日本一ソフトウェアは、PS Vita用ソフト「夜廻」を2015年10月29日に発売する。価格は、パッケージ版が5,980円(税抜)、ダウンロード版が5,143円(税込)。
本作は、「夜闇に潜む恐怖」をテーマに、幼い少女がひとり、夜道を彷徨う探索型のアクションゲーム。少女は夜の闇の中に消えた大切なものを探して、幾度となく夜の街に繰り出す。“かつては、夜闇を怖れる小さな子供だった。”そんな子供の頃を思い出す、少し不気味でノスタルジックなゲームとなっている。
初報となる今回は、ゲームのストーリーといくつかのキーワードから見えてくる本作の概要についてお届けしよう。
ストーリー
幼い彼女は生まれて初めて、「死ぬこと」について考えました。
幼い少女は、飼い犬を散歩していました。しかし、彼女の不注意によって犬は事故に合い、どこかへいなくなってしまいます。
からっぽのリードを引いて帰ってきた彼女を見た姉は、犬を探しに外へ飛び出していきました。
ひとり残された主人公も遅れて家を出ますが、そこに広がっていたのは、見知った昼間と全く異なる不気味な夜の街でした……。
少女
消えた愛犬と姉を探して、夜の街を彷徨う少女。
消えた愛犬と姉
事故に合った愛犬と、その行方を探して夜の街に飛び出した主人公の姉。犬を探しに出かけた姉は家に戻ってこず、犬と一緒に行方がわからなくなる。
ゲーム概要
本タイトルは昼とは全く違う顔を持つ、不気味な夜の街を探索するゲーム。少女は消えた愛犬と姉を探し、夜の街をひとり、さまざまな場所を訪れる。探索場所の多くは夜闇に包まれており、前方を少女が持つ“懐中電灯”で照らしながら進んでいく。
懐中電灯を手に夜道を進む
夜闇に包まれた街の中には、灯りがなければ判別できないものがたくさんある。住宅の塀や電柱、街道の木々すらも夜闇に紛れ込んでいる。道沿いや道端に気になるものがあれば、そこに光を当ててみよう。
夜に見る街の姿
夜の街にはどこか、言いようのない不気味さが漂っている。昼間人気があった場所も、夜になると静かになり、少し雰囲気が違って見える。夜だからこそ立ち入れる、そんな場所もある。
夜闇に潜む恐怖
夜闇には、得体の知れない“恐怖”が潜んでいる。暗い夜道、道端の街灯下に佇む黒い人影。ふと背後に感じる、誰かの気配。夜闇に感じる恐怖は、どこか薄気味悪さもある。
近づき、光をあてれば恐怖の正体がわかるかもしれないが、それは“危険なもの”かもしれない…。全ては夜の暗がりに沈んでいるのだ。