Cygamesは、「グランブルーファンタジー」のリアルイベント「グラブルフェス2018」を12月15日・16日に幕張メッセで開催した。ここでは会場内の様子や、昨年実施された「グラブルフェス2017」からより遊びやすく・楽しみやすくなった点について紹介しよう。

「グラブルフェス 2018」はキャスト陣や開発スタッフによるステージ、さまざまな景品が貰える多彩なアトラクション、ゲームの世界観を体感できる展示などを楽しめる大型イベント。2017年に同じく幕張メッセで初開催した「グラブルフェス2017」や仙台・福岡・大阪で行われた「グラブルサマーフェス」でも人気を集めたコンテンツはもちろん、さらにパワーアップした盛りだくさんの内容がファンを出迎えてくれた。

本稿では会場の様子を紹介しつつ、昨年の「グラブルフェス2017」と比べてさらに進化した部分について筆者の体感を交えてレポートしていく。

まず、4~6ホールの入り口にはティアマト、コロッサスに加え、新たにリヴァイアサンとユグドラシルも登場。周囲のディスプレイにはこれまでのゲーム内のイベントやブラッシュアップされたキャラクターソングの新MVなどが映し出され、御利益のありそうな虹色に輝く宝晶石も。

長期に渡ってプレイヤーがお世話になるマグナ武器をはじめ、多くのファンが入手したくてたまらないであろう魅力的な武器たちが精巧に再現され、展示されていた。

入り口のゲート裏には、バレンタインデーやホワイトデーの時期にCygamesの公式オンラインショップ「CyStore」で開催されたイベントのお返しとしてファンに贈られたイラストがずらりと並んでいた。こちらは描き下ろしイラストというだけでなく、特殊加工が施されたサインはキャラクターごとに異なっている。仲間になるキャラクター以外も含め、おそらくほぼすべてのキャラクター分が用意されているという徹底ぶりで、好きなキャラクターを探し出して写真に収めるファンも多く見られた。

スタッフによる愛に溢れたイラストをはじめ、これまでの歩みをまとめた年表も展示。実施イベントや実装キャラクター・召喚石、アップデート情報などを目にすると、色々な思い出が蘇ってくるファンも多かったのでは。

そしてアトラクションや物販だが、とくに今回大きく変化したのは公式アプリ「グランブルーファンタジー スカイコンパス(グラパス)」との連携だ。アプリ内の「FESTIVAL」という項目をタップすると会場マップをはじめ、ステージの時間や物販の販売状況などを一目で確認できる。もちろん入場時に配られるリーフレットにもマップやステージの時間などはしっかり記載されていたので、アプリを使えない環境のプレイヤーも安心してほしい。

「グラパス」の会場マップに表示されたアイコンをタップすると、各アトラクションの待ち時間を確認できる。どこにどのアトラクションがあるのかも分かりやすいのもありがたかったが、できるだけ待ち時間の少ないアトラクションを狙うこともできるし、見たいステージや整理券などの時間に合わせて動きやすくなったのは非常に嬉しいところ。ちなみに長いものでは待ち時間が120分以上になることもあったが、どこもきちんと列が整理されていたので人が溢れて並べない……といったことにはならない。時間の目安として大いに参考にしよう。

今回は物販スペースも「グラパス」を使った整理券での入場となり、記載された時間に合わせて集合するという形式。ずっと並び続けることにはならないので、こちらも嬉しいポイントだ。混雑状況によっては別の対応もあるので、イベントごとにスタッフの指示に従おう。どうしても混みやすく、待ち時間も前後しやすい場所ではあるので、絶対に買いたいものがある場合は早めに訪れておいたほうがよさそうだ。

縁日ゾーンは本物の縁日のような装飾で、御神輿をはじめ鳥居の奥にはバハムートも鎮座している。アトラクションは「ソーンの弓射」「ミリンの一刀入魂チャレンジ」「ドランク危機一髪」「アニマすくい」「ソシエの投扇興」などがあり、どこもファンで大きな賑わいをみせていた。

ちなみに「ドランク危機一髪」は複数人で参加できることもあり、比較的スムーズに列が動いていた。アトラクション初回クリアなどでリアルガチャに挑戦できる「スタンプ」が貰えるが、「アルルメイヤの水晶玉占い」や「わたあめ」のようにスタンプ対象外のアトラクションもある。

「マリー&カルバのトレハンダンジョン」は、まるでテーマパークのような外観。こちらには「エンジェル・ヘイロー輪投げ」「マリーのミミックトレハン」「カルバのトラップボール」「バハムートの試練」といったアトラクションを楽しめる。「ジュエルリゾート&GAMEプレイエリア」には「ダブルアップ」や「BINGO」、会場限定「ティアマト・マリス」とのマルチバトルなどが用意されていた。

さらに今回は「グランサイファーライド」という、ファータ・グランデ空域の空の旅を楽しめるようなコンテンツも登場。真っ黒な壁に覆われた中で一体何が起こっていたのだろうか……? 整理券はすぐになくなってしまうほどの人気ぶりだったので、気になるファンは今後の展開に期待しよう。

3ホールでは美しい外壁に囲まれた「VR四騎士」や各種グッズの販売をはじめ、新規グッズの紹介なども行われていた。

フォトスポットではマイページのようなセットや武器と一緒に撮影ができ、とくに人気だったのはイベント「亡国の四騎士」の報酬キャラ「ランスロット」の気分を味わえるスポットだ。アルバコア(※カツウォヌスではない)もおり、細やかな装飾品に彩られた「カリオストロの錬金実験室」などは部屋の中に入って撮影できた。

このほか、ステージ以外にもオフィシャルキャストがこうしたフォトスポットや展示の近くに登場することも。運が良ければ新たに加わったヘルエス・セルエル・ノイシュ・スカーサハのほか、オーキスなどを近くで撮影できた。

ビィくんやジェイドといったキャラクターも会場内を歩いており、彼らのお面もあちこちでエルーンの女性が配っていた。お面はメインビジュアルにも登場しているゴリラを含め、3種類ほどあったようだ。

筆者の体感だが、早朝から多くのファンが集まっていたので、フードや物販、整理券の必要なコンテンツを目指すなら、ある程度早めに訪れる必要があるように思う。だが入場ゲートのチケットチェックなどは昨年よりも拡大していたので、よりスムーズに進んだように感じられた。開場後に訪れても、ステージやアトラクションは十分に満喫できるだろう。「グランブルーファンタジ―」の世界を思う存分楽しめるイベントなので、また開催されることがあればぜひ参加してみてほしい。

グランブルーファンタジー

Cygames

iOSアプリiOS

  • 配信日:2014年5月1日
  • 価格:基本無料

    グランブルーファンタジー

    Cygames

    AndroidアプリAndroid

    • 配信日:2014年5月1日
    • 価格:基本無料

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