GMOゲームポットより配信中のiOS/Android向けアプリ「Wizardry Schema」のプレイレポートをお届けします。
いまから30年以上前の1981年にリリースされ、「ウルティマ」と並んでコンピュータRPGの祖と言われる「ウィザードリィ」。その「ウィザードリィ」の名を冠したiOS/Android対応のアプリゲームが、この「Wizardry Schema(ウィザードリィ・スキーマ)」(以下、「スキーマ」)です。
「ウィザードリィ」は最大6人でパーティを組み、ダンジョンを探索しながらアイテムを集め、謎を解くという内容でした。このGMOゲームポットが制作した「スキーマ」は、そんな「ウィザードリィ」のテイストを引き継ぎつつ、ダンジョン探索をログで確認する放置系RPGに仕上がっています。
本作は、シリーズの伝統をどのように背負い、どこに「現代風」の要素が盛り込まれているのでしょうか。シリーズをよく知る方にも、初めて「ウィザードリィ」に触れる方にも伝わるように、ゲームの概要を紹介します。
目的はダンジョン探索、まずはキャラクターを作成しよう
「ウィザードリィ」で、まずやることと言えば「キャラクター作成」です。「スキーマ」ではストーリーを進めると固定キャラクターが増え、そのメンバーだけで冒険も可能ですが、やはり自分で作ったキャラクターだと愛着もわきます。
「種族」はシリーズでおなじみのヒューマン、エルフ、ドワーフなどに加え、フェアリーやティターンなど10種類から選択できます。
パラメータは力、生命力、知恵、信仰心、敏捷さ、器用さ、運のよさの6種類があり、この数値で就ける「職業」が決まります。キャラクターのパラメータは基本値が種族で決まっており、そこに「ボーナスポイント」を振り分けて職業に就きます。このボーナスポイントは、歴代のシリーズと同じくランダムで決まるので、高い数字が出るまでやり直すのが基本です。
キャラクターを作るうえで、重要な要素の1つが「アライメント」です。これは性格や価値観のようなもので、ロウフル(法を守る者・善人)、ニュートラル(中立)、カオス(無法者・悪人)の3種類があります。
カオスは侍になれないなど、アライメントで就ける職業に制限を受けるので、慎重に決定しましょう。なお、歴代のシリーズと異なり、ロウフルとカオスでも同一パーティに編成可能になっています。
ただ探索に出して放置するだけじゃない!ストーリー進行と施設の発展
キャラクターを作成したら、いよいよ冒険のスタートです。この「スキーマ」が歴代のシリーズと大きく異なるのは、探索するダンジョンを指定したら、あとは放置して帰還を待つという点です。パーティは自動で敵と戦い、宝箱からアイテムを手に入れ、ダンジョンの探索を終えるか、体力が一定以下になるなどの事前に設定した条件を満たすと帰還します。
歴代のシリーズと異なり、この「スキーマ」にはストーリーが付いています。プレイヤーは辺境にある集落の村長となり、冒険者を迎え入れます。村が発展するにしたがい、村に集まる冒険者も増え、ストーリーが展開していきます。自分で作ったキャラクターとは別に、そのストーリー中に出てくるキャラクターをパーティに組み込むこともできます。
「スキーマ」では、村の施設を発展させるという要素もあります。シリーズにおいて、作成したキャラクターが登録され、パーティ編成の拠点となった「ギルガメッシュの酒場」。「スキーマ」では、この「ギルガメッシュの酒場」を発展させることで、探索に繰り出せるパーティの数が増えるというメリットがあります。
また、「訓練所」を発展させると、作成できるキャラクターの人数が増えます。パーティは探索に出すと、戻ってくるまでなにもできないので、これらの施設を強化して、複数のパーティを探索できるようにしておくと、手持ちぶさたになりにくくなるでしょう。
「ギルガメッシュの酒場」と並ぶ、歴代シリーズの超有名施設「ボルタック商店」も、もちろんあります。「ウィザードリィ」はほかのRPGと異なり、ショップで購入できる装備は、せいぜい初期装備程度しかありません。その代わり、ダンジョンで手に入れた物品は、このお店に売ると販売品として並ぶ仕様になっています。つまり、武器屋や道具屋というより、戦利品の預かり所としての役割が強い施設となっています。
買い取り価格が販売価格の半分という暴利から、シリーズファンから「ボッタクル商店」の愛称で呼ばれるこのお店。ダンジョンから持ち帰るアイテムには、詳細がわからない未鑑定品もあるのですが、このお店で鑑定ができます。鑑定しない限り装備もできず、売却価格も安いので、必ず鑑定してもらいましょう。
「スキーマ」の楽しみ方とは?緊張感の中でのキャラクター育成とアイテムコレクション
「ウィザードリィ」シリーズの最大の魅力は、キャラクターの育成とアイテムコレクションです。この「スキーマ」も同じく、探索を繰り返し、装備を調えながらキャラクターを強くするのが、目的の1つとなります。
各種施設を発展させることで、ロードやドルイド、ビショップといった上級職にも就けるようになります。また、シリーズでも人気のあった「村正」を始め、無数の武器・防具が探索で手に入ります。ダンジョンは先に進むほど、出くわす敵も手強くなるので、しっかり装備をそろえたいところです。
「スキーマ」は、ストーリーを進めるのも楽しみの1つです。何か目的を持った冒険者が、村に集まるほかの冒険者に力を借りに来たり、村を発展させる要請が来たりと、さまざまなエピソードが用意されています。
これらの物語は、一定の条件を満たすことで結末を迎え、つぎの物語が始まります。クリアすると、その物語に登場していたキャラクターが仲間になることもあるので、序盤はとくにどんどん進めていきましょう。
ダンジョンには敵だけでなく、トラップなどの危険も待っています。万が一、キャラクターが死んだ場合、ほかのRPGのように自動で復活はしません。とくにパーティが全滅した場合は、死体はそのダンジョンに放置され、回収するまで蘇生もできません。
「クオパティ寺院」に行けば蘇生させられますが、失敗するとロストして、キャラクターが完全に消滅します。この「消滅と隣り合わせ」の危機感が、シリーズの醍醐味でもあります。最新の注意を払いながら探索を繰り返し、少しずつキャラクターを鍛えていきましょう。
シリーズの要素を受け継ぎながら、「放置ゲーム」として生まれ変わった新「ウィザードリィ」の「スキーマ」。かつて「ウィザードリィ」にハマったけれど、いまはダンジョン探索している時間がないシリーズファンには、隙間時間に楽しめるピッタリの作品です。
シリーズに初めて触れる人も、ストーリーが用意され、ダークファンタジーの世界観はそのままに、取っつきやすい内容に仕上がっています。レベル上げとアイテム集めがクセになる、古典的名作のシリーズ最新作を、ぜひ体験してみてください。
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※画面は開発中のものです。
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