カプコンは、「モンスターハンター:ワールド 狩猟感謝祭2018」を、本日7月15日に幕張メッセにて開催した。

本日幕張メッセにて開催された「モンスターハンター:ワールド 狩猟感謝祭2018」では、先日詳細が発表されたばかりの「ファイナルファンタジーXIV(以下『FFXIV』)」コラボが実機で紹介されたスペシャルステージや、「モンスターハンター:ワールド(以下『MHW』)」の最速ハンター“狩王”を決定する公式大会「狩王決定戦2018」の決勝大会が開催された。

会場では、超巨大な古龍のフィギュアが来場者をお出迎え。様々な展示に加えて、クエストに参加するとノベルティがもらえるチャレンジクエストコーナー、「ロックマン」の新作や「ストリートファイターV AE」が試遊できるコーナーなどが出展されていた。

本稿では、そんな「モンスターハンター:ワールド 狩猟感謝祭2018」にて発表された新情報や「狩王決定戦2018」の模様をお届けしていこう。

「MHW」×「FFXIV」スペシャルコラボステージをレポート!

本ステージでは「FFXIV」プロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏が登壇し、「MHW」開発陣と共に、無料アップデート第4弾追加モンスター「ベヒーモス」を世界初実機プレイにて紹介。さらにコラボレーションに至った経緯などが明かされた。

左から、辻本良三氏、吉田直樹氏、藤岡要氏、徳田優也氏。
吉田氏が登壇すると会場からは「よしだ」コールが沸き起こる一幕も。

吉田氏と「MHW」開発陣は、実は10年程前から付き合いがあり、当時「MH2G」で配信されたばかりの“ラージャン”2頭討伐を一緒に遊んだりしたこともあるそうだ。その時は、カプコン側が落ち続け、スクエニ側が粉塵6個を使い果たしたというエピソードも語られた。そんな経緯があり、今回のコラボレーションは両者にとっても、中々感慨深いものがあるようだった。

ステージでは、コラボレーションで追加される“ベヒーモス”が紹介される。参加条件はHR16以上となっているが、その実かなりの難易度になっているそう。防具もマックスまでカスタム強化しないと厳しいそうで、制限時間も35分と短いことから攻撃もしっかり行わなければならない。また「FFXIV」の戦闘をモチーフにし、それぞれのプレイヤーが自分のロール(役割)を意識したプレイが楽しめるようになっている。

そして辻本氏としては10年後しのリベンジとなった、“ベヒーモス”の実機プレイもいよいよ公開。監修はしているが実際にプレイするのは初めてという吉田氏は初見でいきなりプレイするのか、と驚いている様子。それでも「尻尾くらいは切ってクリアします」と自身を覗かせる。

クエストが開始すると、UIやBGMなども専用のものに変化。ダメージ表記なども「FF」風のフライテキストが表示されるなど、徹底したこだわりようだ。

“ベヒーモス”との戦闘において大きな特徴は、「FFXIV」のような“敵視”の概念が存在する点だ。“ベヒーモス”の頭を攻撃していくとプレイヤーと“ベヒーモス”が赤い線で繋がれる。この状態になると“ベヒーモス”は、そのキャラクターを集中して攻撃するようになるのだ。

そこで“ベヒーモス”の敵視を取る“タンク役”、そして広域化などを積んだプレイヤーが“ヒーラー役”として、残りのプレイヤーが火力を出していく“DPS役”として立ち回るのがオススメとのこと。プレイヤー毎に役割を振り分けて戦闘を進めていく「FFXIV」風の戦闘を「MHW」で楽しめる。

攻撃パターンも、「FFXIV」でお馴染みのものが登場する。またそれらの攻撃は「FFXIV」内で“ギミック”と呼ばれる、特定の手順を踏むことで戦闘を有利に運べるという点もしっかり踏襲されている。

“ミールストーム”は、フィールドに長時間残るので、ターゲットされたプレイヤーは画面端に捨てると良い。
“コメット”は後述する“エクリプスメテオ”を回避するのに必須のオブジェクトだ。モンスターの攻撃で破壊されてしまうので、立ち回りに注意。
“エクリプスメテオ”は防御不能の即死攻撃。詠唱中はモドリ玉なども使用できないという徹底ぶりだ。
回避するには事前に落とされているコメットの影に隠れる必要がある。

実機プレイでは吉田氏、辻本氏の両プロデューサーが一度ずつ落ちるというハプニングがあったものの、ギリギリのところでなんとかクリア。今までのモンスターと比較してもかなり強力なモンスターになっているようだ。

ちなみに今回戦った“ベヒーモス”は常設のクエストになるそうだが、「FFXIV」風に言うと“極”の難易度の“ベヒーモス”も後日配信されるそう。こちらの難易度は、今までの中でも最高難度になるそうで、歴戦王よりも難しいそうだ。このクエストをクリアすると“ドラケン装備”の重ね着装備と称号が手に入るとのこと。

それほどの難易度になることから、今までにあまり前例の無いことだが攻略情報も事前に公開された。これらの情報を参考にしながら今から準備を進めていき、配信の際にはぜひ“ベヒーモス”討伐に挑戦してみてはどうだろうか。

“ベヒーモス”の素材から作れる“ドラケン装備”はかなり強力な装備になるそう。セット効果で専用のジャンプ攻撃の属性攻撃力が強化されるスキルが付与される。

また「E3」でも情報発表があったとおり、「FFXIV」側でも「MHW」とのコラボが実施される。この情報は現段階ではティザートレーラーのみとなっているが、明日7月16日に配信される「FFXIV」の生放送番組「第45回 FFXIV プロデューサーレターLIVE」にて、詳細が発表されるようだ。この放送には、藤岡氏と徳田氏も出演するようなので、光の戦士はもちろん、ハンターの方たちも視聴してみてはいかがだろうか。

最速ハンター“狩王”は「AGent」チームに決定!「狩王決定戦2018」決勝大会をレポート!

2人1組のチームでモンスターの討伐タイムを競う公式大会「狩王決定戦2018」。

過去最多となる全国7都市で行われた地区大会の上位チームに加え、当日予選を勝ち抜いた全21チームによって最速ハンター“狩王”を決定する熱い戦いが行われた。

本年は、今までの闘技場による戦いだけでなく、古代樹の森をフィールドとしたハンティングなど「MHW」ならではの試みなども実施されている。

そして、そんな本大会の決勝戦に進出した2チームは、「ハーゲンキャッツ」と「AGent」になった。決勝戦で挑戦するクエストは、古龍3頭連続討伐。それぞれが単体でも強力な古龍の連続狩猟となるため、どの武器の組み合わせを選んでいくかなど、戦略も重要になってくる。

先行で挑戦した「AGent」チームは、狩猟笛がサポートを行いスラッシュアックスが火力を出す構成だ。乗り攻撃中に狩猟笛で強化をかけていくという戦法が取られていた。驚いたのは、のけぞりやダウンを計算して行っていく場面だった。古龍は罠が効かないので、当然拘束手段が限られてくる。それをダメージ計算だけで拘束していく手腕は見事の一言だった。

後攻の「ハーゲンキャッツ」も、まったく同じ狩猟笛とスラッシュアックスの構成。アクションや位置取りなどは若干違うものの、ほぼ同じ戦略が取られており完全な実力勝負となった。序盤こそ順調に進んでいったが、2頭目の“クシャルダオラ”戦時に一発だけ攻撃が漏れてしまう。それにより拘束が解けてしまって若干のタイムロスが生まれてしまった。このほんの少しの歪によって、討伐前に“ネルギガンテ”が乱入。うまくリカバリーはできていたものの、決勝戦という舞台ではこれが大きな要因となってしまった。

最終的な結果としては「AGent」チームが4分52秒55という驚異的な記録を叩き出し見事優勝。最速ハンター“狩王”の称号を勝ち取った。

モンスターハンター:ワールド

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  • 発売日:2018年1月26日
  • 15歳以上対象

モンスターハンター:ワールド デジタルデラックス

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  • 発売日:2018年8月10日
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※画面は開発中のものです。

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この記事のゲーム情報

モンスターハンター:ワールド

ハンティングアクション
機種
PS4PC
プラットフォーム
パッケージダウンロード
OS
会社
カプコン
シリーズ
モンスターハンター
ジャンル
アクション
クリエイター
辻本良三藤岡要徳田優也
公式サイト
公式サイト
  • 「黎の軌跡(くろのきせき)」特設サイト
  • Figgy
  • プリコネR特集

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