5pb.より2017年9月7日に発売予定のPS4/PS Vita用ソフト「この素晴らしい世界に祝福を! -この欲深いゲームに審判を!-」。同作の初回生産限定特典としてプレイできるシューティングゲーム「Attack of the Destroyer」を紹介します。
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TVアニメ「この素晴らしい世界に祝福を!(以下、このすば)」のゲーム化作品として、もう間もなく発売を迎える「この素晴らしい世界に祝福を! -この欲深いゲームに審判を!-」。本作には、初回生産限定特典として、ゲーム中のキャラクターたちをバスタオルをまとった姿に着せ替えることのできる“バスタオル着せ替えDLC”、そしてシューティングゲーム「この素晴らしい世界に祝福を! Attack of the Destroyer(以下、Attack of the Destroyer)」をプレイできるプロダクトコードが通常版、限定版ともに封入されます。
ここでは、個性的なキャラクターの特徴を存分に活かしつつ、どこか懐かしいレトロ風の縦スクロールシューティングに仕上がった「Attack of the Destroyer」をゲーム発売に先駆けて紹介していきたいと思います!
ドット絵とチップチューンサウンドが懐かしくも「このすば」らしさを表現
本作は、1人プレイ専用の縦スクロールシューティングゲームとなっています。プレイヤーはカズマ(CV:福島潤)、アクア(CV:雨宮天)、めぐみん(CV:高橋李依)、ダクネス(CV:茅野愛衣)のいずれかを選択し、ライフが0にならないようにゲームクリアを目指します。
用意されているのは全6ステージ。アニメをご覧になった方は画面を見ただけでお分かりになるかもしれませんが、これらのステージはカズマたちの冒険(?)の軌跡を追うものになっていて、数々の笑いを届けてくれたデュラハンのベルディアなど、カズマたちが実際に戦った敵がボスとして登場します。
登場するキャラクターたちはみなドット絵で表現されていますが、これがまた特徴を掴んだ可愛らしいデザインになっていて、懐かしさを覚えつつも「このすば」らしさが存分に表現されています。BGMもこのゲーム用に用意されたチップチューンサウンドですが、ゲーム内容に合っていて、しばらくプレイするとすっかりに耳に馴染んできました。
初心者のカズマから特殊すぎるダクネスまで選択可能!
プレイ開始時から4人を選択できるのですが、悪いことは言いません、1周目はカズマでプレイしておきましょう。作中でも冒険初心者であるカズマは当然その性能も低いですが、逆に言うとできることが限られているので、プレイに慣れるには一番良いキャラクターです。加えて、アイテムなどで成長させるとバランス良く立ち回れるので、マップを覚える上でも一番安定して進められると思います。
公式サイトで公開されているキャラクター紹介ムービーでも紹介されている通り、そこからはアクア→めぐみん→ダクネスの順番にプレイするのが良いと思います。基本性能の高さと“花鳥風月”の連射性能に(普段は見せない)女神らしさを感じさせるアクア、自分一人ではエクスプロージョンが使えないため“ちょむすけ”が攻撃を受け持つも、その間は無防備というスリル満点のめぐみん、そして敵の真っ只中に飛び込んで剣で攻撃するしかないものの、圧倒的なライフを持つダクネスと、一般的なシューティングゲームとは一線を画すほどのゲームバランスの幅を提供してくれます。ぶっちゃけ、私にはダクネスは無理ゲーでしたが、このキツさにもダクネスご本人は喜んでいるに違いありません。多分。
敵を倒すとアイテムや金貨が手に入り、金貨はステージ中に存在するショップでアイテムを購入するために使うことができます。ウィズの店なのに役に立つというツッコミはさておいて、ライフの上限アップや回復をしたり、連射速度を早くしたりとプレイを助けるものばかりなので活用しましょう。ただし、金貨を使わずに貯めておくのも良いかもですよ…?
パートナースキルもクセもの揃い!
また、ステージの道中ではおなじみのキャラクターたちが待ってくれています。自機以外のパーティメンバーに加えて、ゆんゆん(CV:豊崎愛生)、クリス(CV:諏訪彩花)もサポートしてくれるのですが、こちらもそれぞれ異なる特徴を持っていますので、簡単に紹介します。
カズマのスキルはおなじみの“アイテムスティール”。一番近くにいる敵がアイテムを落としてくれるというものです。アイテムの種類はランダムですが、中には…?
アクアはライフを1個分回復できる“ヒールマジック”を使えます。さらにライフが満タンの時には一定時間LUCKが大幅に上がる“ブレッシング”が発動されます。
めぐみんといえばやっぱり“エクスプロージョン”。その威力は画面内の敵だけでなく、岩も壁も建物も一掃するほどですが、発動後のめぐみんは地面を引きずられる状態となり、回復も遅いというまさに一発勝負のスキルです。
ダクネスのスキル“デコイマスター”。一定時間敵弾を自分の体で防ぐことができるようになり、同時に敵から狙われやすくなる、いわゆる盾役を担うものです。
前後一直線の敵を貫通してダメージを与える、ゆんゆんのスキル“ライトオブセイバー”は回復速度も速い利便性の高さがウリ。攻撃範囲の地形も破壊されるので、道を作りたい時などにも役立ちます。
クリスのスキルは“ゴールドスティール”。カズマとは異なり、敵がコインを落としてくれるのでショップでのアイテム購入が捗ります。また、飛びナイフで一緒に攻撃してくれるのもありがたいです。
……こうやって見ると、カズマたち一行とそれ以外のキャラクターではスキルの使い勝手が随分変わってきそうですが、ステージ中は何回かパートナーを切り替え可能な場面がありますので、状況に応じて使い分けていくといいでしょう。
「キャラバンモード」などのやりこみ要素もあるんです
実はステージ6までを一度クリアすると開放される隠し要素があったり、小ネタ的に面白い要素がたくさん散りばめられているのですが、それは実際にプレイしてからのお楽しみにしていただきつつ、ちょっとだけ画面写真で紹介です。
最後にパッチを当てることでプレイ可能な「キャラバンモード」についても紹介しておきます。こちらは2分間のスコアアタック専用モードで、通常のゲームプレイと強化するアイテムは手に入らない、という結構厳しめの仕様になっています。プレイヤースキルと操作するキャラクターの理解がものを言う、ほかのプレイヤーと競ってみても楽しいモードとなっているので、ゲームに慣れてきてからも長く遊べるかと思います。
ここまで紹介してきた通り、正直初回生産特典用のゲームとは思えないゲームの作り込みになっています。もちろんゲーム本編からプレイするのも良いですが、もし気になるようでしたら「Attack of the Destroyer」も併せてチェックしてみてはいかがでしょうか。
(C)2017 暁なつめ・三嶋くろね/KADOKAWA/このすば2製作委員会
(C)MAGES./5pb.
※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。
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