出演俳優や舞台が一挙公開されたPS4「龍が如く6 命の詩。」発表会をレポート―名越稔洋氏へのミニインタビューも掲載出演俳優や舞台が一挙公開されたPS4「龍が如く6 命の詩。」発表会をレポート

エンタメ
0コメント ばかいぬ

セガゲームスは、2016年秋の発売を発表していたPS4用ソフト「龍が如く6(仮称)」の最新情報記者発表会を開催。本作の正式名称を始め、発売日や舞台、出演俳優陣を公開した。

シリーズ累計800万本を超える「龍が如く」シリーズ。本シリーズ初のPS4専用タイトルが、実に4年ぶりとなる正統ナンバリング最新作として、この冬12月8日に発売される。

本日、秋葉原・UDX THEATERにて行われた「龍が如く6(仮称)」発表会では、シリーズの生みの親である総合監督・名越稔洋氏が登壇し、本作の正式タイトルを始め、物語の舞台、出演俳優陣を発表した。

名越稔洋氏

正式タイトルは「龍が如く6 命の詩。」に!

まずは本作のティザーPVがお披露目。初公開となる各出演者の顔や、本作の舞台のうちのひとつ・広島は尾道の風景、そして「桐生一馬伝説 最終章」の文字が映し出された。

長らく「(仮称)」と付いていた本作のタイトルも「龍が如く6 命の詩。」に正式決定。タイトルの最後に「。」を打っているのは、ひとつの物語の区切りを意味していると名越氏は語る。また「命の詩」というサブタイトルも、血のつながりや絆をテーマにしている本作の人間ドラマを、一番シンプルに表現しているが故に選んだという。

ムービーに映された文字のとおり、本作は桐生一馬という男の伝説の最終章となる。ナンバリングタイトルでは久々の単独主人公だ。桐生一馬と澤村遥との関係性から生まれたドラマも、ここで一旦終わりを迎える。

豪華俳優陣を紹介

続いて、名越氏より本作に出演する俳優陣の紹介が行われた。

広瀬 徹(出演・ビートたけし)

ビートたけしさんが演じる広瀬徹は、広島のヤクザ・広瀬一家の総長だ。極道の者ではあるがユーモアもあり、さまざまな魅力を内包している。物語のキーマンになる人物とのことだ。

プロフィール

陽銘連合会系傘下広瀬一家総長。陽銘連合会の末端に組を構える、広島でも古参の極道。

飄々として捉えどころがなく、一見すると気のいい初老の男性といった風采。しかし、彼の発する言葉には不思議な含蓄とユーモアがあり、周囲からの人望は厚い。

南雲 剛(出演・宮迫博之)

宮迫博之さん演じる南雲剛は、広瀬一家の若頭。スナック街を縄張りとしたチンピラヤクザで、とっぽいところがある。一馬とぶつかり合う人物だが、そこからドラマが広がっていくという。

宮迫さんは「龍が如く3」にも出演していたが、名越氏は「抜群に上手」とその腕前を高く評価していた。いつかもう一度お願いしたいと思っていたのでうれしいと、笑顔で話していた。

プロフィール

陽銘連合会系広瀬一家若頭。粗暴だが裏表のない田舎者。広島の寂れたスナック街を縄張りとしているが、シノギよりも惚れた女を守ることを優先してしまう不器用な男。広島を訪れた桐生に対して、なぜか敵意をむき出しにする。

宇佐美 勇太(出演・藤原竜也)

広瀬一家の若衆組である宇佐美勇太を演じるのは藤原竜也さんだ。宮迫さんと同じく「龍が如く3」に出演していた藤原さんのことを、名越氏は「抜群にうまい」と絶賛。オファーにもすんなりとOKをもらい、気合の入った役作りをしてもらったと語った。

プロフィール

東の東城会、西の近江連合に並ぶ名門で、そのどちらにも属さず独立独歩の道を行く広島の極道組織・陽銘連合会。その末端組織である広瀬一家の若衆。

寂れた尾道仁涯町ではどこか浮いた印象を与えるごく普通の若者で、幼馴染に誘われるまま何となく極道の世界に足を踏み入れた。現在では、将来の夢も抱かず一家の面々と怠惰な毎日を過ごしている。

笠原 清美(出演・真木よう子)

真木よう子さんが演じるスナック「清美」のママ・笠原清美は、尾道仁涯町のマドンナ的な存在だ。名越氏は真木さんのことは女優としても大好きで、いつか出てほしいと思っていたそうだ。

プロフィール

広島・尾道仁涯町の小さなスナック「清美」のママを務める美女。若い頃から街のマドンナ的な存在であり、地元の男たちの憧れの的。広瀬一家若頭の南雲も、彼女に恋い焦がれる男のひとり。

巌見 恒雄(出演・大森南朋)

巌見恒雄は、広島の造船会社である巌見造船の社長だ。実業家だが企みを持っている、影響力の大きな人物だという。大森南朋さんが演じる彼は、淡々とした空気感が重くカッコいいのでぜひ注目してほしいと名越氏はプッシュしていた。

プロフィール

広島の造船会社、巌見造船社長。世界有数の造船会社、巌見造船を仕切る実業家。

造船業だけではなく、病院や学校、交通網などさまざまな分野で事業を展開しており、広島における彼の影響力は絶大なものがある。

染谷 巧(出演・小栗旬)

東京における新興勢力の極道といった立ち位置の染谷一家。その総長である染谷巧は、インテリジェンスも備えた武闘派の男だ。小栗旬さん演じる彼のCGを見た名越氏は、「似てるな」と一言。また小栗さん自身についても、多彩な役をこなす人なので、どんな演技になるか期待していたと話した。

プロフィール

東城会直系染谷一家総長。東京・神室町の一角、亜細亜街の大火事を発端に勃発した、東城会と海外勢力との一大抗争に乗じて、東城会内での地位を急激に上げつつある極道。

抗争をきっかけとした「暴力の復権」を歓迎しており、桐生に対しても不遜な態度を見せ、自身の野心を隠さない男。

実に豪華な顔ぶれとなった本作の出演陣。人づてながら逆オファーを送ってきたキャストもいたようで、名越氏は11年という時間の中でブランドの信用が増したことを実感した様子。妥協なく理想のキャスティングができたと胸を張っていた。

今度の舞台は広島・尾道

本作の舞台には、「龍が如く」シリーズを通じて登場する東京・神室町のほかに、広島・尾道仁涯町が加わっている。

名越氏によると、尾道という場所を選んだ理由は、都会とのコントラストを思い切り出すためだという。特に広島は、戦争などの暗い歴史の中で這い上がってきたバックボーンがある土地で、ドラマを作る上で多くのものを生み出しやすい環境だったそうだ。

一方、シリーズを通じて舞台になっている神室町については、PS4の能力を駆使した、ディープな繁華街描写の集大成になっていると語る。驚いてもらえる出来になっているとのことなので、よりきらびやかになる神室町を楽しみにしていよう。

東京・神室町

煌びやかなネオン。それをギラギラと照り返す濡れたアスファルト。人々の夢と欲望を丸ごと飲み込んだ東洋一の大歓楽街・神室町。

2012年に勃発した抗争が沈静化し、東城会による一強支配が安定しつつあった頃、アジア系住人が群居する通称”亜細亜街”に大火事が発生しそれを発端に海外勢力の進出が始まる。

現在では東城会・中国系マフィア・韓国系マフィアの三大勢力が拮抗し、街は新たな緊張感に包まれている。

広島・尾道仁涯町

広島の中心部からわずかに外れた街、広島・尾道仁涯町。戦前から漁業で繁栄を極めたが、大不況から立ち直れずそのまま凋落の一途を辿った街。海の男たちの欲望を飲み込み続けた遊郭も、今や寂れたスナック街に成り果てて、昼夜を問わず閑散としている。

まばらに街行く人々も余所者には冷たい眼差しを向け、街全体が閉鎖的な雰囲気を漂わせている。この時代から取り残されたような街が、日本の裏社会にとっては大きな意味を持つ。

東の東城会、西の近江連合、日本裏社会の二大勢力のいずれにも与せず独立独歩を貫いてきた第三の勢力、広島・陽銘連合会がこの尾道仁涯町を拠点としているのだ。

元東城会会長の桐生がこの地に足を踏み入れること、それは裏社会最大のタブーである。

初代作と同じ発売日に

さて、Gamerでは速報でお伝えしたが、本作は2016年12月8日に発売される。12月8日は、シリーズ第1作目「龍が如く」とまったく同じ発売日だ。名越氏は最後に、本作はバトルやアドベンチャーの部分でも革新的な進化を遂げており、またサプライズも用意しているので続報を待ってほしいと語り、さらなる期待をもたせながら発表会を締めくくった。

名越稔洋氏にミニインタビュー

――豪華キャストを発表した今の心境と、キャスティングの意図を聞かせてください。

名越氏:僕は毎作「すごいな」と驚いてほしいと思っているので、プレッシャーと期待に負けないキャストを揃えることが前提でした。そんなキャストが揃えられた自信と、「超えてきたな」と言ってもらえるかという不安の両方がありましたが、多分、超えていけたんじゃないかと思っています。

作り手にとって自信と不安は裏腹なのですが、今回はいいキャストが揃った分、そのギャップが特に大きかったですね。9月の東京ゲームショウで全貌が明らかになるので、今回はキックオフという短い時間の催しでしたが、個人的には緊張感のある発表会でした。

――尾道という舞台について改めてご説明いただけますか?

名越氏:大都会とギャップのあるステージとして選びました。ドラマのためにはいろんなタイプの人間を揃えたかった。都会の人だけではなく、生まれも育ちも違う人たちを混ぜてドラマを描きたかったんです。

尾道は映画でもよく扱われていて、街自体がエンターテインメント作品を作ることに協力的です。取材もしやすかったし、良い選択ができました。

――初代作と同じ発売日になったことへの思いを聞かせてください。

名越氏:思いの濃い作品の発売日が、たまたま12月8日という思い出深い日になっただけです。合わせた狙いがないわけではないんですけどね。「2016年秋」と発表しておいて、遅めの秋になってしまったのですが、その分、ゲームの中身は濃いです。

少し時間がかかってしまったというのが本音ではありますが、「龍が如く」を待っていてくれる人たちは、早く出すよりもしっかり作った良いものを出してほしいという人が多いと思うので、お許しいただけるんじゃないかと思います。

――桐生一馬の物語にひとつ区切りをつけようとした理由はなんでしょう?

名越氏:ゲームがそれを物語っています(笑)。桐生一馬も澤村遥も年を食う中で、僕はどこかで終わりが来るだろうと思っていました。また僕自信も、物語には必ず終わりがあるべきだというポリシーを持っています。彼らが年を食う様子を見届けてついてきてくれたファンもいますし、けじめをつける時期に来たと解釈してほしいと思います。次を考えないと良いものができるんで(笑)、期待してほしいですね。ただ、「龍が如く」そのものがどうなるかはまた別の話です。

――最後に、本作を楽しみにしているファンにメッセージをお願いします。

名越氏:良いキャスト、良い舞台、良いシナリオが揃った作品です。また、語らずとも表情でわかるようにしたい、海外の優れたCGに近づきたい、超えたいという気持ちを持って開発してきました。PS4のパフォーマンスの高さを、質の向上につなげることに焦点を当てています。

最終章と銘打っており、そこに嘘はありませんが、「そんなこと言わないでくれよ」って言ってほしいという気持ちも少しあります。そんなジレンマもあるのが、今の心境です。

※画面は開発中のものです。

本コンテンツは、掲載するECサイトやメーカー等から収益を得ている場合があります。

コメントを投稿する

この記事に関する意見や疑問などコメントを投稿してください。コメントポリシー

関連タグ

龍が如く6 命の詩。 関連ニュース

関連ニュースをもっと見る

注目ゲーム記事

ニュースをもっと見る

ゲームニュースランキング