タカラトミーアーツは本日1月24日に開催した「プリティーシリーズ新プロジェクト発表会」にて、「キラッとプリ☆チャン」を2018年4月よりTVアニメ、アミューズメント筐体などで展開すると発表した。
女児向けのコンテンツを中心にライブ、ミュージカルなどさまざまな広がりを見せつつ、2020年に誕生10周年を迎える「プリティーシリーズ」。その新プロジェクトとして昨年末に発表され、グッズ化などの展開を予定している「プリティーオールフレンズプロジェクト」に続く第2弾として、今回発表されたのが「キラッとプリ☆チャン」だ。
本プロジェクトのキーワードとなるのが昨今の女児のトレンドのひとつである“動画サイト”。スマートフォンの普及によって今や当たり前に馴染みのあるインターネットや動画撮影、そこに「プリティーシリーズ」従来の魅力である歌とダンス、おしゃれ、友だちという要素を融合した、新たなコンテンツとして展開していく。
「キラッとプリ☆チャン」の世界では、大企業や有名人は「プリ☆チャンシステム」を使ってさまざまな番組を放送。「プリ☆チャン」はテレビやスマートフォンで見ることのできる国民的エンターテイメントであり、女の子たちは「プリ☆チャン」で自分だけのチャンネルをプロデュースする「大人気プリ☆チャンアイドル」を夢見ている。
2018年4月より放送が開始されるTVアニメ「キラッとプリ☆チャン」では、なりゆきで「プリ☆チャン」デビューした2人の中学1年生による物語が描かれる。ここで本作の新たな主人公となる桃山みらい役の林鼓子さんと萌黄えも役の久保田未夢さん、そして2人のマネージャーという立ち位置で登場する青葉りんか役の厚木那奈美さんが登壇。林さん、厚木さんは幼い頃から見ていたという憧れのタイトルに出演できることの喜びを、そして久保田さんは動画配信というキーワードに触れ、自分たちも動画で発信の機会ができればという意気込みをそれぞれ語った。
ひとしきり話し終えたところで、林さん、厚木さんが一旦降壇。久保田さんがえもを通じて自分自身も成長していけるようにと役作りへの抱負を述べたところで、続くゲストとして声優ユニット「Run, Girls, Run!」が登場。実は林さん、厚木さんも同ユニットに種族しており、今作では主題歌を担当することが発表された。また、もう一人のメンバーである森嶋優花さんが出演するかも気になるところだが、本人からは含みのある発言もあり、今後の情報が気になるところだ。
そしてTVアニメの展開に合わせて、現在は「プリパラ」の筐体が展開しているアミューズメントゲームも4月より新たに「キラッとプリ☆チャン」として生まれ変わる。その大きなポイントのひとつが、「キラッとプリントシステム」。ゲーム中に「キラッとボタン」が7色に輝くと、“超あたり”のキラキラ輝く「キラチケ」が手に入る。
さらに、「プリチケ」のアイドル名刺部分である「トモチケ」は「フォロチケ」にパワーアップ。交換することで友達とライブが楽しめるのはもちろんのこと、新たにSNSの要素を追加。「フォロチケ」をゲーム内に読み込むと、お互いのキャラクターがネットワークでつながってフォロワーになり、「いいね★」を送りあうことができる。SNSならではの喜びがフォロチケ交換というアクション、そしてゲーム筐体のビジュアルで楽しめる新システムとなっている。
なお、今回は新要素の発表のみに留まっていたものの、会場で流れたムービーでは「プリパラ」のマイキャラやコーデを「キラッとプリ☆チャン」で使える「マイキャラひっこシステム」も紹介されていた。「プリパラ」で最後に使用したプリチケを「キラッとプリ☆チャン」の筐体に読み込むことで、引き継ぎが行えるということだ。
続いて、「Kan & Aki's CHANNEL」を通じてYouTuberとして活動する小学生姉妹のかんなちゃん、あきらちゃんが登場。2人はおもちゃを紹介する動画でブレイクし、今では多くのチャンネル登録者を獲得しているが、現在展開中の「プリパラ」についても、すごく好きなタイトルで動画でも何度か紹介しているそう。
ステージでは、そんな2人と「キラッとプリ☆チャン」のコラボレーションが発表。ゲームCMや公式YouTubeチャンネル、さらにはイベントへの出演などを予定しているという。最後にビッグサイズのフォロチケを林さんとかんなちゃん、久保田さんとあきらちゃんが交換するという一幕もありつつ、元気いっぱいに抱負を述べていた。
アニメ「キラッとプリ☆チャン」公式サイト
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/prichan/
「キラッとプリ☆チャン」スペシャルサイト
http://www.takaratomy-arts.co.jp/specials/prichan/