コンパイルハートは、2015年11月5日にPS4タイトルとして発売された「フェアリーフェンサー エフ ADVENT DARK FORCE」について、PC(Steam)版を2017年春より配信すると発表した。
「フェアリーフェンサー エフ ADVENT DARK FORCE」は、「日本の特定のお客様」向けに作られたRPGのブランド、「ガラパゴスRPG」の第三弾タイトルで、第一弾タイトルである「フェアリーフェンサー エフ」(PS3)の内容に新規シナリオ、新規ルートの追加やプレイアブルキャラクターの増加、ゲームバランスの一新、戦闘時のパーティーメンバーの増加など、大幅にパワーアップしてPS4で展開したタイトルとなる。
PC版での配信にあたっては、フレームレートが60fpsに向上。また描画解像度は1080pとなり、グラフィックのクオリティーが進化。ティアラを始めとした3Dキャラクターは、より可愛く表現されている。
Steamならではの要素として、ストーリーを進めていくと、スチームトレーディングカードを取得できる。またスチームコミュニティの限定素材「バッジ」「アイコン」壁紙」を取得できる。さらに、フルコントローラーサポート、マウス&キーボードに対応。キーコンフィグで、好きなボタンにコマンドをアサイン可能だ。
なお、PC版は日本語版と欧米版で同時発売され、限定版の配信も予定されているという。今後の情報に期待しよう。
ストーリー
今作では、プレイヤーの「ある行動」によって【女神編】、【邪神編】と【魔神編】と3つに物語が分岐!
女神編
はるか昔、邪神と女神の争いがあった。戦いは拮抗していたが、両者ともに自身の力と妖聖を憑依させた特殊な武器を大量に撃ち合い、その力によってお互いを封印し、どこかここではない世界へと消え去った。それから時は流れ、現代。
女神と邪神が遺した武器は「フューリー」と、それを扱う戦士は「フェンサー」と呼ばれていた。フューリーはその強大な力ゆえ、集めると願いがかなうと噂されていたため、フェンサーはフューリーの奪い合いを常としていた。ひょんなことからフェンサーになったばかりの青年ファングは襲われていた少女、ティアラを助ける。彼女もまた、フェンサーであった。
この出会いにより、ファングは邪神と女神をめぐる戦いに巻き込まれていくことになる――
邪神編
アリンが目を覚ますと、ファングはおらず、シャルマンと妖聖のリュシンのみ。世界がどうなったのか確かめるため、いなくなったファングを探すためアリンはシャルマンと共に捜索の旅に出る。そこで待ち受けるのは、ドルファの手先となってしまったかつての仲間たちだった……
魔神編
ファングとアリンが目を覚ますと見慣れた草原に立っていた。一人の女性を助けたお礼にと食事をふるまわれるファング達。その街で目にした光景は、「正義会」によるドルファの公開処刑。処刑される者たちの中に、かつての仲間だったガルドを見つけ、ファングは彼を助けるが……
ゲームシステム
バトルメンバーが6人に!
戦闘に参加できるメンバーが3人から6人へと進化! 戦闘バランスを一新し、難易度選択が可能に。
新たなパーティーメンバー!そして…新たな敵組織!
ドルファの幹部「マリアノ」がパーティーメンバーに加わり、凄腕の殺し屋「ノイエ」のほか、敵対するキャラクターも新たに登場。
もうひとつの神「魔神」
邪神でもなく、女神でもない第三の神「魔神」。デザインは天野喜孝氏。