9月15日から千葉・幕張メッセにて開催された「東京ゲームショウ2016」。ここでは18日にコナミブースにて行われた「遊戯王 デュエルリンクス」のステージをレポートする。

「遊戯王 デュエルリンクス」は「遊☆戯☆王」シリーズ初となるiOS/Android向けの対戦型カードゲームだ。人気トレーディングカードゲーム「遊戯王オフィシャルカードゲーム」をモバイル用に最適化したもので、マンガ「遊☆戯☆王」でおなじみのキャラクターやカードを使って手軽にオンライン対戦を楽しむことができる。すでに事前登録が開始されていて登録者数は65万人を突破。正式配信の開始が待たれる期待のタイトルとなっている。

今回のイベントでは人気Youtuberのはじめちゃんしゃちょーさん、Masuoさん、mayさんがスペシャルゲストとして登場。3人が「遊戯王 デュエルリンクス」でデュエルするデモ対戦やコスプレコンテストを行った。本稿では午前のステージの模様を紹介していく。

左からはじめしゃちょーさん、mayさん、Masuoさん。

まずはゲスト陣がそれぞれ挨拶。はじめしゃちょーさんは「遊☆戯☆王」の海馬瀬人が大好きで今回も海馬のコスチュームで登場。「遊☆戯☆王」のカードゲームもかなりやり込んでいて、「ブルーアイズデッキでブイブイ言わせています!」と熱く語った。人気キャラクターのブラックマジシャンのコスプレ姿で登場したMasuoさんは「感激です!」と笑顔でコメント。mayさんも大好きだというブラックマジシャンガールズのコスプレができたことに大喜び。「こんなクオリティの高いコスプレができて泣きそうです!」と感動していた。

「遊戯王」シリーズ20周年ということにちなんで、それぞれ20年前に何をしていたかという質問も。はじめしゃちょーさんはまだわずか3歳で、「遊☆戯☆王」と出会ったのは小学1年生のときだったという。その頃に初めてデッキを手に入れたが、まだ内容はよく分かっておらず「ブルーアイズ、ブラックマジシャンかっこいいな」くらいの気持ちでやっていたという。

Masuoさんは当時6歳。「遊☆戯☆王」を始めたのは小学2年生くらいとのことで「友達の家に行って毎日デュエルしていましたね」と振り返った。mayさんは連載が始まった子供の頃はあまり興味を持っていなかったそうで、本格的にプレイを始めたのは大人になってからだが「今では完全にハマっています」と語った。

フィールドに出せるモンスターが3体までとなっているなどルールがシンプル化されていて初心者でも気軽に楽しめる。

今回のデモ対戦では各々が独自のデッキを使用してデュエルを行った。1戦目ははじめしゃちょーさんとmayさんが対戦。序盤はmayさんが間違って守備表示のカードに攻撃力を上げるカードを使うというミスをしてしまい、そのスキを突いてしゃちょーさんが優位に立った。

ところが、mayさんがリバースカードの「エネミーコントローラー」の効果を利用して、はじめしゃちょーのカース・オブ・ドラゴンを撃破したところから形勢が逆転。Mayさんが攻め、はじめしゃちょーさんがしのぐという展開が続いた。しかし、終始押し気味に進めたmayさんがはじめしゃちょーさんのモンスターカードをことごとく撃破。はじめしゃちょーさんのライフポイントをゼロにしてmayさんが勝利した。

原作のマンガやアニメさながらの演出の数々を楽しめる。

2戦目ははじめしゃちょーさんとMasuoさんがバトル。まずは、はじめしゃちょーさんがお気に入りのモンスターだという「ドラゴン・ゾンビ」を召喚したのだが、ここでMasuoさんが致命的なミス。なんと、はじめしゃちょーさんの「ドラゴン・ゾンビ」を自分のカードで強化してしまったのだ。この痛恨のミスがたたってMasuoさんはカードを次々に撃破され、手も足も出ないままついにライフポイントが残りわずかに。最後ははじめしゃちょーさんが、海馬の決めカードである「青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン)」で圧勝をおさめ、1戦目のリベンジを果たした。

ゲームの方だが、マンガやアニメを彷彿とさせる演出が随所に盛り込まれていて、原作そのままの迫力あるカードバトルを楽しめる。ハーピーレディ三姉妹を使う孔雀舞、インセクト女王(クイーン)を操る羽蛾、リボルバー・ドラゴンを駆使するバンデッド・キースなどの人気キャラクターも参戦する予定とのことなので、「遊☆戯☆王」のファンなら迷わず事前登録をしてみることをオススメする。

思わぬMasuoさんのうっかりミスから勝負は一方的な展開になった。

デモ対戦に続いて、コスプレコンテストが開催。海馬瀬人や闇バクラなど、おなじみの「遊☆戯☆王」のキャラクターたちに扮した5人のコスプレイヤーがステージに登場し、会場をわかせた。特に海馬のコスチュームをしたプレイヤーはクオリティが高く、同じコスチュームをしたはじめしゃちょーを驚かせていた。

最後にゲスト陣が改めて本作をアピール。「知らないカードとか新しく使えるカードも多いので、自分の幅を広げて新しい戦術を勉強できます」(mayさん)、「初心者の方も学びながら着実に腕を上げていける、そういうゲームになっているので、ぜひみなさん一緒にレベルアップしていきましょう」(Masaoさん)、「簡単でスピーディーで、どんな人でも簡単に楽しく始められるので、「遊戯王」カードをしてみたいという人はこの「デュエルリンクス」からやってみたらいいと思います」(はじめしゃちょーさん)とそれぞれ語り、ステージを締めくくった。

コナミブースの試遊コーナーにも連日多くの来場者がつめかけて、かなりの盛り上がりとなっていた。

遊戯王 デュエルリンクス

KONAMI

iOSアプリiOS

  • 配信日:2016年11月17日
  • 価格:基本無料

    遊戯王 デュエルリンクス

    KONAMI

    AndroidアプリAndroid

    • 配信日:2016年11月17日
    • 価格:基本無料

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