千葉・幕張メッセにて開催された「東京ゲームショウ2015」。ここでは9月20日にスクウェア・エニックスブースで行われたPS4/Xbox One/PC用ソフト「ジャストコーズ3」のステージをレポートする。
「ジャストコーズ3」は、CIAのエージェントであるリコ・ロドリゲスを操作して、独裁者ディラベロ将軍に支配されたメディチ諸島を解放するためにさまざまなものを破壊していくオープンワールド型アクションゲーム。前作から約5年の時を経て発売される本作は、PS4になったことでグラフィックが進化し、さらに圧倒的なスケールで破壊が楽しめるようになっている。
最大の特徴は腕からワイヤーを射出する“グラップリングフック”だ。リコはこのワイヤーを地面に射出して巻き取ることで高速で移動することができる。さらに本作からワイヤーをリコから切り離して違う場所に打ち込むことができるようになった。これを利用することでワイヤーを打ち込んだもの同士をぶつけての破壊が可能となった。
ここでは、ローカライズプロデューサーの赤石沢賢氏、ローカライズディレクターの山本大輔氏、本作のゲームディレクターを務めるローランド・レスターリン氏、リコ役を演じている白熊寛嗣さんが登壇したステージをレポートする。
本ステージでは、ローランド氏が島のオブジェクトや敵の拠点を破壊する映像を使って本作を紹介していくというもので、3つの破壊の仕方のなかから来場者が見たいものを選択していく。
まずは、ディラベロ将軍の権力の象徴である像を破壊することに。トラクターを使って破壊する“復讐の農家”、像の手を使って破壊する“自分を殴らないで”、車を使って破壊する“カータパルト”の3択となり、“自分を殴らないで”が選ばれた。像の頭と手に“グラップリングフック”をくっつけて引き寄せることで手で頭を叩かせて破壊することに成功していた。
続いて破壊する場所は敵の拠点。選択肢は、飛行機を使って破壊する“優雅な空の旅を”、車を使って破壊する“空飛ぶ車”、オブジェクトを使って破壊する“ボーリング・ボール”の3つ。ここでは“優雅な空の旅を”に決まり、軍の基地のような場所から戦闘機を盗み、それを拠点に突撃させ大爆発起こしていた。そのド派手な演出に会場から拍手が起こったが、白熊さんが「花火じゃないから!」とツッコミを入れていた。
次のターゲットは島と島とつなぐ大きな橋だ。今回は船で破壊する“この波に乗れ”、軍用ヘリで破壊する“チョップ!チョップ!”、ミサイルを使って破壊する“ハイドラミサイル”のなかから、“ハイドラミサイル”が選ばれた。
崖から飛び降りて滑空して、橋の下に到着したところでパラシュートを展開、その状態で橋の支柱に向かってミサイルを撃って破壊することに成功、さらに橋を通っていた車が地面に叩きつけられいたるところで爆発を起こしてしていた。
最後は敵のレーダー施設を破壊することに。選択肢は銃火器を使って破壊する“俺の銃の方がデカい”、戦車を使って破壊する“ここまでやるとは”、パラシュートを使って破壊する“パラショット”という選択肢のなかから”ここまでやるとは”が選ばれた。リコが乗り込んだ戦車は防御力が高く敵の攻撃を受けてもびくともしない。そのまま敵のレーダー施設に入り、近くにいる兵士たちに向かって大砲を撃ちまくっていた。
その流れでリコが使えるすべてのアクションを使って敵の拠点を破壊する映像も公開された。先ほど使っていた“グラップリングフック”、戦闘機、ミサイルなどを使って上空にあるレーダーを破壊していた。
最後に、白熊さんは「僕もまだ映像でしか見ていないのですが、本作でも破壊の限りをつくすヒーローのようなので楽しんでもらいたいです」、ローランド氏は「日本プレイヤーさんたちがどんな破壊をするのか非常に楽しみにしています」、山本氏は「破壊が楽しいゲームなので期待して待っていてください」とコメントしてステージは終了した。