カプコンは、大阪府警察が実施するサイバー犯罪防止啓発施策の啓発物イメージキャラクターに、「ロックマン」が採用されたことを発表した。

「ロックマン」シリーズは、ファミリーコンピュータ向けアクションゲームとして1987年に第1作を発売して以来、累計販売本数3,200万本(2018年6月30日時点)を誇る当社主力ブランドのひとつです。

キャラクターのルックスと、それに反する硬派なゲーム性が支持を受け、多数の派生作品を含め、発売から30年以上を経た今なお若年層からコアゲーマーまで根強い人気を獲得しています。

さらに、そのブランドはキャラクターグッズ、コミック、TVアニメや映画など、グローバルで多彩に展開され、ゲームでの最新作「ロックマン11 運命の歯車!!」は、欧米では2018年10月2日、日本では10月4日に発売開始予定です。

当社では2013年から毎年、大阪府警察をはじめとする近隣府県警察の防犯啓発に協力しています。2018年上半期では、実在の組織を騙ってパスワードやクレジットカード番号などの個人情報を搾取する「フィッシングサイト」へ誘導された国内のインターネット利用者は290万人を超え、前期比で2.7倍の急拡大となり、2014年上半期以降最大規模を記録しました。

この度、大阪府警察と大阪府クレジットカード犯罪対策連絡協議会が被害防止啓発物として配布する、ポスターやチラシのほか、ステッカーやメモ帳に「ロックマン」シリーズの最新作「ロックマン11 運命の歯車!!」のメインビジュアルが採用されました。当啓発物は2018年10月8日に実施予定の「サイバー空間と現実空間の防犯コラボキャンペーン」をはじめ、大阪府の警察署などでチラシ50,000枚、防犯啓発イベントにてステッカー3,000個などの配布が予定されており、大阪府ならびに全国の犯罪抑止活動を支援していきます。

今後も当社は、社会から信頼される良き企業市民として、ゲームコンテンツを活用することにより地域活性化や治安向上に貢献するなど、CSR活動に積極的に努めてまいります。

日本国内からフィッシングサイトに誘導された利用者数の推移(2018年6月末時点)

2014上半期:409,201
2014下半期:1,362,667
2015上半期:1,195,197
2015下半期:871,497
2016上半期:751,902
2016下半期:1,102,423
2017上半期:744,129
2017下半期:1,060,909
2018上半期:2,902,247

※トレンドマイクロ社「2018年上半期セキュリティラウンドアップ」より作成

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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