田村睦心さん、中島ヨシキさん、中田譲治さんも挑戦！AC「ドラゴンクエスト モンスターバトルスキャナー」オープニングセレモニーをレポート

本日11月27日より、東京・タイトーステーション BIGBOX 高田馬場店を皮切りに、12月5・6日に埼玉・モーリーファンタジー イオンレイクタウン店、12月12・13日に東京・セガ ワールド 葛西店にて、最新カードゲーム機「ドラゴンクエスト モンスターバトルスキャナー」のロケテストが順次実施される。

本作はドラゴンクエスト（以下、DQ）作品においては「ドラゴンクエスト モンスターバトルロード」シリーズ以来のアーケード向けタイトルとなっており、「自分だけのオリジナルカードを作成」「カードをスキャンしてのバトル」「攻撃に合わせてボタン（もしくはトリガー）を押すインタラクティブ要素」などが魅力となる。

そして本日早朝、店舗開店に先駆けて、本作の開発陣＆出演声優を招いてのオープニングセレモニーが執り行われた。ここでは筐体のお披露目をはじめ、声優陣による実機プレイなど、イベントの模様を伝えていく。

田村睦心さん、中島ヨシキさん、中田譲治さんも登場！

筐体の披露の前に、まずはスクウェア・エニックス プロデューサー・市村龍太郎氏とマーベラス プロデューサー・井上和則氏が姿を見せる。両者は「ドラゴンクエスト モンスターバトルロード」ぶりのDQシリーズの子供向けアーケードゲームを手掛けるということで、日の目を浴びるこの日のために、5年前とは一味違う新たな試み＆機能を本作に盛り込んできだという。

デザインは縦長スリム。これは「ドラゴンクエストV　天空の花嫁」など、いわゆる天空シリーズでお馴染みの「天空城」がイメージされている。コントローラーパネル中央には目を引く緑色のドラゴンが。これは同作に登場する主人公の最強武器「ドラゴンのつえ」を模したもので、プレイ中は勇者（プレイヤー）をかしましく応援してくれる“喋るスキャナー”としての役割を持っている。

遊んでいる最中は、この杖でモンスターや画面上のコードを召喚（スキャン）したり、コンパネに付随しているレバー＆ボタンでゲームを進めていく仕組みだ。

そしてゲーム紹介に先駆けて、本作の出演声優陣の発表＆登場ということで、勇者たちの戦いを盛り上げるバトル実況担当・中島ヨシキさん、しゃべる杖のドラゴンスキャナー担当・田村睦心さん、謎のチケット仮面の担当・中田譲治さんがサプライズで登壇。

中島さんは「バトルの実況を担当させていただくことになり、人生で初めて“メラ”や“ホイミ”を本気で口にしました」と感動を露わに。また、奇抜な格好で会場を沸かせた中田さんは、どうやらチケット仮面（後述）の衣装をイメージして合わせてきたという。

しかし、衣装の再現度を追求せんがために赤＆緑のタイツにチャレンジしようとしたら事務所NG……。だが、身に着けているチャーミーなサングラスは「自分でマーカーで黒塗りしました！」と気合の入れっぷりが語られた。

ここから田村睦心さん＆中島ヨシキさんがゲームに挑戦！

ここで実際にゲームを紹介するために、3人を代表して田村さんがチャレンジすることとなった。ゲームはまず100円を投入し、自身のデータを保存したコードをスキャンした後、1ゲームで3つのバトルに挑む「クエスト」、自身のオリジナルモンスターカードを手に入れる「チケットふくびき」の2種類からいずれかを選択できる。

クエストが始まると、まもののむれが勇者に襲い掛かってくる。戦闘はターン制で、手持ちのカードから3体のモンスターをスキャンし、立ち塞がるまものたちを倒していく。モンスターの攻撃に合わせてボタンを押す直観的な操作、特殊なスキャナーを用いた身体的な楽しみ、テンションゲージの使い方がカギを握る戦略性が、バトルのキモといえる。

しかし、ゲームにあまり慣れていない田村さんは、攻撃に合わせてのボタン操作がおぼつかない様子。それを見かねた市村氏がここで中島さんをボタン役に抜擢。「こういうタイミングを合わせるゲームには慣れています！」と、中島さんはスムーズに役割をこなしていく。変則的ではあるが1人がスキャン係＋1人がボタン係と、友達同士でワイワイとプレイしてみるのも案外悪くないのかも。

その間に中田さんは「ここで中島君、実況してみてよ！」「むっちゃん（田村さん）スキャナーの真似してみて！」「あ、このモンスターならすぐに声当てられるかも（アンクルホーンを指して）」など、筐体周りを賑やかしてくれていた。

そして見事、3人の連係プレイ（？）により、メルキドの守護者でありクエストのボス「ゴーレム」をやっつけることに成功。クエストが終了すると嬉しいご褒美タイムとして、ランダムで選ばれた＆今回倒したモンスターの中から抽選され、計6匹が画面上にラインナップされる。

プレイヤーはその中からモンスターを選択し、思い思いのポーズを取らせて撮影、せいかくスロットを回してステータスを変化させ、それを自身のリアルオリジナルカードとして入手することができる。なお、モンスターにはSサイズ（100円）、Mサイズ（200円）、Lサイズ（300円）とあり、Sサイズならクレジット分（100円）でそのまま入手でき、Mサイズ以降は追加のコイン投入が必要。

Lサイズともなると実際のカード自体がビッグサイズになるほか、ステータスもより強力になるので、お気に入りのモンスターはぜひカード化したいところだ。

続いて、もう一つのゲームモード「チケットふくびき」には中田さんがチャレンジ。ユニークな衣装のチケット仮面は、勇者からの情熱に応じて3サイズのうち、ランダムでカードを抽選してくれる。プレイヤーがそこから“いずれかの無地のカードサイズ”を選ぶと、チケット仮面がカードに封じ込めるモンスターをランダムで選出してくれるというものだ。手早くカードを入手したいという時に便利なモードといえる。

最後の挨拶では市村氏と井上氏より「本作ではまだまだ隠している要素＆機能もたくさん用意していますので、続報に期待してください。また、今回実施予定のロケテストの感想をアンケートに記入してくれれば、その意見はしっかりと吸収していきます」とコメントされた。

なお、イベント終了後は来店者たちに整理券が配られ、早速ロケテストがスタート。ファンが思い思いにゲームに挑戦していた。なお、ロケテストではプレイ前にカードの貸し出しが行われるので、何も持たずにゲームを遊ぶことが可能だ。また、ゲーム終了後、アンケートに回答した人には「オリジナルクリアファイル」がプレゼントされるので、この週末、もしくは今後実施されるロケテストに足を運ぶ際は、こちらのノベルティも忘れずゲットしておこう。