セガ・インタラクティブは都内にて、自社のアーケードゲーム展示会「SEGA PRIVATE SHOW 2015 SUMMER」を開催した。
こちらのイベントでは、「艦これアーケード」、「マリオ&ソニック AT リオオリンピック アーケード エディション(仮称)」といった注目作を始め、複数のタイトルがプレイアブル出展されていた。本稿では、「マリオ&ソニック AT リオオリンピック アーケード エディション(仮称)」のインプレッションとその他の出展タイトルを紹介していこう。
「マリオ&ソニック AT リオオリンピック アーケード エディション(仮称)」
本作は、任天堂から2016年春にWii Uおよびニンテンドー3DS向けにリリースされる「マリオ&ソニック AT リオオリンピック」のアーケード版。2016年春に全国のアミューズメント施設で稼働される予定だ。
基本的なゲームシステムは家庭用版に準拠したものだが、実際に身体を動かしてプレイするという、アーケード筐体の特徴を生かしたゲーム性は本作ならでは。キャラクターは、マリオ、ソニック、ルイージ、ピーチ姫、ワリオ、テイルス、ナックルズ、シャドウといったお馴染みの面々が登場。もちろん、キャラクターごとに性能は異なる。
競技は「100m走」、「やり投げ」、「ハンマー投げ」、「アーチェリー」の中からチョイスした3種目を遊ぶことができる。
マシンに付けられている2つのレバーと足元のフットセンサーを使ってプレイするのだが、これがなかなか本格的だ。100m走は実際に足を動かして「走る」ことを体感できるため、なかなか運動になる。プレイし終わったあとは、うっすらと汗をかいたほどだ。やり投げは、走ることに加えヤリを投げるタイミングも重要だ。投げる瞬間レバーを操作するのだが、筆者は初めてプレイしたこともあってか、タイミングが合わず遠くまで飛ばすことができなかった。
また競技によっては、ジャンプも大きなファクターとなっている。実際にジャンプするので最初は戸惑うかもしれないが、慣れてしまえばかなり気持ちいい! 1回のプレイ時間は15分くらいなので、軽い気持ちで遊んでみるのもいいだろう。また本作は、最大4人での同時プレイにも対応している。友達同士でプレイすれば、盛り上がること必死だ。実際に身体を動かすというプレイスタイルのため、運動不足解消にもなりそうである。稼働時期は2016年春なので登場はまだ先だが、リリースを今から楽しみに待ちたい。
艦これアーケード
ブラウザゲームとして登場し、今や押しも押されぬ大ヒットコンテンツへと成長した「艦隊これくしょん-艦これ-」。そのアーケード向けタイトルとして今秋可動に向けて開発されているのが、「艦これアーケード」だ。
「艦これアーケード」のコーナーに入って最初に目についたのは、個性溢れる筐体デザインだ。「艦娘」を上部に大きく配置したビジュアルや、その横に描かれている「出撃」の二文字は、遠くから見てもひと目で「艦これ」だと分かる。
操作形態も、実に「艦これ」らしい。操舵輪と船速レバーはなかなか本格的な作りだし、キャラクターの描かれたトレカとゲームが上手く連動しているという点も良い。「艦これ」では2Dイラストで描かれていた艦娘たちが、本作では3DCGで登場することも、ファンにはたまらない要素と言えるだろう。ちなみに、どのトレカが排出されるかはランダム。目当ての艦娘が出るまではヤキモキしようだが、それだけに、お気に入りの艦娘が出た時の喜びはたまらないものがあるだろう。
なお、ゲームの詳細については、こちらのインプレッションに詳しいので、ぜひ一読してほしい。「艦これアーケード」の魅力の一旦を感じてもらえるはずだ。
その他のタイトル
自分だけのネイルシールが作れるプリント機「ネイルプリ NAIL STICKER PRINT」。スマホアプリとの連動や、1500種類以上のデザインなど、ネイルアート好き女子は見逃せないマシンとなっている。稼働時期は2015年11月を予定。
2016年春に稼働予定のメダルプッシャーゲーム「バベルのメダルタワー」。最大1000枚、高さ30cmのメダルタワーは一見の価値あり! ついつい遊び続けてしまうボーナスゲームの存在も、プレイアビリティを高めるのに一役買っている。
最新プライズマシン「UFO BOWL」。ドーム型キャビネットを採用しているため、上から覗きこんで景品が狙いやすいという特徴を持つ。こちらは2016年2月に登場予定だ。