【TGS 2016】戦術性やプレイのテンポ感が向上した「蒼き革命のヴァルキュリア」TGS試遊版プレイレポート

プレイレビュー
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セガゲームスが2017年1月19日に発売を予定しているPS4/PS Vita用ソフト「蒼き革命のヴァルキュリア」が、東京ゲームショウ2016でプレイアブル出展される。それに先駆けて同バージョンをプレイすることができたので、その特徴を紹介しよう。

いよいよ発売日も発表され、発売に向けた展開にも期待が集まる「蒼き革命のヴァルキュリア」。2016年2月10日に発売されたPS4用ソフト「戦場のヴァルキュリア リマスター」では、初回特典としてバトル体験版Ver.1.0のプロダクトコードが封入されたが、そこでユーザーから得た意見を元に改善したバトル体験版Ver.2.0が10月に配信予定だ。

それに先駆けて、9月15日から18日にかけて開催される東京ゲームショウ2016にてPS4版がプレイアブル出展。Gamerでは以前、バトル体験版Ver.1.0のプレイインプレッションを掲載しているが、ここではさまざまなブラッシュアップを重ねた、今回のプレイアブルで楽しめる内容に触れていきたいと思う。

今回のプレイアブルにおける操作説明。以下を読む上での参考にしてほしい。

エンカウントの廃止によって戦闘の駆け引きがシンプルに

冒頭からバトル体験版Ver.1.0との違いとなるのだが、今回の体験版ではエンカウントが廃止されているのが一番の大きなポイントだ。ダッシュやガードの実装、射程や索敵の明確化など、フィールド上でのシームレスバトルがよりわかりやすく実現されている。

また、敵味方ともに行動ゲージが実装されたことで、○ボタンでの通常攻撃を連続で繰り出した後は□ボタンのガードで敵からの攻撃をしのいだりと、リアルタイムバトルではあるものの、RPGとしての手触りも備えており、戦闘の駆け引きがシンプルに楽しめるようになった。

その一方で、通常攻撃を除くプレイヤーの攻撃選択についてはバトルパレットを採用。△ボタンで一度バトルパレットを開けば時間の流れは止まるため、銃やグレネードなどのサイドアーム・アイテムの活用や、本作における特殊能力のような存在である咒術の選択など、次の戦術をよりじっくりと考えられる。

銃でのダメージもより強化されており、単純な牽制にとどまらない、攻撃手段の一つとして活用できるのもポイント。敵拠点を制圧するごとにサイドアームの弾薬が補充されるので、こちらも積極的に使っていきたい。

また、プレイヤーキャラクターを含めてパーティは4人編成となり、ほかの3人に指示出しをしたり、事前に行動指針を決めたりと部隊としてのパーティ運用が楽しめるようになった。もちろん、方向キーの上下で操作するキャラクターの変更は可能なので、敵との相性などを意識した、より能動的な行動選択もできることだろう。

戦況と感情が同期することで戦略性がアップ

咒術や兵器での攻撃など、さまざまな行動で発生する“感情”も本作のポイントだが、TGSでの試遊版ではこの要素がより分かりやすく表現されるようになった。例えば敵兵の不意を突いて驚かせ、一時的に行動不能にしたり、部隊のリーダーを倒して残りの敵兵を恐怖に陥れ、ステータスをダウンさせたりといった、部隊単位での状況変化を生み出せることで、戦術への幅が生まれる。

もちろん味方側でも発生するためリスクはあるのだが、状況によってはプレイヤー側にプラスに働く感情もあるようなので、いろいろな感情を活用していく楽しさも備わっているのではないかと思う。

また、バトル体験版Ver.1.0でも表示はされていた、戦場の支配率を表す「戦況ゲージ」が今回の試遊版では機能しており、より感情などの変化と密接に結びつくようになった。青いゲージが自軍、赤いゲージが敵軍として表示され、青いゲージが伸びるほどに自軍が優勢となるのだが、そのためには敵兵を混乱、恐怖に陥れたり、敵拠点を制圧する必要がある。一方で、仲間の撤退や敵の増援などによって赤いゲージが伸びて劣勢となるリスクもあるので、より戦場下での駆け引きが表現された要素といえる。

もちろん、優勢になると行動ゲージの溜まりが早くなったり、悪感情が起こりにくくなったりといったメリットもある。単調な攻撃でゴリ押しすることも不可能ではないと思うが、これまでに紹介してきた要素を統合的に活かすことで、本作ならではの戦術性を味わえるようになるはずだ。

「LeGION」のコンセプトはそのままにゲームテンポを調整

大軍に対して、キャラクターを切り替えて戦うことで、戦術性の高いRPGとしての仕上がりを目指すバトルシステム「LeGION」のコンセプトは、今回のバージョンでも継承されている。その上で、ゲームのテンポ感とメリハリを良くするための調整が加えられている印象だ。

その手触りが気になるという人は、まずはこの機会に一度触れてみて、続くバトル体験版Ver.2.0への期待を高めてみてはいかがだろうか。

※画面は開発中のものです。

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