6月14日(現地時間)よりロサンゼルス・コンベンションセンターにて開催された「E3 2016」。SIE Bend Studioがおくる新作TPS「Days Gone」を紹介する。

ソニー・インタラクティブエンタテインメントのプレスカンファレンスでサプライズ発表された新作TPS「Days Gone」。制作を担当しているSIE Bend Studioは、過去に「RESISTANCE ~報復の刻~」、「アンチャーテッド 地図なき冒険の始まり」などの有名タイトルを手がけているディベロッパーだ。

カンファレンスのトリを務めたタイトルということで、いやがおうにも注目が集まる本作だが、実際のところ、まだその全貌は見えていない。E3 2016では、「Days Gone」のAIプログラマであるDarren Chisum氏がデモプレイを見せ、システムアーキテクチャを務めるJoseph Adzima氏がゲームの紹介を行った。

左からJoseph Adzima氏、Darren Chisum氏

デモでは、背中にショットガンらしき銃を背負った主人公が、バイクに乗って登場するシーンで幕を開ける。何かに警戒しているのか、ひっそりとキャンプらしい建物に近づく。ひょっとしたら、何かしらのスニーク要素があるのかもしれない。

そんななか、いきなり、犬(狼?)が死体を貪っている場面に遭遇。死体は腹の中が見えており、かなり過激なゴア描写だ。しかし主人公は動じない。このような状況に慣れているのだろうか。その後、近くに乗り捨ててあった車に近づき、ボンネットを開ける。そして、中から取り出した空き缶(?)のようなものを銃口に固定した。どうやらサイレンサーの役割を持つようだ。

先に進んでいくと、人の声が聞こえてくる。なんと、誰かがFreaker(厳密にはゾンビではないらしい)らしきモンスターと取っ組み合っているではないか。なんとFreakerは、こちらを見つけた瞬間、男の元を離れ、こちらに襲い掛かってくる。物凄い勢いに一瞬たじろぐ主人公だが、これをなんとか撃退。

その後、民家とおぼしきの屋根に登る。そこから見えたもの、それはFreakerの大群。地面を覆い尽くすほどのFreakerの群れだった。もう視界には、Freakerしか見えない。この世は、地獄と化していた。しかし、そんな光景を嘆く時間すら与えてくれない。なんと続いては、生身の人間が襲ってきた。主人公は、先ほどのFreakerに引き続き、これも撃退。屋根から落ちたその男は、怪我をしてしまう。歩けなくなってしまったその男は、そのままFreakerたちの餌食に……。

男がFreakerに食われているスキを狙ってその場から離れようとする主人公だが、側に停車していた格納トラックからは、何十、いや何百ものFreakerがウジャウジャと出てきて、一斉にこちらめがけて襲ってくる。しかし主人公は、こんなシチュエーションに慣れているのか、束ねてあった丸太のヒモを切り、Freakerたちに落とす(操作はChisumが行っているのだが)。なんとか建物内に逃げこむものの、外はFreakerだらけのため油断はできない。

ちなみに主人公の攻撃方法は、マシンガンで撃ちまくったり、鋭い刃のついた作業機材にFreakerの頭を突っ込んだり、大量のレンガを落としたり、先ほどの様に、丸太を落としたりと、バリエーションに富んでいる。銃器のほか、オブジェクトを利用した攻撃方法も多数用意されているのだろうか。

まだまだ謎の尽きない「Days Gone」だが、来月以降、新情報が伝えられるとのことなので、興味のある方は、続報を待ってほしい。

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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