自分たちのもつ指輪と似たものを贈ろうと提案する。
続いて、双子の王子であるアルマリとトルマリの朗読劇へ。引っ込み思案なアルマリに対し、とことん世話を焼いてしまうトルマリ。構いすぎてちょっと申し訳ないという気持ちも抱くトルマリは、アルマリこそ国の事を考える良き王子だといい、アルマリもトルマリに感謝を伝えるという仲睦まじい様子をみせる。
すでにゲームをプレイしているユーザーにはお馴染みだが、赤羽根さん演じるリドは明るい好青年だが兄弟へのコンプレックスを抱いており、アルマリもあまり周囲へ強く出れない大人しい王子だ。岸尾さん演じるティーガは明朗快活、村瀬さん演じるトルマリは女の子のような外見ながら芯のしっかりしたアルマリの双子の兄。今回の朗読劇には登場していないが、同じく村瀬さんが演じるヒナタは甘えん坊でわがままなところも可愛い王子と、本作には総勢100人の個性豊かな王子が登場する。
また、本作に欠かせないのがピースをなぞって消していくパズルゲーム。上手く操作すると王子たちからボイス付きで褒めてもらえるという、頑張り甲斐のある要素も含まれている。ここで、声優陣もパズルゲームにチャレンジ。軽快にピースを消していく赤羽根さんに対し、チャンスが生まれたのにうっかり逃してしまった岸尾さん。いざ自分の番だとなかなかピースが見つからないと少し慌てた様子をみせた村瀬さんが1回ずつプレイし、堅実なスタイルをみせた赤羽根さんが最も高いスコアを叩き出した。
プレゼント抽選会に用意されたのは、トルマリ、アルマリ、ティーガ、リドをイメージさせるジュエリーをデザインした世界に1つだけのアクセサリー。抽選で選ばれたファンに対し、声優陣が直接プレゼントを手渡していた。なお「夢王国と眠れる100人の王子様」の「太陽」と「月」をイメージした「U-treasure by K.UNO」とのコラボレーションジュエリーも受注販売が決定している。本イベントでの先行販売に加え、6月15日よりオンラインストアで受付開始となるので興味のある方はアクセスを。
限定アイテムもプレゼント!「@games」「ポケットランド」ステージイベント
「@games」「ポケットランド」ステージイベントではファンの前にプロデューサー陣が登場し、スマートフォン版やギルドバトル「ポケットナイツ」のリリース、さまざまなコラボレーションなど8年の軌跡を振り返る。「夢王国と眠れる100人の王子様」でのコラボイベントでは「@games」と「ポケットランド」で異なる展開をみせたり、ポケットランドのナビットがイケメン王子になったりと、オリジナルでは得られない新しい経験ができるイベントに仕上がっていた。
イラストコミュニケーションサービス「pixiv」で行われたアバターコンテストではじつに1500件近い投稿が集まり、入賞の6作品に絞るのが大変だったという。うち3作品は5月24日に商品化されており、残りも夏までには実現する予定。まだ詳細は明かせないが、これから秋にかけて驚きの内容も含めたコラボ企画も多数行っていくそうなので詳細を待っていよう。
ここで、話題は「ポケットナイツ」へ。メインビジュアルには過去に人気のあった衣装が取り入れられておりスタッフの間でとても評判が良かったことや、開発当初はバトルの仕組みよりもアバターをどう動かすかに注力したこと、ナビキャラが開発メンバーの投票で選ばれたことなど、数々の裏話が明かされる。今後はタウンマップも導入していきたいという展望も覗かせ、会場のファンだけに向けたプレゼントも提供された。
「未来のわくわく」として、決まったばかりというオープン9周年お祝いイベントの開催も明かされた。「ポケットナイツ」も含めた全セルフィファミリーが参加するものとなり、期間は7月末~8月末を予定。6月中にはPC版ポケットランドの提供と記念プレゼントキャンペーン、6月~7月に向けた新イベント開発も行っている。秋には書籍化も行い、絵本のようなデザイン、アートワークの収録、バックステージが覗けるものなどが検討されているそうだ。
最後に非売品アイテムをプレゼントするじゃんけん大会も実施。8月1日の9周年を前に、ますます盛り上がる今後の展開をお楽しみに。