バンダイナムコエンターテインメントは本日9月20日、東京ゲームショウ2015にてPS4/PS3用ソフト「ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン」のスペシャルステージを実施した。

目次
  1. 4人同時プレイで対戦!
  2. 気になるストーリー導入部の一部カットを紹介!

今年のTGS 2015 バンダイナムコエンターテインメントブース最後のステージを飾ったのは、2015年12月17日に発売が決定したPS4/PS3「ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン」ドドドドド ステージ。

本作は“2vs2のタッグバトル”にフォーカスし、漫画「ジョジョの奇妙な冒険」第1部~第8部に登場するキャラクターが、時代や世界や敵味方を越えたコンビを組んで入り乱れるスタイリッシュジョジョアクション、いわゆるごちゃ混ぜ乱闘バトルが楽しめる。

サブタイトルの「アイズオブヘブン」は、本作の完全オリジナルストーリー(モード)を指しており、物語は原作者・荒木飛呂彦氏の監修のもと、奇想天外な展開が楽しめるとのことだ。

右から松山洋氏、新野範聰氏、上田燿司さん

今回壇上には、下ろしたてのネクタイで決めたバンダイナムコエンターテインメント プロデューサー・新野範聰氏、この日のために作った岸辺露伴の衣装を着たサイバーコネクトツー 代表取締役社長 兼 ディレクター・松山洋氏に加え、プンプン匂い立つゲームを嗅ぎ分けてやってきたロバート・E・O・スピードワゴン役・上田燿司さんが姿を現した。

ステージではまず、東京・池袋のJ-WORLD TOKYOUにて10月1日より開催される発売記念コラボ、ローソン限定購入者特典となる仗助・億泰・康一の勝利セリフカスタムボイスセット、TOWER RECORDS渋谷店・TOWER RECORDS CAFE表参道店とのコラボとして、予約購入特典にエンリコ・プッチの勝利セリフ、ホワイトスネイクのカスタムボイスが付属することも決定。ほかにも、タワーレコード渋谷店とのコラボイベントが予定されている。

そして本作のデザインが施されたPS4 HDDベイカバー同梱のPS4刻印モデルも発売決定。こちらは来週9月24日より本商品の予約開始を知らせるメール登録が、ソニーストア公式サイトにて開始されるとのことだ。

さらに、“本作最高のコンビ”を決定するトーナメントWEB番組が10月某日に配信決定。本番組では新野氏、松山氏、さらにお笑い芸人・ケンドーコバヤシさんを迎え、40名以上の参戦キャラクターによる独自のコンビをユーザー投票などで決定し、CPU同士で競い合わせるという。

なお、公式Twitterでの投票により、人気上位コンビがTournamentに送り込まれる企画も実施決定。こちらは10月1日より開始される見込みだ。

さらにここで、初公開となる最新PVが公開された。会場ではキャラクターが出てくる度に拍手が巻き起こり、ファンも熱さを魅せつけてくれる。ストーリーモードのコンセプトビジュアルも、プッチ神父の背後に“黒い誰か”が控えているようだが、一体、誰なのだろうか…。

4人同時プレイで対戦!

ゲームに関する新たな情報として、なんと“プレイヤー4人による2vs2のタッグバトル”に対応することが明らかにされた。今回は実演を通して紹介するということで、新野氏、松山氏、上田さんに加え、iOS/Android「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストシューター」のプロデューサー・本間健太郎氏も登場し、この4人でバトルをすることに。

タッグを組むのは、当然スピードワゴンを選ぶ上田さん×露伴の格好だけどジョナサン・ジョースターを選ぶことになった松山氏。対するは新野氏の花京院典明×本間氏の空条承太郎という第3部の黄金コンビだ。

中央・本間健太郎氏

大戦ステージとなる「ジョースター邸」は、第1部で物語が大きく動いた“館に火が回っている時”の状況を再現。最初は種火であったものが、時間経過とともに火事へと発展したり、対戦中に急にゾンビが襲いかかってきたりと、インタラクティブな戦況が楽しめる様子。

上田さんは普段あまりゲームをしないことから、プレイする前からガチガチに緊張していたようだが、誰でも簡単に楽しめることを伝えるための初心者代表になることを宣言。各キャラクターには原作をフィーチャーしたさまざまなスキルが用意されているようだが、スピードワゴンは貧民街の仲間を呼び出して戦うなど、ユニークな戦術も用意されているようだ。

バトルも中盤に差し掛かると、新野氏の操る花京院があえなく再起不能。すると、花京院はパワーある像(ビジョン)になり、スキルを一つだけ使い、残された仲間のフォロー、もとい敵に対するお邪魔キャラとして活動できるようになる。

さらに、残された承太郎も花京院の思いを受け継ぐかのように、大幅なパワーアップが施される。しかし、上田さんも松山氏も負けじと専用演出が見られるコンビ攻撃を発動し、承太郎をやっつけて見事勝利を果たした。

上田さんはゲーム中、何が何だか把握しきれなかったようだが、スピードワゴンの新しい一面を見られて興奮したと語ってくれた。なお、ストーリーモードのスピードワゴンは、“さまざまなジョジョたちを繋ぐ”特殊な役割を任せられているとかで、終始出ずっぱりなのだとか。抑揚の聞いたハイテンションなセリフの数々を想像するだけで、こちらも期待が高まってしまう。

ちなみにゲームのボイス収録に臨んだ上田さんは、胸が高まるストーリーに仕上がっていること、そして現場では新野氏が結構厳しくディレクションすると語る。

ジョジョ作品はファンからかかる期待と、それを作り上げるクリエイターの熱意が合わさり、気合のが入った現場であることが知られているが、本作もその例に漏れず、出演者たちは実際に戦っているかの如く体力と喉を使う演技でそれに応えているようだ。

なお、松山氏はここで原作者・荒木氏について、「あの人、本当に天才ですね!」と改めて大絶賛。これはなんでも、荒木氏の監修は全部で4回にわたったというが、その度に開発現場が思いもつかないような展開を用意してくれたことからその思いに至ったとコメントしていた。

iOS/Android「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストシューター」では記念イベントも実施中。

イベントの最後、なんと会場限定でストーリーモードの導入部分が公開されることが決定した。このサプライズは、会場にわざわざ足を運んだ来場者にとっても非常に嬉しかったのか、一斉に拍手が巻き起こる。

そして上田さんがあの名台詞「スピードワゴンはクールに去るぜ」を決め、今年のバンダイナムコエンターテインメントのイベントはすべて終了となった。

気になるストーリー導入部の一部カットを紹介!

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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