スパイク・チュンソフトは、PC用ソフト「RPGツクール MV」において、本日4月21日より多数の新機能を実装する「アップデートVer1.2.0」を配信した。
また、本日より公式サイトにてMVクリエイターズ ゲームコレクション「Creatures~生きとし生けるもの達へ MV」が公開されたので、気になる人はぜひプレイしてみてはいかがだろうか。
主なアップデート内容
- 素材管理ツールで複数のファイルの一括処理が可能になりました。
- 素材管理で「DLC」ボタンを追加しました。(Steam版のみ使用可能)
- イベントコマンド[ピクチャの回転]で反時計回りの機能を追加しました。
- [ツール]に[オプション]を追加しました。
[オプション]では、透明色の設定とマップのグリッドの設定をすることができます。
UIでダークとデフォルト等4種類のテーマが選択可能 - Windows版でエディタDPIスケーリング機能を追加しました。
- WindowsのDPI設定を変更した場合に、エディタのUI表示などが自動で調整されます。
- マウスホイール操作でマップの拡大縮小機能を追加しました。(Windowsの場合)Ctrl+マウスホイール(Macの場合)Command+マウスホイール
- プラグイン管理に[更新]を追加しました。
- タイルセット[B]の[通行]の左上のタイルを「☆」に固定しました。
Creatures~生きとし生けるもの達へ MV
モンスターの視点から展開する異色の物語を18年ぶりのリメイク。美しき地アストリアに迫る危機の中で、大地に生きるすべての生き物達のあり方を問う。
旧版はRPG ツクール 95で制作され1998年に公開。深いテーマ性が評価され、感涙のRPGとして数々の雑誌に掲載、「Lost Memory」とともにシェアウェアとして空前のヒットとなった。
現在は前編のみを公開。MV版はユーザーへの感謝を込めて完全無料でリリース予定。
物語
雪深き村、スノーライト。暖炉が燃える小さな酒場。談笑する人々の話を突然開いたドアの音が遮った。平穏な村を襲った悪夢のような出来事。伝説の人狼ムーンリットウルフの襲来。だが、その場に居合わせた“センターの戦士”の奮戦で二匹の人狼は追い払われ、子供は奇跡的に生還した。歓喜の声をあげる人間達。
人間……
そう……、そこにいた「人間」という生き物達の中に真実が見えていた者は誰一人としていなかった。