2018年4月21日、東京・秋葉原のパセラリゾーツ AKIBA マルチエンターテインメントにて、「ファイナルファンタジーXIV」(以下、『FFXIV』)のコラボレーションカフェ「エオルゼアカフェ」の新メニューアイデア募集コンテスト2017の授賞式と試食会が開催された。
コンテストの開催は、これで3回目となる。エオルゼアカフェのレベルがついにMAXの9にあがったことにより、昨年末に新メニューのアイデアが一般公募された。
今回はじつに600件を超えるメニューが寄せられ、受賞者も前回より6作品多く選ばれ、フード8品、ドリンク8品、デザート5品の、全21品が受賞。なかには、3回のコンテストすべてで入賞を果たした、すっかりコンテストの常連となっている人の姿も見られた。
会場には「FFXIV」コミュニティチームの室内俊夫氏ら他、石川夏子氏など「FFXIV」開発メンバーも参加し、全国からこの日のために集まった光の戦士たちと、新メニューを味わったり、ミニゲームを楽しんだりした。
それでは早速入賞作品と、受賞者によるメニューの解説などを紹介していこう。(敬称略)
フード部門
種は国境を越えて~フフチャの手紙~/やっくん
こちらのサラダは園芸師のクエストが元になっているとのこと。なお「種」が「タネ」なのか「シュ」なのかわからない、という受賞者に、メインシナリオライターの石川氏自ら「タネです!」と回答する貴重なシーンも。ヘルシーな野菜サラダで、女性が嬉しい一皿。
サドゥのお手製肉焼き料理/ユキポン@PAN
こちらは、メインストーリーのなかで冒険者と一緒に偵察にいったサドゥがきっと作ってくれたんじゃないかという妄想から作った、という受賞者。塩胡椒とガーリックのきいたチキンステーキとなっている。
エスゲンの太陽ライス with ケナガウシステーキ/ぷっち
こちらの受賞者は、なんと韓国のプレイヤー。韓国でも「FFXIV」はとても人気がある、と慣れない日本語ながらも一生懸命にコメントしていた。牛ステーキとガーリックライスの組み合わせが絶妙で、男性に人気の出そうなメニューだ。
余輩のカポナーマ/kram
カポナータと余輩のナーマとを掛けた、受賞者曰く「ダジャレ枠」。思わず口にしたくなるダジャレということで思いついたということだ。ラタトゥイユと似ているが、カポナータはナスがメインとなっている。
オロニルカレー/あげ
「パセラさんで作りやすいようなイメージでつくりました」という受賞者に、室内氏が「実はそこは大事なんですよ」と口を添える場面も。どんなにいい案でも、コラボカフェのメニューとして提供できなければならないため、厨房で再現できるかというのは重要な審査ポイントとのこと。上にかかったチーズがなかなかボリュームがあるので、見た目よりもおなかに溜まるカレーだ。
壊神麻婆豆腐/れりうす
新メニューコンテスト二回目の受賞となるこちらの受賞者は、「三行くらいしか書いていなかったメニューなので、よく審査を通ったなと思いました」とコメントしたが、室内氏曰く「選考委員かパセラさんかどちらの意向かはわからないけれど、毎回ひとつは辛いもの枠がある」とのこと。
なお、この麻婆豆腐は唐辛子など三種類の辛味調味料がついてきて、自身で好みの味にできる。辛味をいれなければほぼ辛くないので、辛いのが苦手な人でも食べられる。
コテージチーズのチーズフォンデュ/愛皇
受賞者は、エオルゼアカフェが大好きなのとチーズが大好きなので、エオルゼアカフェでチーズが食べたいと思ったこと、そしてパセラならハニトー、というのをヒントにしてこのメニューを考案したという。
室内氏も「これはいかにもパセラさんっていうメニューですよね」と、その着眼点をほめていた。
ニーズヘッグの右眼ンチと左眼ンチ/mocozo
受賞者はまだ「FFXIV」を初めて間もない若葉ユーザーということで、いきなりコンテストで入賞できるとは思わなかったという。黒目の部分にピータンと書いて応募したものの、室内氏が「ピータンは人を選ぶ食材なので、こちらで変えさせてもらった」と補足。実際の黒目部分には、ナスが使用されていた。中にうずらのたまごが入ったボリューミーなメンチカツとなっている。
ドリンク部門
ユウギリ秘伝の忍酒/NM
受賞者は前回も「ユウギリ茶漬け」で入賞し、今回もユウギリのメニューに挑戦。再び受賞が出来て嬉しいと語り、今後もユウギリに絞って応募していきたい、とコメント。なおレシピは実際にあるものを参照にし、甘酒ベースのカクテルにはちみつを添えたという。
アリゼー様のしゅわしゅわティーソーダフロート/こめぇ
エオルゼアカフェが大好きで毎月女子会をやっているので、大好きなアリゼーのメニューを考案したとのこと。ポイントはアリゼーのアホ毛で、アホ毛部分も食べられる。
コウジン族も大好き!碧のタマミズソーダ/おこめ
スクリーンに表示がされた途端、会場に集まった他の受賞者からも感嘆の声が漏れた力作。海の中というイメージでメニューを作り、サンゴも飴細工なので食べられる。
果汁圧搾! タイタン/Mister K'
受賞者は残念ながら本日は欠席。思わず口にしたくなるようなダジャレ枠の入賞は、意外と多いようだ。
オルシュファンの温まるとイイジンジャーティー/琴音
「あのときのあのドリンクをイメージしてつくりました。あと温かい飲み物のメニューが少ないので」という受賞者のコメントの通り、メインクエストのあのシーンを思い出しながら飲みたい。
クロちゃんの元気がでるジュース/アシュ
クロのイメージで黄色をバナナで表現、そしてクロにおなかいっぱいになるものを食べさせてあげたいということで、タピオカをいれたという、バナナ味の可愛いタピオカドリンク。
雲海モーグリのクラウドマロウコーヒー/Aisa
こちらも「温かい飲み物が少ないので」と考案したというメニュー。白いマシュマロで雲海をイメージ。
異邦の詩人語りモーチョ/あぱちょ
「誰とはいいませんが」という受賞者のコメントには会場も室内氏も笑い声を隠し切れなかった一品。受賞者は三回連続入賞という、もはやコンテストの常連枠だ。異邦の詩人を連想させるメガネがポイント。
デザート部門
スプリガンの鉱山シフォン/アリス
「2回目の受賞で、前回はコロコロポックルで、今回はこれが通ったかという感想です。食べられるようになるのはうれしいです」という受賞者。優しい甘さの、ふわふわのチョコレートシフォンケーキだ。
カルコとブリーナのベリームース/まぼろし
カルコブリーナをイメージした欲張りな二種類のムースと、逆さの塔のイメージとで考案したメニューだという、こちら。「器に巻いていたリボンを上にのせてもらって、自分の案よりもかわいくなった」と受賞者は完成品を前に喜びを露わにしていた。いちご味とラズベリー味の二種類のムースで、それぞれで違う味を楽しめるので、飽きずに食べられる。
ナマズオの水まんじゅう/ななここ
こちらもスクリーンに映し出された途端に会場が大きくどよめいた品。受賞者はやはり今回で3回目の受賞になるというコンテストの常連枠。「ナマズオは応募数が多くて無理だとおもっていたのですが、採用されてよかったです」とコメントした。
レイドパフェ・機工城アレキサンデー/1003
力作が続き、またもや会場がざわついた一品。こちらは大人数推奨メニューとなっている巨大パフェで、「あそこまで再現してもらえるとおもえなくて、今目の前にして泣きそうです。アレキサンダー大好きで、アレキサンダーが食べたくて応募したのでよかったです」という受賞者。実際に目の前で見ると言葉を失うほどの一品なので、ぜひ一度は頼んでみてほしい。
タルト屋さんで女子会!イチゴムースのタルトとクッキー!/おこちー
「紅蓮のリベレーターのメインクエストのときに、みんなで女子会いきたいね、みたいなお話があって、再現できたらなとおもって応募しました」とステージ上で感極まったように話す受賞者に、メインシナリオの石川氏も感動。試食会では「本当にかわいい!」と、石川氏がこのタルト(に添えられたクッキー)と共にニコリ。
最後に最優秀賞が発表。最優秀賞を獲得した人には、エオルゼアカフェの三周年を記念したイラスト盾が送られるということで、全員が緊張の面持ちで発表を待った。
見事最優秀賞に選ばれたのは、おこめさんの「コウジン族も大好き!碧のタマミズソーダ」。室内氏によると、「メニューのデザインセンスと共に、パセラさんの努力も込みで、きちんと再現できるレシピだったという点も含めて、最優秀賞に選ばせてもらいました」ということ。
やはり室内氏が何度も口にしていた通り、「カフェでの提供が現実的であるかどうか」という点は審査に大きく関係してくるようだ。次回もまたコンテストが行われるかは解らないが、その際にはぜひ応募者はその点にも考慮してメニューを考えてみると良いだろう。
来場者と開発チームによるミニゲームなども開催!
会場では、ヴァレンティオンデー2018のポンポン衰弱にちなんだ、リアルポンポン衰弱や、オンリーワンを探せ!など、「FFXIV」開発チームも混ざってのミニゲーム大会が開催された。
リアルポンポン衰弱は、ヴァレンティオンデー2018のクエストと同じで、最初にボーナスで二枚のカードをめくり、あとは神経衰弱で各チームが一人ずつ合図と同時にカードをめくっていき、一番最初にカードが0になったチームが勝ち、というもの。開発チームも順調にカードを減らしていったが、ノーミスだったA卓が勝利。勝者のテーブルには、特製マシュマロが配られた。
オンリーワンを探せ!は、ポンポン衰弱よりも少し難易度が高く、NPCのキャラクター名を指定された用紙に6名書き、他のテーブルと被らなければポイントをゲット。最終的に一番ポイントが多いテーブルが勝ち、というものだ。ただしNPCの数があまりに多すぎるため、今回は「エオルゼア三国の党首」「ギルドマスター」「冒険者ギルドのカウンター」これらに当てはまるNPCが対象。
例えば、「カヌ・エ様はみんなが外しそうだから逆に狙い目なのではないか、というところを狙って書くチームがいるからやはり外すべきか」というように、他のテーブルの裏の裏の裏を読み合うようなゲーム。これは開発チームが見事なまでに、お邪魔要員として活躍。「ここは誰も書かないだろう」というようなNPCを次々と挙げて、受賞者テーブルにポイントを渡さない…かと思いきや、その開発チームを更に上回ったF卓が、見事勝利した。
最新「エオルゼアカフェ」情報!
最後は、エオルゼアカフェ関連のお知らせがまとめて告知。まずは、今年も横浜パセラリゾーツで夏の期間限定エオルゼアカフェが開催されることが決定。開催期間は2018年7月中旬予定。
続いては、祖堅正慶氏率いる「THE PRIMALS」のアルバム発売記念で、「THE PRIMALS」のコラボメニューが登場。開催日は2018年5月中旬を予定。「THE PRIMALS」のコラボメニューを頼むと限定グッズがもらえるとのことだ。
そして最後は、カラオケパセラに「FFXIV」新曲追加が決定。「THE PRIMALS」の1st Album「THE PRIMALS」から、「ライズ ~機工城アレキサンダー:天動編~」、「ローカス ~機工城アレキサンダー:起動編~」、「曲がらぬ刃 ~蛮神ラーヴァナ討滅戦~」、「忘却の彼方 Never Let it Go」、「魔神 ~魔神セフィロト討滅戦~」の6曲が、2018年5月16日より配信予定。
総合して、筆者ももっと温かい飲み物が欲しいと常々感じていたため、温かい飲み物が増えたのがとてもありがたいと感じる内容だった。フード部門はどちらかというと男性好みなボリューミーなメニュー、デザート部門は女子が頼みたくなる可愛らしいメニューや写真映えするメニューが多く、オフ会の使用でも様々なメニューで男女関係なく盛り上がれることだろう。
なお、今回のコンテストの受賞作品は、5月1日よりエオルゼアカフェに登場する。
※5月1日~ 5月15日のチケット予約は、4月16日より既に始まっているため、いち早く新メニューを食べたい人は予約情報をチェックしてほしい。
ファイナルファンタジー エオルゼアカフェ
東京都千代田区外神田1-1-10
パセラリゾーツAKIBAマルチエンターテインメント 2F
電話番号:0120-192-759
営業時間:11:30~22:00
ファイナルファンタジー エオルゼアカフェ in OSAKA
大阪府大阪市中央区道頓堀1-4-27
パセラリゾーツ なんば道頓堀店 4F
電話番号:0120-738-759
営業時間:11:30~22:00
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