千葉・幕張メッセにて9月20日より開催中の東京ゲームショウ2018。21日に行われた「Destiny 2」プロジェクトリード・スコット・テイラー氏によるセッションの模様をお届けする。
「HALO」シリーズの開発でも知られる「Bungie」が手がける人気オンランゲーム「Destiny 2」。今回のプレゼンでは、9月5日より配信がスタートした拡張コンテンツ「孤独の影」の内容が、テイラー氏によって改めて説明された。
「ケイド6」の死を契機に、「孤独と影」の物語は動き始める
「孤独と影」の物語は、プレイヤーと陽気なバンガード「ケイド6」は、とある脱獄事件の調査に向かったところから始まる。だが、任務は難航し、その途中に命を落としてしまう「ケイド6」。プレイヤーはその仇を討つため、復讐の旅に出ることになる。
プレイヤーが冒険することになるのは、闇に支配されたフォールン「スコーン」が闊歩する無法のフロンティア。プレイヤーはケイド6を殺害した「ユルドレン」と8体のバロンを追い、彼らの元に辿りつくために、時には予想外の相手とも手を組む、光と影の間を進むような立ち位置となるという。
「孤独の影」の実装にあわせて、プレイヤーの移動速度と武器の攻撃力の強化、ログインボーナスの見直しが行われ、報酬もその時間と手間に見合ったものとなる。また新たに追加されたエキゾチック武器については「少しやりすぎかも」と思えるほどの性能にしているという。
また、「孤独と影」では「Destiny 2」初となる完全なエンドコンテンツエリア「夢見る都市」も実装に。「夢見る都市」は、新たな6人参加型レイドコンテンツ「最後の望み」の舞台で、「最後の望み」はこれまでの中で最高の難易度を誇る。既にセッションが行われる前の週から公開が始まっているが、世界で最初のクリアを達成したクランは、レイドの攻略に約19時間もの時間を費やしていたことが明かされていた。
一方、「孤独の影」の目玉として新たに追加される「ギャンビット」は、PvPとPvEの要素を組み合わせた、これまでにない楽しみをプレイヤーに与えてくれる新モード。プレイヤーは4対4のチームに分かれ、それぞれのエリアに出現するエネミーを撃破し、最後に出現するボス「プライミーバル」を先に倒したチームが勝利となる。
しかし、ただエネミーを倒すだけのタイムアタックではなく、敵を倒した際に得られる欠片を集めることで相手チームの妨害をする強力な「ブロッカー」を送りこんだり、最終的にはプレイヤー自身が相手の陣地へと乗り込んで直接妨害を行うことも可能。敵プレイヤーを相手にしながら、いかに素早く「プライミーバル」を倒せるかがポイントになる。
また「孤独と影」の実装にともない、「Destiny 2」ではシーズン4がスタートすることになる。シーズン4では、既に新たなクルーシブモードである「ブレークスルー」などのアップデートが発表されているが、コンテンツについては現在のロードマップで発表されているものが全てではなく、他にも驚きのものが隠されているという。
テイラー氏によると「孤独と影」の年間パスは、これまでの拡張パックとは位置づけが大きく異なり、貴重な報酬を獲得できるエンドコンテンツ、新モードに新発見といった、幅広い体験が提供されるようになっており、この年間パスと、無料のアップデートコンテンツを組み合わせることで、「Destiny 2」は全てのプレイヤーにとって常に新鮮なゲームであり続けるとのことだ。
最後にテイラー氏は、「皆さんが『孤独と影』でバロンを狩り、ケイド6の仇を討ち、ギャンビットで欠片を集め、そして何よりも、友達を一緒に荒野を駆けている姿をお見かけできることを期待しています」とプレイヤーに向けたメッセージを送り、セッションを締めくくっていた。
なお9月22日からは、「孤独と影」の実装にあわせて、PS Plusに加入中の全プレイヤーを対象としたギャンビットの無料体験がスタート。期間は9月22日午前2時から9月24日午前2時までの48時間限定となっているので、PS Plusに加入している「Destiny 2」プレイヤーは要チェックだ。
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