配信時期が10月中旬に決定！Vtuberとのコラボも決まった「東京コンセプション」先行発表会をレポート

ユナイテッドは、スマートフォン向けアプリ「東京コンセプション」の先行発表会を9月10日に品川インターシティホールで行った。ここでは、多くのゲストが登壇した発表会の模様をお届けする。

ユナイテッドが制作を手がける「東京コンセプション」は、人間と妖怪の絆を描き、スタイリッシュなバトルを繰り広げるRPG。先行発表会の冒頭ではユナイテッドの取締役・山下裕司氏が登壇し、挨拶とともにアプリの配信時期が10月中旬になることが発表された。

続いて、本作のプランナーである村井琢真氏による、ゲームシステムの発表へ。ここで公開された最新PVでは、キャラクターが縦横無尽に動き回り、派手な攻撃やスキルを繰り出す様子が盛り込まれていた。

本作は“究極簡単ノーストレスな時間泥棒ゲーム”というコンセプトを掲げており、攻撃は自動で行われるため誰でも簡単に爽快なバトルを楽しめる。なおバトルには人間ひとりと妖怪3体という編成で挑むことになり、控えにいる妖怪たちは“アシストスキル”を任意のタイミングで発動できる。アシストスキルにはさまざまな効果があるため、これをいかに活用するかが重要になりそうだ。

また、必殺技にあたる“魂魄ドライヴ”は、ド派手な演出と大ダメージだけではなく、発動後には与えるダメージを増やす追加効果もある。不利な戦況でも一気に覆してくれる、まさに切り札的な存在といえる。

アシストスキルや魂魄ドライヴのほかにも、プレイヤーが介入できる要素はまだ用意されているとのこと。このためセミオートでバトルが進む簡単操作でありながら、コアゲーマーのニーズにも応えられるようになっている。

本作では、ゲーム外でのさまざまな取り組みも配信前から実施されている。そのひとつがコミュニティサービス「CHEERZ」で行われた、公認キャラクターモデルのオーディションだ。見事にオーディションを勝ち抜き、公認キャラクターモデルとなった雨音やみさん、片瀬美月さんが登壇。それぞれメインキャラクターであるタマモとキリノのコスチュームを纏ってのお披露目となった。どちらのコスチュームも非常に完成度が高く、細部に至るまでイラストを忠実に再現されていた。

さらにライブ配信アプリ「SHOWROOM」で行われたオーディションを勝ち抜いた暁音さんとmishellさんが登壇し、鈴木大輔氏が楽曲提供をした本作の主題歌「PROMISE」を生ライブで披露。ふたりの力強くも透き通るような歌声に、会場の熱気はさらに高まっていった。

そしてイベントの後半には、スペシャルゲストとして、タレントのりゅうちぇるさんとコスプレイヤーのえなこさんが登場。えなこさんは、メインキャラクターのひとりである和倉紗友里に扮しての登場となった。

本作のキャラクターや、コスプレに関するトークが繰り広げられたあとは、ゲストのふたりと開発陣によるゲーム対決のコーナーへ。ゲストが勝利した場合は、ゲーム配信開始後に全ユーザーへガチャチケットが配布されるため、対決の行方に注目が集まる。

1戦目は制限時間内に敵に与えた合計ダメージ量を競うというルールで、りゅうちぇるさんと山下氏が対決。序盤は劣勢だったりゅうちぇるさんだが、終盤で必殺技を発動させて大きくスコアを伸ばし見事大逆転。まずは1枚目のガチャチケット配布が決定した。

続く2戦目は、巨大ボスを先に倒したほうが勝ちというタイムアタックルールで、えなこさんと村井氏が対決。普段からゲームに慣れ親しんでいるえなこさんが、攻撃を受けにくい背後をとる戦法で序盤からリード。村井氏の追い上げも虚しく、えなこさんが余裕さえ感じさせながらボスを撃破して勝利となった。

結果的にガチャチケット2枚の配布が決定し、「1勝1敗でバランス良く終わらせるつもりだったのに……」と、開発陣も2連敗は誤算だったようで悔しさをにじませていた。バトルを終えたえなこさんは、「セミオートということで最初は不安だったけど、回避やスキルの発動など自分で動かせる部分も多くて楽しめた」と、ゲーマーならではの感想を述べていた。