「蒼き革命のヴァルキュリア」倉持由香さんが初体験のミッションに挑んだステージイベントをレポート―下里氏からは発売後のDLC展開への言及も

0 2017年1月14日 20:17

担当：TOKEN

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セガゲームスは1月14日と15日の2日間、東京・秋葉原のヨドバシカメラマルチメディア Akiba店頭にて、1月19日発売予定のPS4/PS Vita用ソフト「蒼き革命のヴァルキュリア」の試遊体験会を実施している。同会場で1月14日に行われた、ステージイベントの模様をお届けする。

ステージイベントには、これまでもステージイベントや動画などを通じてプレイしてきたグラビアアイドルの倉持由香さん、そして「蒼き革命のヴァルキュリア」チーフプロデューサーの下里陽一氏が登場。初披露となるミッションに倉持さんが挑戦したほか、ゲーム内容にまつわるトークも行われた。

倉持由香さん、下里陽一氏

まず実機プレイでは、下里氏より初公開となる街中の様子や、隊員同士の会話などの経て「マニフェスト」を手に入れる過程が紹介される。キャラクターごとに固有で設定されている「ポテンシャル」と併せて、キャラクターの能力の強化やパッシブスキルのような効果を持っているようだ。

そして倉持さんが挑戦したのは、ステージ上に地雷が多数設置されたミッション。元々はリハーサルでプレイ予定だったそうだが、機材の都合で急遽ぶっつけ本番でのプレイとなった。果たして結果やいかに…。

地雷は銃で当てることなどでも破壊可能だが、支援兵であれば除去が可能。下里氏による指示に沿って除去しつつ、グレネードで敵を撹乱したり、リーダーを先行で倒したりと、これまで培ってきたプレイスキルを披露する。途中、敵の咒機が登場する場面もあったが、キャラクターに設定できる技「咒術」などを使いつつ撃破し、いよいよボスである重咒機「スコーピオン」に挑む。

重咒機との戦いでは部位を破壊することがポイントとなるが、予想外に敵が固く、時間の経過とともに倉持さんにも焦りが浮かぶ。しかしながら下里氏のアドバイスを受けて、攻撃力の高いアムレートや敵の弱点属性の咒術を持つブルムで一気に攻め立て、最後は無事クリアを果たしていた。

ここでストーリートレーラーが上映されると、下里市から五人の大罪人がルーシ帝国への復讐を誓う経緯や、その発端となったヴァルキュリア“ブリュンヒルデ”服従のための孤児院への襲撃といった、ストーリーを紐解く上での重要なポイントが語られる。

また、倉持さんが11月に開催されたセガフェスでコスプレ衣装を披露した、ブリュンヒルデに関するトークも展開。死神の姿との対比で、スタイルがはっきりとわかるようなタイトな衣装にしたことや、綺麗な歌声にしたいということからサラ・オレインを起用、その後のキャスティングで坂本真綾さんにボイスを担当してもらったことなど、制作エピソードが語られた。

本ステージイベントだが、15日（日）には倉持さんと一緒に番組などに出演している、グラビアアイドルの吉田早希さんを招いて行われる。プレイするとA4クリアファイルがもらえる試遊体験会と併せて、興味を持った人は参加してみてはいかがだろうか。

「蒼き革命のヴァルキュリア」発売直前体験会告知ページ
http://portal.valkyria.jp/azure/news/archive/06/

最後に、イベント終了後に行われた囲み取材でのコメントを掲載する。発売を迎える心境や、倉持さんが好きなキャラクターなどに触れているので、こちらもぜひご覧いただければと思う。

――来週1月19日に発売を迎える今の心境をお聞かせください。

下里氏：いろいろなことがあったなと思いつつ、やっと発売できるという喜びが一番大きいですね（笑）。

――このゲームの見どころはどこになりますでしょうか？

下里氏：大きく分けて3つありまして、そのひとつがストーリーです。（アムレートを除いて）プレイヤーではない“五人の大罪人”に焦点を当てた、多角的なストーリーが魅力になっていますので、実際にゲームをプレイして確かめていただきたいと思います。また、グラフィックでは“GOUACHE（ガッシュ）”と呼ばれる絵画調の表現を用いています。

そして、先ほど倉持さんにもプレイしていただいたバトルに関しては、ヴァルキュリアプロジェクトとしての新作ということで、「戦場のヴァルキュリア」とはまた違った、戦場を体感できるシステムに落とし込んでいるので、そちらもご注目いただければと思います。

――倉持さんも先ほど実際にプレイされましたが、いかがでしたでしょうか？

倉持さん：初見でのプレイだったので難しかったのですが、出てくる敵によって弱点の属性があったりするので、そこを上手く突ければもう少し素早く倒せたりもします。

あと私はアクションがすごく苦手なのですが、そんな私でもバトルパレットを開いてしまえば一旦ポーズがかかるので、落ち着いて咒術を使ったり、狙撃してみたりと行動を選択できました。ゲームが苦手な女の子にも体験しやすいバトルシステムだと思いますので、豪華な声優陣などに惹かれた方も、爽快感抜群なバトルを楽しめるのでぜひプレイしてもらいたいなと思います。

――ステージでは、ブリュンヒルデのコスプレのお話もされていましたね。

倉持さん：実はオーダーメイドで、私のサイズに合わせて作っていただいたんです。世界で一着、私だけが着ることのできるブリュンヒルデの衣装です。今日は寒くて着れなかったので残念でしたが、また別の機会に着れたらいいなと思いますので、その時はまたよろしくお願いします。

――（下里氏に）ご覧になられていかがでしたか？

下里氏：なかなかブリュンヒルデのスタイルに合う方っていらっしゃらないのですが、倉持さんはピッタリだと思います。

――お二人はどのキャラクターがお気に入りですか？

倉持さん：私、小野Dさん（※小野大輔さんの愛称）が好きなので、アムレートの声がカッコよくて好きですね。オフィーリアちゃんも歌姫で、お姫様なのに戦うという強い意志を持って国民を率いていく、芯の強さを感じさせるので好きです。あとサラちゃんも褐色で可愛いし…という感じで、どんどん好きなキャラクターが増えていっているので、みなさんも愛着が湧いていくと思います。

下里氏：全てのキャラクターに思い入れはありますが、陣中日誌とかをずっと続けてきたこともあるので、ヘレナには思い入れがありますね。元々はディレクターの小澤が推していたのですが、僕自身も好きなキャラクターになりました（笑）。

――プレイヤーキャラクターではない、“五人の大罪人”に関しての見どころはありますか？

下里氏：5人は復讐をするために、それぞれの分野でのキーマンになるように成長してきました。アムレートは軍隊に所属し、そのほかの4人もそれぞれが経済、政治、諜報、メディアというあらゆる方面から国民を操作し、後に自分たちの私怨のために戦争を起こしたということから大罪人と呼ばれるようになります。ゲームでは、事実はまた異なるのではないかという面から物語が進んでいくので、面白さになっていると思います。

――「戦場のヴァルキュリア」などでも発売後にミッションをダウンロードコンテンツとして配信されていましたが、今回もその予定はあるのでしょうか？

下里氏：はい、それは計画しています。断章と呼ばれるサブミッションを追加していきたいと思っています。

――DLC配信は無料と有料、どちらもあるのでしょうか？

下里氏：有料のものもありますし、初回特典や事前登録特典のように無料で配信するものもあります。メインストーリーで描かれた謎の部分や、キャラクターたちを断章で掘り下げています。メインストーリーのみですと30時間ぐらいプレイすることになりますが、断章や配信されるDLCを入れると60時間ぐらいは遊べるようになっています。

――最後にファンへのメッセージをお願いします。

倉持さん：東京ゲームショウから、吉田早希ちゃんと一緒に2人で何回も生放送やイベントに出させていただき、みなさんと一緒に発売を楽しみにしていましたので、いよいよ発売間近になって嬉しい気持ちでいっぱいです。発売したら自宅からPS4で24時間配信ぐらい、ガッツリやりたいと思うので、ぜひそちらも見てください！

下里氏：無料での事前登録と、初回特典のDLCはそこでしか手に入らないものになっています。まずは事前登録をしていただき、その上で予約していただき、2つのDLCを確実にゲットしてほしいなと。特に事前登録は発売日までになるので、ぜひ登録していただければと思います。

――ありがとうございました。