7月28日~9月30日まで、アキバCOギャラリーにて開催されているPCブラウザゲーム『刀剣乱舞-ONLINE-』の期間限定ストア「刀剣乱舞STORE5 納涼祭」。ここでは同会場に展示されている「三日月宗近」1/1スケールフィギュアについてレポートする。

男性キャラクター専門ブランド「Orange Rouge(オランジュ・ルージュ)」が手がけ、そのクオリティと300万円(税込)という価格でも話題を集めた「三日月宗近」1/1スケールフィギュア。180cmという身長をしっかりと再現し、会場の奥に鎮座されながらも圧倒的な存在感を放っている。

それでは、上部から順に見ていこう。まず気になる表情だが、元のイラストと同様に穏やかな微笑みをたたえている。特徴的な三日月の入った瞳をはじめ、思わず触れてみたくなる唇なども見どころ。透明感のある肌も塗料へのこだわりがなせる業で、髪のグラデーションも非常に美しい。

首回りや背中などの装飾も細かく、皺や布と布の空間も丁寧に作り込まれていて、本物の着物のような質感がありありと想像できる。

腰に下げている刀の三日月宗近はイラストとしてのサイズ感ではなくオリジナルの刀の長さを再現したそうで、シルエットまで考え抜かれたバランスとなっている。ちなみに刀を抜くことはできないが、パーツは個別に作られているので立体感はそのまま楽しめる。

艶やかな指先もポイントで、全体的に華奢なイメージの三日月宗近だが指の太さはやっぱり男性なのだと改めて思わされた。

ゆったりとしたボリュームのある袴はひらひらとはためく流れを感じられ、裾から覗く足首や草履もその繊細さに見とれてしまう。土台も鉄が最も重量のある部分となり、実際に設置するとなった場合は総重量も気になるところだが一般的な冷蔵庫よりは軽い仕上がりになっているそうだ。

三日月宗近は1/8スケールフィギュアも発売しているが、1/1スケールフィギュアはそれを単純に大きくしたものではなく、きちんとバランスが取り直されている。すぐ隣に1/8スケールフィギュアが設置されているので、どこがどの程度違うのか見比べてみるのもいいだろう。

本製品は10体限定の販売で、申し込み多数の場合は抽選となる。個々のパーツに分かれた状態で配送され、組み立てスタッフが同伴するという形になるそうだ(海外への対応は検討中)。

実際に間近で見たところ、とにかく「本物の三日月宗近が目の前にいる!!」としか思えず圧倒されてしまった。決して安い買い物ではないが、値段以上の価値が詰まった究極のファンアイテムであることは間違いない。購入するかは別として、ぜひ一度実物を目にしてみてほしい。

このほか「刀剣乱舞STORE5 納涼祭」では、夏らしさを感じる店内で多彩なグッズを販売中。先行発売のグッズや購入特典も用意されているので、足を運んでみてはいかがだろうか。

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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