ソニー・インタラクティブエンタテインメントが配信を予定している、PS4とスマートフォンで遊ぶ「PlayLink」のプレイレポートをお届けする。
先日発表されたPS4「PlayLink」は、スマートフォンと連動するゲームだ。一台のPS4を囲んで、スマートフォンを持った数人でワイワイ楽しむ様子をイメージしてほしい。
各個人が自身のスマートフォンのタッチスクリーンやカメラを使用し、リアルでのコミュニケーションをとりながらゲームを楽しむことができる。ゲーム内容もクイズや簡単なミニゲームとなっているので、普段ゲームに触れない人でも気軽に遊ぶことが可能で、家族や友達が集まった時に最適だ。欧米ではPS Plusメンバーを対象に無料配信が行われる予定だが、日本で配信されるかは明らかになっていない。
今回、E3の会場で「PlayLink」で提供される4タイトルを実際に遊ぶ機会を得たのでレポートしよう。
Frantics
「Frantics」では個性豊かな動物に扮してミニゲームを楽しむことができる。たとえば、つるつる滑る氷の盤面から落ちないように、スマートフォンを傾けて操作したり、空中からコインを拾いながら着地の早さを競うという感じだ。
いずれもスマートフォンを傾ける操作なので非常に明快で、ゲームをまったく遊んだことがない人でも直観的に楽しめそうだ。
Hidden Agenda
「Hidden Agenda」は展開されるストーリーを参加者全員で進行させていくアドベンチャーゲームだ。あらかじめ用意された選択肢を多数決や話し合いで決めて物語を進めていく。ゲーム内はもちろんだが、プレイヤー間のコミュニケーションが重要になりそうなタイトルだ。
Knowledge is Power
「Knowledge is Power」はオーソドックスなクイズゲームだ。さまざまなお題の中から出題されるクイズのジャンルを決定、出題されたクイズの正解を4択で回答する。正解するのはもちろんだが、回答速度によっても獲得点数が異なる点がポイントだ。後半になるとほかのプレイヤーを妨害するアイテムを使用でき、回答時の選択肢を見えづらくするアイテムなど、相手の回答をてこずらせることができる。
クイズ内容はというと、欧米ユーザー向けのものになっているため、筆者にとっては難しかったが、ローカライズされた際には、程よいレベルになっていそうだ。
That's You!
最後に紹介する「That's You!」は、プレイヤー間の印象や行動を予想するゲームだ。「〇〇な人は誰?」といった質問が出題され、多数派だった人がポイントを獲得できる。また、1名が4枚のカードの中から1枚を選び「選んだカードはどれ?」といった質問が行われる。当然、当てずっぽうになるわけだが、ここで、リアルでの駆け引きが行われるのだろう。