ギークスは、女性向けキャラクタープロジェクト「カクテル王子(プリンス)」の発表会を、本日7月20日に開催した。
「カクテル王子」は、実際に存在するカクテルを多種多様なイケメンに擬人化させたギークス初の女性向けキャラクタープロジェクト。
グッズ販売や、コラボレーションカフェの実施、キャラクターを深掘りするコミカライズと、さまざまなメディアミックスが行われ、今後はバーとのコラボレーションや、アニメイトガールズフェスティバルへの出展なども決定している。
今回の発表会では、現在事前登録受付が行われているスマートフォン向けアプリ「カクテル王子」の概要やゲームシステムが公開。さらに本日協業パートナーとして発表されたgumiと今後展開するプロジェクトのビジョンが語られた。
冒頭、ギークス 代表取締役社長 曽根原稔人氏は、これまで同様、多角的な展開で「カクテル王子」を成長・浸透させていきたいとした上で、アプリゲームの配信にあたり、数多くのタイトルでパブリッシングに実績を持つgumiをパートナーとして迎えたことを発表。さらなるコンテンツの成長に期待を寄せた。
gumi 代表取締役副社長 川本寛之氏は、「女性向けタイトルに携わるのは初めてだが、新たな層にゲームを遊んでもらうチャンス」とコメント。ギークスの開発・運営力と自社のパブリッシャーとしてのノウハウを活かすことで、国内外を視野に入れたプロモーションを展開していきたいと語った。
「カクテル王子」ゲーム概要と遊び方を紹介!
冒頭にも述べたように多角的なメディア展開が行われ、今後もさまざまな企画が予定されている「カクテル王子」プロジェクト。実在するカクテルを元にした個性豊かなキャラクターたちが最大の魅力だが、ゲームでは「BAR Regis」を舞台に彼らとのコミュニケーションを楽しむことができる。
ニート生活を送る主人公が、祖父(CV:杉田智和)との契約でバーのマスターとして働くという突飛な導入から、配信時には全3章(1章は30話で構成)と大ボリュームのメインストーリーが展開。
さらに近藤隆さん演じる「トム・コリンズ」や諏訪部順一さん演じる「ムーラン・ルージュ」など全26名の店員別ストーリーや、シチュエーション別のボイスなども用意されている。
ゲームのメインは、好きな家具やキャラクターを配置して自分だけのバーを作り上げていく「ハコニワパート」。バーの中でお気に入りのキャラクターと多くの時間を過ごし、たくさん愛でることで、ストーリー解放などに必要な「親密度」を上げることができる。
キャラクターを育成するために必要な「マテリアル」や「ゴールド」は、バーに落ちているゴミを掃除することで入手可能。配置する家具ごとにSDキャラクターのアクションが異なったり、固有のモーションやボイスが楽しめるだけでなく、店内のラジオではキャラクターのラジオ番組が聞けるなど、多彩なギミックが楽しめる。
もちろん、ほかのプレイヤーのバーに訪れて内装を参考にしたり、スタミナ(体力)を回復させたりといった交流要素「視察」などもあり、ハコニワの醍醐味もしっかり組み込まれている。
本作のミニゲーム要素となる「接客ゲームパート」では、ハコニワパートよりも多くのアイテムやゴールドが入手できる。
筆者も実際にタイミングに合わせてタップしていくゲームや記憶ゲームなどをプレイしてみたが、いずれもシンプルかつテンポよく遊ぶことができるので、空き時間にサクッとプレイするのにピッタリだと感じた。
最後に、本作では「オーダー(ガチャ)」でカード(キャラクター)を入手、カードごとの「成長パネル」で集めたマテリアルを使用することで、ステータスが上昇し、絵柄が変化する「覚醒」も行うことができる。
今回の発表会ではリリース時には最高レアリティのカードが入手できる「★5確定リリース記念オーダー」の実施や、「夏祭り」をテーマにしたイベントの開催が明らかに。「カクテル王子」は近日中の配信が予定されているので、まだ事前登録をしていない人はぜひチェックしてみてはいかがだろう。