本日6月5日に、カプコンの新作タイトルのトーク&試遊イベントが、ビックロビックカメラ新宿東口店にて行われた。こちらのプロデューサートークショーの模様をレポートする。
6月9日の「逆転裁判6」を皮切りに、同月23日の「バイオハザード アンブレラコア」、8月25日の「戦国BASARA 真田幸村伝」、10月8日の「モンスターハンター ストーリーズ」と、今年も次々に新作が発売されるカプコン作品。
本日行われたカプコン新作タイトルのトーク&試遊イベントでは、「逆転裁判6」プロデューサー・江城元秀氏、「バイオハザード アンブレラコア」プロデューサー・川田将央氏、バンス・ジェームス氏、「戦国BASARA 真田幸村伝」プロデューサー・野中大三氏、「モンスターハンター ストーリーズ」プロデューサー・辻本良三氏が集い、各作品の紹介を行った。
「バイオハザード アンブレラコア」
先陣を切るのは「バイオハザード アンブレラコア」(以下、「BHUC」)プロデューサーの2人。他作品のファンを引き込みたいと思ってやってきたと話す川田氏と、ゲーム中に登場するキャラクターのような出で立ちで登場したバンス氏だ。
「BHUC」は、「バイオハザード」シリーズの中でもよりアクションに特化した対戦型シューターだ。「バイオハザード」ファンなら見たことがあるであろうマップを舞台に、「ワンライフマッチ」「マルチミッションモード」といったゲームモードが楽しめる。
特にワンライフマッチは、「バイオハザード」ならではの緊張感が味わえるとバンス氏は語る。また川田氏も、本作はさまざまなシチュエーションで戦えるようになっており、これまでの「バイオハザード」の中でも一番過激なシューターアクションだと話した。
自由度が高いカスタマイズ要素も本作の特徴だ。歴代キャラクターになりきれるマスクやデカールなど、さまざまなパーツが揃り揃えられている。
またRE.NET(RESIDENT EVIL.NET)で、自分だけのデカールを作成することも可能。多彩なパーツを組み合わながら、キャラクターを描いたり、模様を描いたりして自由にデカールを作り、自分のキャラクターのフェイスや背中に背負うゾンビジャマーなどに付けることができる。
ソロプレイ用モードももちろん搭載。「ザ・エクスペリメント」は、従来の「バイオハザード」と同じく大量のゾンビと戦い、身を守りながら目的達成を目指す、やり込み要素もあるモードだ。このモードをクリアできれば、対戦でも勝ち残っていけるのではないかと川田氏は話していた。トレーニング的な役割もありそうだ。
「BHUC」は、ゲーム本編のみの通常版、追加DLCが同梱されたデラックスエディション、そして追加DLCとサウンドトラックCD、ブックレット、PS Plus7日間無料体験がついたPS4ダウンロードコード版の3種類が発売予定だ。
「逆転裁判6」「戦国BASARA 真田幸村伝」
続いては、「逆転裁判6」プロデューサーの江城氏と、「戦国BASARA 真田幸村伝」プロデューサーの野中氏が揃って登場した。
本編も追加シナリオもボリューム満点の「逆転裁判6」
今回はW主人公でストーリーが展開される「逆転裁判6」。日本とクライン王国を舞台に、新キャラクターはもちろん、歴代キャラクターも登場する。特に綾里真宵の復活はファンからも大きな反響があったようだ。
シリーズの基本である「探偵パート」「法廷パート」は健在。本作では調べられる場所が増えているうえ、ストーリーが進むと調べた際の内容も変わり、おもしろい発見もあるという。
また本作は、キャラクターの動きや表情にも注目だ。例えばレイファは現在公開されている表情でも、そのバリエーションの半分ほどにしか及ばない。その他のキャラクターも、シチュエーションごとにパーツを変えながら表情を作るなど、3Dモデルでなかなかできないことにチャレンジしていると江城氏は話す。
その江城氏が強くプッシュしたいと話していたのが、数量限定特典だ。「遊べる!逆転劇場 2本セット」は、東京ゲームショウでも出展された「特別法定」を集めるというコンセプトで作られた、“if”の世界が楽しめるショートストーリーだ。
さらには6月30日より、DLC「特別編『時を越える逆転』」が期間限定で無料配信。こちらは「同窓会」がテーマのシナリオで、コンセプトは“結婚とタイムトラベル”だ。
本編のみならず、特典やDLCでもさまざまなシナリオが楽しめる「逆転裁判6」。江城氏は、ボリュームたっぷり、シナリオもやりごたえ抜群なので、ぜひ遊んでほしいとコメントした。
「戦国BASARA 真田幸村伝」
シリーズで初めて、一人の武将の生涯を長編で描く「戦国BASARA 真田幸村伝」。ストーリーの中心となる真田幸村はフルモデルチェンジが施され、見た目も性能もこれまでと異なる。特に本作では「天羽」という、敵から敵に跳ねて空中で攻撃をつないでいく派手でスピーディなアクションが楽しめる。
またライバルの伊達政宗も同じくフルモデルチェンジ。イメージカラーが青の政宗だが、本作では豊臣秀吉の元に白装束をまとって遅参したエピソードが由来の、白い衣装を身にまとっての登場だ。
今回は幸村の父・昌幸、兄・信之がプレイアブルキャラとして追加されているほか、幼少期の幸村「弁丸」、同じく幼少期の政宗「梵天丸」も登場。2人とも元服前で、戦場ではなく稽古場での姿が描かれる。キャラクターの成長が描かれるのも、シリーズ初のことだ。
ちなみに野中氏によると、尾っぽが3本出ている梵天丸のマフラーには、ちゃんと結び方の設定があるのだという。どんな結び方になっているのか、明かされる時を楽しみにしていよう。
今回追加されたバトルシステムのひとつが「武心システム」だ。青い「武心ゲージ」を持つ敵を倒すと、「武心」がドロップ。これを集めると、ステージ中のみではあるがキャラクターがパワーアップする。集めるほどスキルが身についてどんどん強くなっていくので、効率よく倒せばボスも倒しやすくなるのだ。
本作の数量限定特典には、小説「元服・真田幸村」がラインナップされている。こちらはゲームには登場しない、幸村の元服の儀式を小説で描いたもの。幸村の生涯をくまなく追いたい人は、この特典も入手しておこう。
「モンスターハンター ストーリーズ」
ラストを飾るのは「モンスターハンター ストーリーズ」プロデューサーの辻本氏だ。
同作は「モンスターハンター」シリーズ初のRPG。主人公はハンターではなく“モンスターライダー”という、モンスターと共存する民族だ。モンスターが身近に感じられる作品だと辻本氏は話す。
さまざまなキャラクターが登場するが、中でも目を引くのは主人公と行動をともにするアイルー「ナビルー」。これまでのシリーズに登場していたアイルーとは見た目がまったく異なるが、これにも意味があるのだという。なぜこういう姿になったのか、ストーリーで語られるのを楽しみにしてほしいと、辻本氏はナビルーを終始強くプッシュしていた。
本作では、多彩なモンスターと仲間になり、その上に乗ることができる。仲間になったモンスター「オトモン」はそれぞれ特技をもっていて、フィールド上で役立つ場面も多数。さらにバトルでは「絆技」という必殺技を繰り出すこともできる。
オトモンを集める楽しみもあれば、育てる楽しみもある。オトモンは同じモンスターでも秘めている能力が個体ごとに異なり、そのオトモンを「伝承」させると、隠れた力が目覚めるのだ。
そうして育てたオトモンとともに、通信対戦やローカル対戦で他のプレイヤーと対戦することも可能。スタンプも用意されているので、手軽にコミュニケーションを取りながら対戦が楽しめる。
今まで「モンスターハンター」をプレイした人はもちろん、プレイしたことはないがRPGは好きな人もしっかり楽しめるように作られていると辻本氏は胸を張る。シリーズファンも、「モンスターハンター」に触れたことがない人も、期待していよう。
各プロデューサーへのショートインタビューを掲載!
――お互いのプレゼンを聞いて、気になるタイトルはありましたか?
辻本氏:来週「逆転裁判6」が発売されたらプレイするつもりです。出張も控えているので、移動中に進めたいですね。
川田氏:横にいる外国人(ハンス氏)が誰なのか気になります(笑)。ナビルーの可愛さが心に残りました。
ハンス氏:難しいですね、3DSを持っていないので……。
辻本氏:今買って来なさい!(笑)
ハンス氏:でも「逆転裁判6」と「モンスターハンター ストーリーズ」が気になります。昔「逆転裁判」をプレイしてすごく没頭できるゲームだなと思っていたので、久しぶりにやりたいです。「モンスターハンター ストーリーズ」はグラフィックがすごいですよね。RPGも好きなのでプレイしたいです。
江城氏:今日紹介されたゲームのジャンルは全部好きなんです。「BHUC」はキャラクターのカスタマイズが気になりますね。「戦国BASARA 真田幸村伝」も、ワープする真田昌幸で戦ってみたいです。「モンスターハンター ストーリーズ」は収集要素と「伝承」にやりごたえがあっておもしろそうだなと思いました。
野中氏:カプコンタイトルは大体プレイしています。「逆転裁判6」が発売されて、その無料配信シナリオが出る頃には「BHUC」が発売されているので、早くやらないといけませんね(笑)。「モンスターハンター ストーリーズ」も、年末にかけてしっかりプレイさせてもらいます。
――誰のプレゼンが一番おもしろかったですか?
野中氏:ハンスはズルすぎます! 彼のあとにこの(江城氏との)コンビで出るのはプレッシャーでした。
江城氏:でもプレゼンのおもしろさなら僕らじゃないですかね(笑)。ちゃんとしていたのは辻本さん。笑いを入れつつ、しっかりゲームを紹介していて、勉強させてもらいました。
ハンス氏:野中さんと江城さんのプレゼンがおもしろかったです。我々は時間通りには終わったんですが、もっと話せましたね。次回からはもっと長く話します(笑)。
川田氏:僕は辻本のプレゼンが心に残っています。押したいところは徹底的に押すんだなと。あとはこの3人(野中氏、江城氏、ハンス氏)の見た目がズルいなと思っています(笑)。
辻本氏:おもしろさで言うと野中・江城コンビですね。でもうちのプロデューサー陣は自分たちのタイトルを理解して、ちゃんと皆さまにお伝えするのがうまいなと思います。
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