コーエーテクモゲームスは本日9月27日、PS4/Nintendo Switch/Steam用ソフト「無双OROCHI」の完成発表会を、東京・ベクトルスタジオにて実施した。
会の冒頭では、コーエーテクモゲームス 代表取締役社長の鯉沼久史氏が挨拶。「真・三國無双」と「戦国無双」の登場キャラクターたちが競演する、無双のオールスタータイトルとしてスタートした「無双OROCHI」シリーズが、さまざまな紆余曲折を経てここまで続いたことに感慨を抱いているよう。
なお、今作「無双OROCHI3」は、東京ゲームショウ2018のメインタイトルとして試遊台を30台出展するなど、多くのゲームファンに注目してもらい、発売日を迎えてすでにさまざまな反響をもらっているという。
続いて、「無双OROCHI3」プロデューサーの古澤正紀氏と、スペシャルゲストとして元なでしこジャパンの丸山桂里奈さん、流れ星の2人(瀧上伸一郎さん、ちゅうえいさん)が登壇し、ゲーム内容の紹介およびトークセッションが行われた。
瀧上さんは今年発足されたばかりの浅井企画ゲーム部の部長を務めており、eスポーツをはじめとしたゲーム業界の発展に貢献するために活動しているというが、今回「無双OROCHI3」完成発表会のオファーを受けて嬉しいと話す。また、「真・三國無双」シリーズに触れているというちゅうえいさんは、自身の名前と同じ字(あざな)の読みである董卓 仲穎(ちゅうえい)でずっとプレイしていたことを明かしていた。
また、普段あまりゲームを遊ばないという丸山さんも発表会前にプレイさせてもらったところ、必殺技をすぐに繰り出せる簡単な操作と、たくさんの人達が出てくるのを一気に倒せるのが嬉しいと、すっかりハマった様子。ちなみに丸山さんのマネージャーが無双シリーズ好きであるというエピソードも飛び出していた。
ここでゲームのプロモーション映像が上映され、古澤氏がゲームの内容を説明。シリーズ最多となる総勢170名ものキャラクターが登場する点や、「真・三國無双」や「戦国無双」に登場するキャラクターたちの競演、そして今作で新たに追加された新アクション「神術」について紹介していった。
その後は「無双OROCHI3」にちなんだバラエティトークへと移る。まず丸山さんが求める理想の男性像(握力が強くワイルドな人、耳が大きい人、視力が悪い人)に沿ったキャラクターを古澤氏がチョイスするという流れでは、3つのポイントそれぞれを満たしたチョイスとして呂布、劉備、片倉小十郎の3人をピックアップ。しかしながら古澤氏が3つのポイント全てを満たしたキャラクターとして最後に紹介したのは、なんと牛鬼。これには丸山さんも面食らうかと思いきや、なんと本人の中ではすっかり受け入れている様子だった。
流れ星のトークテーマは「1日神様になれるとしたら、何がしたい?」。“首都を岐阜にする”(瀧上さん)、“絶対にウケるギャグ!!”(ちゅうえいさん)とそれぞれに回答すると、そこから持ちネタの一つである“肘祭り”を披露。ちなみにネタの一つでありながら、”肘神神社”を作るクラウドファンディングを達成し、今年8月には地元の岐阜県高山市で肘祭りを開催したことを紹介していた。
そして最後に発表されたのが、本作が「最も多い操作可能なキャラクターを持つハックアンドスラッシュゲーム」としてギネス世界記録に認定されたということ。会場ではギネスワールドレコーズ公式認定員の寺西さんも登壇し、認定証の贈呈も執り行われた。古澤氏も開発中に冗談で話していたことが現実になったことに、驚きと喜びを表していた。