セガ・インタラクティブは、アーケードゲーム「マリオ&ソニック AT リオオリンピック -アーケードゲーム」のロケテストを、12月9日より東京都内の3ヶ所で随時実施する。それに先駆け、今回のロケテストのバージョンを遊んでみた感触を紹介する。
7月に発表されると同時にロケテストが実施された「マリオ&ソニック AT リオオリンピック-アーケード エディション(仮称)」は、身体を思い切り動かしながら楽しめる、体感スポーツゲームとしての特徴を持つゲームとなっている。
前回のロケテストからおよそ5ヶ月ほどの期間を経て、正式タイトルを「マリオ&ソニック AT リオオリンピック -アーケードゲーム」として満を持して行われる今回のロケテストでは、ゲーム内で楽しめる全ての競技を収録しており、1ヶ月弱の長期間にわたって東京の3店舗に設置される。
そのタイミングに合わせて、今回のロケテストで使用されるバージョンを一足先にプレイする機会をいただいた。基本的な遊びの要素と、前回のロケテストでプレイ可能だった4種目については、すでにお伝えしているのでここでは割愛するが、新たにプレイできた5種目の概要と、アーケードゲームの成績やキャラクター情報などのプレイデータを保存できる「Aime」に対応した要素について紹介していこう。
※今回プレイしたゲーム機はCGとは異なります。
新たにプレイできる5種目もバリエーション豊か!
先ほどからお伝えしている通り、今回のロケテストでは、新たな種目として「新体操クラブ」「100m自由形」「110mハードル」「トランポリン」「走幅跳」を加えた、計9種目の競技を選択できる。ここでは5種目それぞれの特徴について、プレイした感覚と合わせて説明しよう。
新体操クラブ
新体操クラブでは、画面下のアイコンに、落ちてくるマーカーが重なった瞬間に、タイミングよくマーカーが指示する方向にレバーを引くという操作により、キャラクターが実際に演技をしている姿を楽しめる種目となっている。
最初は左右のアイコンともに同じ方向を向いているので簡単だが、演技が進むごとに、アイコン同士が繋がっている間レバーを入れ続ける操作や、左右で異なる方向にレバーを入れたりと、操作が複雑化していく。コンボを全て繋げるのは至難の業となっているが、上手く操作に慣れていけば、まるでリズムゲームを遊んでいるかのようにリズミカルにレバーを操作できるようになるはずだ。
100m自由形
100m自由形は、前回紹介した100m走と同様、レバーを前に倒してパワーを溜め、スタートの合図に合わせて手前に引くことでスタートダッシュを決めることができる。100m走と大きく異なるのは、前に進むための方法。手で水面をかくようにレバーを回転させるとスピードがアップしていくので、ひたすらにレバーを回そう。
そしてゴール手前には、ジャンプゾーンが存在。ゾーンに差し掛かったタイミングでジャンプすることで一気に加速し、ラストスパートを決めることができるので、最後の一瞬まで気を抜かずに泳ぎきろう。
110mハードル
100m走と同じく、ひたすらゴール目指して足踏みをすることになる110mハードル。ただし、その名前の通り、大きな障害になるのが道中に一定間隔で置かれているハードルたちだ。
ハードルはタイミング良くジャンプすることで回避できるのだが、逆にタイミングがずれるとぶつかってしまうことも…。さらに、最後のハードル越えに成功すると、そこから一気にスピードアップするので、ジャンプのタイミングを掴んで確実に決めておきたいところ。
走幅跳
種目に対するイメージの通り、ジャンプが大きなカギを握る走幅跳だが、まずは足踏みでマックススピードへと加速させていく。その後、ジャンプするタイミングを知らせるゲージが0になった瞬間に飛ぶのだが、ベストのタイミングに対してその時点でどの程度ずれているのかを知らせてくれるので参考にするといいだろう。
さらに空中で体制を整える際、もう一度タイミング良くジャンプすることでさらに距離を伸ばすことができる。なかなかタイミングを掴みづらい競技ではあるものの、この種目に関しては試技が2度用意されていて、より良い記録が採用されるので、たとえ1回目で失敗したとしても、2回目に調整することで高記録を狙うことができる。
トランポリン
最後に紹介するのが、これまたジャンプがポイントになるトランポリン。キャラクターがトランポリンの布に降りたタイミングでジャンプをして、その結果が良いほど空中上で長時間演技ができるという仕組みになっている。
空中での演技はレバーを使って行う。限られた時間の中でより多く指定された方向にレバーを引くことでより高得点を狙えるようになる。もちろん早いに越したことはないのだが、ジャンプ後すぐのタイミングは頭が切り替わりづらいので、落ち着いてひとつずつ対処することで良い結果を生み出せることもあるだろう。
各種目はそれぞれに特色が出たものになっているが、操作自体はお互いの種目ごとに連動性もあるため、比較的すぐに慣れることができるだろう。実際、筆者も一部の種目ではすぐに慣れて好結果を出すことができた。身体を動かす楽しさを感じつつ、ゲームとしてのポイントもあるので、間口は広いゲームになっている。
ちなみに、競技ごとに☆マークの評価がつくのだが、獲得した☆の数が多いとお楽しみ要素も待ち受けている。また、今回は一人でのプレイだったのだが、本作は最大4人での同時プレイに対応しており、ここでは紹介していない、多人数ならではの種目も用意されているそうだ。このあたりはぜひ実際に店舗でプレイして確かめてほしい。
Aimeを使用することでキャラクターを開放できる!
最後に、本作がAimeに対応していることにも触れておきたい。ゲームデータを保存できるのはもちろんだが、さらに結果に応じて手に入れた称号のセッティングや、継続してプレイすることでキャラクターを開放することが可能となっている。実際、今回操作したドンキーコングもAimeを利用したプレイによって開放されるキャラクターになっているので、これまでに公開されているキャラクター以外に、どんなキャラクターが登場するのかにも注目してほしい。
全種目が出揃い、ますます面白さの広がった「マリオ&ソニック AT リオオリンピック -アーケードゲーム」。正式稼働は2016年春予定とまだ先ではあるが、アーケードゲーム特有の、一緒に遊んで白熱する感覚を味わえるタイトルとなっているので、この機会に足を運んでみてはいかがだろうか。
ロケテスト情報
12月9日(水)より1月6日(水)まで実施予定
セガ 東京ドームシティ
東京都文京区 後楽1-3-61
http://tempo.sega.jp/am/tokyo-domecity/
12月11日(金)より1月6日(水)まで実施予定
セガ池袋GiGO
東京都豊島区 東池袋1-21-1
http://tempo.sega.jp/am/ikebukuro/
セガ イオンモールむさし村山
東京都武蔵村山市 榎1-1-3-2059
http://tempo.sega.jp/am/musashimurayama/
ロケテスト写真撮影コーナー
各会場には、自分の競技記録も一緒にわかる撮影コーナーや、マリオとソニックになりきれるオリジナルフォトプロップスが用意されている。プレイした人は、記念に撮影してみよう!
※ロケテストのため、日程、場所、内容については予告なく変更する場合がありますので、予めご了承ください。
「マリオ&ソニック AT リオオリンピック -アーケードゲーム」公式ホームページ
http://sega-interactive.co.jp/release/mario_sonic_ac_location-test01/