東京・ベルサール秋葉原にて開催の「セガフェス2018」。ここでは、4月15日に行われた「D×2 真・女神転生リベレーション」(以下「D2」)ステージの模様をお届けする。
ステージには、プロデューサーの山田理一郎氏、小野友樹さん、マフィア梶田さん、火将ロシエルさんが登壇。まずは、3月28日に行われた大型アップデートの内容を振り返った。
3月28日に行われた大型アップデートで特に目玉となるのは、オートクエスト機能の実装。山田氏の持論として、スキップはもうゲームでは無くなってしまうが、オート機能はゲームのシステムのひとつであり、オートで周回できるようなPTを考えるというのもひとつの遊び方と考え、この周回オート機能をつけることにしたそうだ。
また、素体悪魔の需要が多いというのが運営側でもわかってきたので、より合体しやすく、ねらった悪魔を作りやすい、女神転生らしい遊びを提供できるようにと、悪魔全書を解放。この大型アップデートは、ユーザーには好評のようだ。
そして会場では「D2」初のテレビCMが公開。テレビCMに込めたメッセージは、「感じるな、考えろ」。「女神転生」シリーズは、決して誰でもやれますとか言えるゲームではなく、考えないとクリアできないし、考えてクリアするからこそカタルシスがあり、思考することでおもしろくなっていくのだということを訴えたかったのだそう。
なお、現在テレビCM公開記念として新規プレイヤーには★4「ケルベロス(荒神)」をプレゼントしている。「ペルソナ5」のアニメをやっている枠などでCMをやっているので、シリーズのファンにヒットするような悪魔を配ろうと思ってケルベロスにしたということだ。
またケルベロスはバランス調整がされ、より使いやすい強力な悪魔となった。ケルベロスはシリーズファンには使ってほしいし、使いたいという人も多いだろうと考えての上方修正だという。
4月の大型アップデートが発表!
4月に実装される大型アップデートがこのステージで発表された。ARは対応端末は現状高スペックなものに限られるらしいが、徐々に幅をひろげていきたいとのことだ。「ぜひAR機能で色んなところで写真を撮影してSNSにあげてもらえるとうれしい」と山田氏は語った。
そして4月のアップデートの目玉が、★5威霊「アリラト」の追加。アリラト生存時は、味方の属性反射が貫通に対しても効果を発揮する、というスキルが強力だ。多神合体なので、誰でも作る方法が可能で、必要なのは★4「サンダルフォン」、★4「アズラエル」、★3「ペレ」、★3「クシナダヒメ」の四体。全て素体で用意しなければならないため、これらの悪魔を手持ちからどうやって作るかというのが大変だが、今のうちに用意しておけばアップデート後すぐにアリラトの作成が可能だ。
なお、サンダルフォンの作成チャートはこちらの記事を参照してほしい。
もう一つの目玉は、犀川青蘭の加入。加入条件はアウラゲート50層のクリアとなかなかハードルが高いが、アウラゲート探索に有効なスキルを所持しているので、ぜひゲットしたい。
その他、追加される新アイテムは「カサネノマガタマ」と「悪魔交渉の書」。カサネノマガタマはスキルレベルの強化アイテムだが、レアリティがないので特に高レアリティの悪魔の育成に役立つ。悪魔交渉の書は、悪魔交渉をもっとやりやすくしてほしいというユーザーの意見から導入することを決めたとのことだ。
また、ジゴクパーク拡張と、イクリプス更新も行われる。ジゴクパークは新たに2つのちホ~が追加。イクリプスの制限種族の情報は4月下旬に公開予定とのことだ。更新される前に、現在の「妖精限定」をクリアしておくのもお忘れなく。
ここまで一気にアップデート情報をお届けしたが、小野さんの「大型アップデート続きで、ユーザーを休ませる気がないですね」という言葉に、山田氏は「このゲームはあまりイベントらしいイベントがないので、それよりもユーザーの皆さんが快適に遊べるようになるアップデートとかで対応していくつもりです」と述べた。
実際このゲームのヘヴィユーザーであるというマフィア梶田さんも、「UIは、これまでに遊んできたゲームのなかでも一番」と絶賛した。
しかし小野さんはUIに不満はないものの、このゲームを初めてから未だにガチャで★5が一度も引けていない、と呟くと、山田氏も「僕も引けていないです、どの悪魔を★6にするか迷って、結局オセ(初期★3)にしました。ユーザーの方たちと同じように遊んでいます」と笑った。
そこで急遽、今★4以上確定の究極召喚札を持っているという小野さんが、ステージ上で公開ガチャに挑戦することに。召喚時には、男主人公の「来い、僕の悪魔たち!」のセリフを生披露してくれるサービスもあったものの、残念ながら引けたのは、★4のオベロンとスフィンクスだった。
ゲスト参加企画はARに高難易度ダンジョンチャレンジなど盛りだくさん!
続いてはゲスト参加企画。まずは小野さんの「僕だってもっと目立ちたい」企画からスタート。
個性的なメンバーが多すぎて肝心の主人公がプレーンすぎる、と言われている小野さん。ならばもっと個性的な主人公にしてみよう、ということで、まず一つ目は「もしも主人公が中二病をこじらせている設定だったら」。
まずは、もし「来い、僕の悪魔たち!」「ごめん、みんな…」のセリフを変えてみることに。新設定バージョンでは「邪眼が疼く…僕の中に住む悪魔たち、顕現せよ!」「僕は、選ばれたんだ…こんなところで終われない…っ!」というセリフを小野さんが熱演。マフィア梶田さんから「プレーンじゃなくなったけれど、主人公でもなくなったな」というツッコミが来るほど、見事な(?)中二病主人公を演じて見せた。
2つ目は「もしも主人公が仲間想いの熱血スポーツ青年だったら」。「よかった、みんな無事だね」「また少し強くなったみたいだ」というボイスを変えてみることに。新設定バージョンは「もっと血が沸き立つ勝負がしてぇんだ…!」「限界なんか、いくらでも超えてやる!」。
この2つのバージョンを聞いた上で、マフィア梶田さんの「これは仲間にいるキャラクターであって主人公って感じじゃないですね」という感想に、小野さんも「やっぱりプレーンって大事なんですね…」と今自分が演じている男主人公への想いを馳せると、会場からは大きな拍手が送られた。
この小野さんの演技を聞いて、マフィア梶田さんが「せっかくプロフィールでロウかカオスかを設定できるのなら、ロウかカオスかで主人公の声を切り替えられるといいんじゃないですか?」という新たな提案がなされる場面も。ぜひとも実際に実装されることを祈ろう。
お次は、育成ピクシー「イクリプス」攻略企画。
イクリプス「妖精の蝕」10にオートバトルのみで勝とう、という企画だ。なお、このイクリプスをクリアしたひとは、会場でも1~2割ほどしかいなかった。マフィア梶田さんは★5で固めていたけれど烙印を適当にしかつけていなかったら勝てなかったという。
そんな高難易度ダンジョンに、ピクシーを含めた全て★4の悪魔だけで攻略する。悪魔は覚醒継承をしており、ボスの弱点をつくザンを所持していた。
ザンで一気に削るという作戦は見事に功を奏し、★4の悪魔だけでもイクリプスのボスを攻略することができた。なお山田氏によると装備している烙印が重要とのこと。このデータでは烙印は★4~5のもので、烙印レベルは12~3程度だが、魔攻をかなり上乗せしているという。
3つ目は、ケルベロスオススメ編成チャレンジ。
ケルベロスの能力が上がったということを体験してみてほしい、ということで、ケルベロスを編成にいれてのバトルチャレンジ。チャレンジするのはストレンジシグナルのニュートラルの9層。ボスがひたすら大量回復をしてくるため、8層あたりからいきなり攻略が厳しくなるマップだ。
ケルベロスオススメ編成は★6で固め、クリティカルをだしてブレスターンを稼ぐという戦法で、オートバトルでボスに勝てるかをチャレンジする。
ボスやその仲間にひたすら回復をされ、一度は削ったHPをほぼ全快まで戻されるというような出来事もあったが、なんとかオートバトルでボスに勝利した。山田氏は「これに限らず色んな編成、戦略があるので、ぜひ自分なりのオートバトルで勝てるパーティを見つけてほしい」と述べた。
セガフェス記念、ユーザープレゼント実施中!
セガフェスの開催を記念して、マッスルドリンコや高位召喚札などがプレゼントとして配布されている。受け取り期間は4月18日23:59までなので、ログインして受け取っておこう。
また、セガフェスAR悪魔リツイートキャンペーンも実施。セガフェス開催中に該当ツイートが1000RT以上されれば特殊召喚札がもらえるというこちらのキャンペーンは、このステージの最中に目標数を達成し、プレゼントの配布が決定した。こちらも受け取り期間が4月18日23:59までとなっている。
最後は、AR搭載記念の撮影会。ARピクシーと写った火将ロシエルさんのピクシーや、ギリメカラ、デカラビア、ジャックフロストたちなどを出演者が記念撮影を行った。なお、この写真は後ほど公式ツイッターで公開されるというので、チェックしてみよう。
山田氏によれば、5月のアップデートではいよいよシナリオ第六章がくる予定とのこと。より遊びやすくなるような調整も入れていくとのことなので、今後のアップデートにも期待しよう。