千葉・幕張メッセにて9月20日より開催の「東京ゲームショウ2018」。アークシステムワークスブースで本日9月23日に行われた、「キルラキル ザ・ゲーム -異布-」スペシャルステージをレポートする。
本ステージでは、「キルラキル ザ・ゲーム -異布-」プロデューサーの山中丈嗣氏、アニメ「キルラキル」に出演した、声優の柚木涼香さん、稲田徹さん、檜山修之さんをゲストに、「キルラキル ザ・ゲーム -異布-」のスペシャルトークショーが行われた。
かなり早い段階で「キルラキル」のゲーム化を知っていたという稲田さん、しかし、なかなか発表がされなかったので企画は無くなったものだと思っていたのだとか。一方の柚木さんはテレビでCMが放送されるまで、ゲーム化を知らなかったそう。そのため、自分は出演できないのかと心配になったそうだ。
久々に「キルラキル」を演じるということで、稲田さんは最近また1話から見直したそうだが、テンポが良すぎて見始めると止まらず、1話から最終話まで一気に見てしまったのだとか。ちなみに柚木さんは、自分の声を聴くのが苦手で、あまり出演作品を見ないことが多いらしいが、「キルラキル」は面白すぎるので何度も見返しているとのこと。それに対して檜山さんは、最初の頃は違和感があったが、30年もやっていれば慣れてくる。その変わりTVでうるさい声が聞こえてくるとだいたい自分の声であることが多いとコメントし会場の笑いを誘っていた。
「キルラキル」の出演声優陣は仲がいいのかと聞かれると、収録後は毎回飲みに行っていたと稲田さん。毎回全力投球の収録が多く、1話1話終わる度にお互いの健闘を称え合うのだとか。他にも四天王のメンバーで大江戸東京博物館の関ヶ原展に遊びにいったというエピソードも披露。これに対して柚木さんは、四天王でばっかり遊んでずるいと口を尖らせた。
ここで話題はゲームの話に。稲田さんと檜山さんは良くゲームを遊ぶが、柚木さんはすごくゲーム音痴なのだとか。しかし3人が3人とも、良い意味で難しさが無く誰でも原作のような派手なアクションが楽しめると絶賛。特にボタンを連打しているだけでコンボが繋がるのが好評だった。
これを聞いた山中は、ぜひ発売前に出演声優の方を集めてトーナメントをしたいと提案。もちろんこれには会場から大きな歓声が上がり、ステージに登壇した3名も乗り気な様子だった。本作は、まだ発売日などが決定していないので、詳細な発表では無いもののかなり前向きに期待していても良さそうだ。
最後の質問としてアニメとゲームの収録の違いについて聞かれると、ゲームの収録は目の前に相手がいない状況で行うので、相手がどう返してくるか想定しながらセリフを言うことが多いと稲田さんはコメント。また、対戦ゲームでは同キャラ戦が発生するので、自分と自分が会話をする新鮮な体験もできるそうだ。檜山さんは、ゲームの場合、音声のデータがどう使われるのか分からないので、様々なシチュエーションに合うようなセリフ回しをすることが大きな違いだとコメントした。
最後に、アークシステムワークスのスタッフによる本作のデモンストレーションが披露されることに。しかし、対戦キャラクターが皐月と蒲郡だということで、急遽稲田さんと柚木さんがプレイするという台本に無い展開になった。対戦の模様は、本作のテストプレイをかなりやり込んだという稲田さんが、柚木さんに敗北するというまさかの展開に。これも本作の間口の広さ故だろう。
実際にゲームをプレイして稲田さんは、早く自分の家で遊びたい。配信キャラが増えるかもしれないから多くの方に購入して欲しいとコメント。柚木さんと檜山さんからは、本作のストーリーモードについて言及。中島かずき氏によるエピソードが楽しめるので楽しみにしていて欲しいとし、本ステージは幕を閉じた。