全国5都市で開催される、「白猫プロジェクト」のリアルイベント「やろうよぉ!白猫キャラバン2016」。4月16日の関西会場に続き、4月30日にパシフィコ横浜で関東会場のキャラバンイベントが開催された。今回は、その模様をレポートしていく。
目次
会場内には「白猫」関連のさまざまな展示物が
昨年夏に東京・ディファ有明で開催された、「白猫プロジェクト」の一周年記念イベント「白猫フェス2015」。その後、全国のユーザーから多くの要望があり、今回のキャラバンイベントの開催が実現した。ゴールデンウィークに突入し、気持ちよい晴天に恵まれたこの日。関東会場となったパシフィコ横浜には、多くの白猫ファンが集まっていた。
会場に入って最初に目に付いたのは、白猫関連のさまざまな展示物だ。ユーザーのプレイ画面から作られた「モザイクアート」や声優たちのサイン色紙、10月に発売予定の「ねんどろいど ミラ・フェンリエッタ」に寄せ書きコーナーなど。ステージイベントの参加者の申し込みなども、この場で行えるようになっていた。
ちなみに今回のメインであるステージイベントは、3部構成となってる。当然のことながら同じプログラムでも会場ごとに内容は異なるため、前会場の模様をネット中継で見ていたユーザーでも存分に楽しめるものとなっていた。
第1部は声優陣が協力バトルに挑戦!
会場に設置されたスクリーンに表示された、カウントダウン。それが終わり、いよいよイベントがスタート。MCの紹介でまず最初に登場したのは、本作のプロデューサーである「浅井P」こと浅井大樹氏だ。「やろうよぉ!」のかけ声と同時に同士が登場すると、会場からは大きな歓声が上がっていた。続いてゲストとして、声優陣の「ご当地白猫盛り上げ隊」として登壇。前会場から引き続き出演となる高野麻里佳さんからは、「まだまだ緊張がとれません」との声も聞かれた。
声優陣と浅井Pの挨拶が終わり、会場に来ていたお客さんと開会宣言として「やろうよぉ!白猫キャラバン2016 in」「関東!」のコール&レスポンスでイベントが開幕した。
関東生まれの方はいますか? というMCの問いに対して、手を上げていなかったにもかかわらずなぜか広田さんからつっこみを入れられる八代さん。「お前リハーサルの時に手を上げていたじゃねぇかよ」と言われ、「ほんっと、無意識なんですよ。岩手県盛岡市出身なのに」と返していた。
この日最初に行われたイベントは、「ご当地白猫盛り上げ隊による協力バトルチャレンジ」だ。これはゲスト陣による協力バトルで、ミッションクリアを目指していくというものである。ちなみに今回のイベントでは、ミッション達成ボーナスとして最後に浅井Pによる、ダーツで報酬が決定される。獲得できるダーツの矢の数は、クエストの難易度によって異なる。星9~11のクエストの時は、1本。星12~13をクリアしたときは2本。ノーコンティニューならば、さらに1本獲得することができる。
1回目のチャレンジには、広田さんがホストで、高野さんと八代さん、桜咲さんが参加。抽選の結果、星10の「虚無の遺跡を蝕む衝哭」に挑戦し、無事クリア。広田さんからは、「声優にあるまじき行為をしてしまいました。しゃべりませんでした」と、いきなり謝罪が。
続いて2回目は、ホストが「白猫プロジェクト」の攻略記事も書いているという中村さん。協力プレイに三浦さんと八代さん、桜咲さんというメンバーで行われた。クエストはどうしますか? と問われた中村さんは「安心できる男もいますし、できちまう男もいるんで、いきましょう! 星12、13!」と大声で答えていた。抽選で決まったのは、「大乱闘!渚のデンジャラス」。こちらも無事クリアとなり、第1部は終了となった。
「白猫」に対する出演者のこだわりが見えた第2部
20分の休憩のあと、次のステージがスタート。この第2部では、3つのコーナーが行われた。まず最初のコーナーは、本日の出演声優陣が生で台本を読み上げる「ドラマ仕立てのご当地限定ストーリー」だ。とても台本通りとは思えないようなやりとりの数々だったが、終了後「最初のページから(台本と)違っていた感じだったですもんね」と高野さんがいっていたように、8割ほどアドリブで演技が行われていたようだ。
続いて行われたのは、「語ろうよぉ!僕の私の白猫ライフ」のコーナーだ。ここでは、「ご当地白猫盛り上げ隊」のメンバーが、普段どのように「白猫プロジェクト」をプレイしているかが写真付きで語られた。
桜咲さんは、愛猫の写真を紹介。普段はバイクで移動しているため、空き時間にゲームをすることがないという。そこで、家でごろごろしながらプレイしているのだが、お腹の上に猫が必ず乗ってくるのだとか。
高野さんが紹介したのは、橋をくじらで渡るというキャプチャー画像だ。SPを使ってリッチにやってみたそうだが、広田さんからは「クジライダー」という照合をもらえたという。中村さんが紹介したのは、ログイン日数が650日になったときのキャプチャー画像だ。なんと、このイベントの3日前ほどになったばかりとのこと。
広田さんが紹介したのは、「ハルカ」「カスミ」「シャルロット」のコンプリート画像だ。最初に引いたのが「ハルカ」で、「カスミ」は去年のフェスの打ち上げのときに酔っ払って引いて当てたという。このふたりが生活を圧迫して、水を飲む日々が続いたのだとか!?
三浦さんの写真は、お風呂でプレイするためのセット。スマホが防水対応していないので、落としちゃいけないという緊張感と戦いながら協力プレイをすると、集中力が上がるのだそうだ。最後に八代さんが紹介した写真は、温泉にキャラクターをつからせているキャプチャー画像だ。初めてゲーム内で温泉に入って楽しむという話を聞いたときに、声が出るという噂を聞き「嘘だぁ。だって、撮ってないし」と思ったそうだ。そこで自分が演じてるダグラスを入れてみたところ、「ふぃ~!」と言うのを聞いて、録音したのを思い出したのだとか。
続いて行われのは、「みんなで参加しようよぉ!ニコ生連動企画」のコーナーだ。これはニコ生のアンケート機能を活用したもので、お題を出してその「YES」の回答率を徐々に下げていくというゲームである。1回目に無事クリアしたあと、時間が余っているということで2回目に挑戦。最後まで順調にいっていたものの、最後の広田さんのところで惜しくもドボンに。罰ゲームとして、せんぶり茶を飲むことになってしまった。
乾杯のかけ声で一斉に飲んだところ、八代さんのところにだけせんぶり茶が入っており、思わず吐きだしてしまう自体に。「俺、さっき見たときに、1個だけ色が違うな」と、広田さんは気付いていたようだった。最後に思わぬ落ちが付いたところで、第2部は終了となった。
広田さんの男気が熱かった第3部の「協力バトルチャレンジ」
再び休憩が入った後、いよいよ第3部が開始に。まず、「きいてよぉ!白猫あるある座談会」のコーナーからスタート。ユーザーが思わず共感してしまうあるある話を、「ご当地白猫盛り上げ隊」が披露。会場内から募集したものと合わせて、関東チャンピオンを決めるというものだ。チャンピオン作品は、後日カルタになる可能性も……。というわけで、渾身の白猫あるあるが披露されていった。
最後に、「ご当地白猫盛り上げ隊」と会場代表を含むあるあるの中から、ニコ生の投票で決定。その結果、30.3パーセントを獲得した高野さんの「恐怖!20%通知!!」が選ばれた。
続いて行われたのは、「やろうよぉ!来場者参戦、協力バトルチャレンジ」のコーナーだ。これは来場者と「ご当地白猫盛り上げ隊」による協力バトルで、先ほどのコーナー同様ノーコンならダーツの矢がさらに1本多くもらえるようになっていた。
全部で3戦行われたのだが、なかでも熱かったのが広田さんがホストを務めた最後の試合だ。選ばれたクエストは、星12「呪われたってオールウェイズ」。会場内からは「一番ダメなやつだよ~」の声も聞こえてくるほどの難易度である。
善戦していたものの、メンバーがダウン。その都度広田さんがジュエルで復活させるという男気を見せていたが、あえなく失敗に終わってしまった。しかし、その男気に浅井Pから1本付けおくという言葉が飛び出し、このコーナーでは全部で6本のダーツの矢を入手することができた。
これで、ひと通りコーナーが終了。イベントの締めくくりとして行われたのが、ミッション達成のチャレンジボーナスである。これまでのコーナーで獲得した11本のダーツの矢を使い、浅井Pが的をめがけて投げていくというものだ。
途中、会場から「メモリアル」コールがわき起こる中、3本の矢を見事に「???のメモリアルルーンの欠片」に的中させた浅井P。ゴールドが1、スタールーンが2、ジュエルが1、メモリアルルーンの欠片が7という素晴らしい結果に、会場もニコ生も大盛り上がり! 中村さんからも、「浅井Pのダーツ技術が私の中の1番のポイントになった」という言葉が飛び出すほどであった。
最後に浅井Pから「10島」の情報も飛び出した!
イベントの最後に、浅井Pから「10島」の情報が公開に。スタッフからネタバレやめてと言われて、今回公開されたのはスライドをカットしたショートバージョンとのこと。舞台となるのは、溶岩がたぎるような場所。ロケーションも炎に包まれたようなところとなっている。
この「10島」には、スイッチを押すことで反対側に渡っていける移動床といったギミックも用意されている。また、爆弾を使って岩を壊しながら移動していくといった要素もあるようだ。
「10島」の登場時期は、5月中~下旬頃の予定。どんなキャラクターも出るかも含めて、楽しみにして欲しいという。ゴールデンウィーク明け以降の紹介イベントで、日程がわかるようになるとのこと。
「やろうよぉ!白猫キャラバン2016」の次回開催は、5月5日の北海道会場だ。こちらもどれだけ盛り上がるのか、今から楽しみである。
(C) 2014-2016 COLOPL, Inc.
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