スクウェア・エニックスは、1月20日に東京・港区のTABLOIDにて、スマートフォン向けRPG「グリムノーツ」のオフラインイベント「グリムノーツ感謝祭2018」を開催した。ここではその模様をお届けする。
今年でサービス2周年目を迎える「グリムノーツ」。1月下旬に大型アップデートを実施し、「グリムノーツ Repage」として新たなスタートを切っていくことが発表されている。今回のオフラインイベントでは、事前の募集で当選した約150名のファンを招待。ステージイベントが行われたほか、グッズ販売や五木あきらさん、ないるさん、星乃まみさんといった人気コスプレイヤーと一緒に撮影が行えるフォトコーナーなども用意されていた。
人気コスプレイヤーの五木あきらさん(赤ずきん)、ないるさん(アリス)、星乃まみさん(白雪姫)と一緒に記念撮影もできた。ステージイベントが始まる前にかなりの列ができていた。 | |
物販コーナーでは2周年限定セットにラバーストラップ、「抱き枕カバー【赤ずきん(サマー)】」などが販売されていた。 |
始めに「グリムノーツ Repage」のムービーが流れたあと、MCに声優の間島淳司さんと遠藤ゆりかさん、本作のプロデューサーである石井諒太郎氏、そしてゲストとして芦沢優さんと市ノ瀬加那さんが登場。華やいだ雰囲気の中イベントがスタートした。
「グリムノーツ Repage」の最新情報が公開!
まず最初に、石井プロデューサーからこれまで公開されている「グリムノーツ Repage」についての情報が紹介された。昨年12月に最終話が更新。「グリムノーツ」の主人公エクスたちの旅は「万象の想区」を持って終幕となり、今後は「Repage」として、主人公レヴォルを中心とした新たな物語が描かれていく。
主人公のレヴォルは、人魚姫の想区出身の少年だ。人魚姫の本来のお話は、王子と恋をする人魚というようなものだが、このレヴォルはその王子の弟という設定である。そして人魚姫の結末を目の当たりにし、自分が与えられた運命に従う生き方に疑問を抱くようになる。そして、エレナたちと出会って「導きの栞」を渡されたことで運命にあらがう力を手に入れたのだ。
エレナは、「箱庭の王国」を所有する少女だ。夢の中に出てくる声に誘われ、その「箱庭の王国」を元の持ち主に返すための旅に出るという設定だ。「リ・ページ」と「再編」の力を持っているが、その理由は本人なぜ持っているのかわかっていない。また、ヒーローに憧れており、偉大な人物になりたいと思っている。
アリシア・キハーノは、想区やストーリーテラーの情報を収集している学術機関・フォルテム学院に所属する少女だ。石井プロデューサーによると、名前の由来にある「キハーノ」を聞いてピンとくる人は、相当いろんな物語を読み込んでいるらしい。
最後に紹介されたのは、ティムだ。こちらもアリシアと同じフォルテム学院に所属しており、アリシアに無理矢理連れられる形で旅に出ることになる。そしてなぜか、ストーリーテラーによる支配を肯定しているという。そして、これらの新たな物語は「人魚姫の想区」からスタートする。
ここまでが、先日のニコニコ生放送で発表されたものだ。今回は、絶望的な結末の前にエレナが「リ・ページ」を発現する。これは失敗してしまったときにもう1度時間を巻き戻して過去に戻り、再び運命に挑戦できるというものだ。2週目は1週目とは異なるルートを選んで運命の「再編」を目指すことができるのである。
また、主人公が入れ替わるということで、ガチャのラインアップも「Repage」で追加されるヒーローのみに入れ替わる。ここで合わせて、追加される☆5と☆3☆4ヒーローも公開されたのだが、なぜか☆3☆4のときのほうが会場から上がる声が大きかった。
「Repage」では新たに2種類のガチャが追加される。ひとつは、日替わりで「シンデレラの想区」から「万象の想区」に関連したヒーローをピックアップしたものだ。こちらはストーリーテラーやコラボヒーロー、イベントなどで獲得できるものは省かれる。
もうひとつは、☆5ヒーローが必ず出現する「限界突破の叙事詩」で使えるガチャだ。こちらは「限界突破の叙事詩」で1回使うことができる。ただし、無限にできるというわけではなく回数に制限はかけられているとのこと。
続いて実機でのデモもプレイも披露。こちらはその大きな変わりように、会場から「すご~い」など、大きなどよめきが沸き起こっていた。
「クイズ大会」などのゲーム大会や「質問コーナー」も実施
新作情報の発表が終わった後は、開場に訪れたファンのためのゲーム大会などが行われた。「クイズ大会」では、なんと全29問ものクイズに挑戦。ひと組5人ほどのテーブルに座っている形になっているのだが、そのユーザー同士で力を合わせて答えを見つけていく。結構な難問も含まれているようで、ネットで検索してもOKとなっていた。
もうひとつの「インサイダーゲーム」は、ゲームマスターとインサイダーのみが知っている「キーワード」を、制限時間内にゲームマスターに質問することで当てていくというもの。ゲームマスターが答えられるのは「はい」「いいえ」「わからない」の3つのみ。「キーワード」が出たときは、誰かがインサイダーなのかを議論していく。また、「キーワード」が出なかったときは、全員負けとなってしまう。
こちらでは、芦沢優さんと市ノ瀬加那さんに加えてコスプレイヤーの3人も参加。人数も増え見た目もカラフルになったことから、賑やかな雰囲気でゲームが行われていた。
ふたつのゲームがおわり、最後のステージイベントとして行われたのは「質問コーナー」だ。こちらは会場内に設置していた「質問用紙回収BOX」の中からユーザーの質問に開発陣が答えていくというもの。
石井プロデューサーに加えて、「グリムノーツ」のメインキャラクターデザインを担当している穂里みきね氏が登壇。「3周年はなにをやりたいんですか?」などたわいのない質問から真面目なものまで、ユーザーからの様々な質問に答えていた。
最後に石井プロデューサーからまとめの言葉として、会場に来てくれたユーザーにお礼をいうとともに大きな発表が行われた。それがアニメ化決定だ。これも会場から割れんばかりの拍手が沸き起こった。詳細については、今後の続報を楽しみに待とう。