絵本タッチのキュートなキャラが動く動く!カジュアルに楽しめるMMORPG「デビルブック」レビュー

プレイレビュー
0コメント 田中一広

ケイブからリリースされた「デビルブック」は、絵本タッチのビジュアルを特徴とするMMORPG。キュートなキャラクター達が活躍する本作の魅力はどこにあるのか。本記事で紹介したい。

「デビルブック」は、ケイブが2019年1月8日に配信開始したスマホ向けMMORPG。スマホ向けMMORPGといえば「リネージュ」をはじめ、美麗な3DCGをウリとする作品が多い中、本作は絵本やマンガのようなタッチのビジュアルが特徴だ。2Dイラストレーションの魅力を活かしたキャラクターは、モンスターを含めていずれもキュート。そんな本作、はたしてゲームとしての楽しさはどうか。この記事でお届けしたい。

タッチやデザインだけじゃない!アニメーションにも魅力たっぷり

絵本・マンガ的な2Dグラフィックを魅力とする本作だが、その魅力は決してタッチやデザインだけに留まっていない。プレイすると分かるのだが、本作のキャラクター達は恐ろしいほどよく動く。アニメーションのパターンが多彩で、豊かな表情を見せてくれるのだ。キュートな2Dキャラが好きという人なら、見ているだけでも楽しいと思えるだろう。

異世界転生から始まる「本」を巡るストーリー

「デビルブック」という名の通り、本作では「本」を巡るストーリーが展開される。

物語のきっかけは、主人公が本作の世界に召喚されたこと。いわゆる異世界転生モノ的な幕開けだ。やがて主人公は村にたどり着き、その村で次元の図書館の司書だという少女、ペンペンと出会う。ペンペンは、次元の図書館が襲撃され「運命の書」が奪われたことを主人公へ告げる。「次元の書」は周りの環境に影響を与えるという書物。このため、村の周辺でモンスターの異常発生が起きていたのだ。主人公は次元の書を取り戻すため、そして元の世界へ戻るため、冒険を開始する…というのが序盤の流れ。

快適にプレイできるよう丁寧に作られた王道MMORPG

本作のゲームシステムはMMORPGとして「王道」。フィールドマップを自由に移動し、NPCや掲示板からクエストを受注。クエストを達成すれば報酬が手に入り、ストーリーが進展する。クエストの内容は「特定のNPCへ会いにいく」「特定のモンスターを一定数倒す」といったものが多い。

フィールドマップの移動は、移動先をタップすることで行える。モンスターをタップすればモンスターの元まで移動して攻撃を行う。一度タップすればモンスターを倒すまで自動的に攻撃。スキルを使用する場合はスキルアイコンをタップする必要がある。

また、キャラクターアイコンをタップすることで使用キャラクターを交代することが可能だ。本作はのキャラクターでパーティーを編成し、状況に応じてキャラクターを交代するという形式。キャラクターにはグー、チョキ、パーという属性が設定されているので、相手となるモンスターがチョキ属性だったらグー属性のキャラクターを、グー属性だったらパーのキャラクターを…とジャンケンの要領でキャラクターを使い分けるのだ。

スマホゲームはちょっとしたスキマの時間に遊ぶことが多いため、スマホ向けMMORPGではオートモードを備えた作品が多い。もちろん本作も用意している。モンスターのいるフィールドで「AUTO」ボタンをタップすれば自動的にモンスターと連戦してくれるし、クエストの依頼を受けている時にクエストをタップすれば、自動的にクエストを実行してくれる。

これ以外にも本作は、快適なプレイができるよう丁寧にシステムが用意されている。たとえば、村に一瞬で戻ることができる機関機能や、クエストの目的地へワープできる機能などだ。こうした機能を組み合わせて使うと、自分の時間に合わせてフレキシブルに楽しめる。時間に余裕があるなら、手動でプレイして「自分で冒険している感」を味わうこともできるし、時間に余裕がないならクエストの自動実行にワープを組み合わせた時短プレイも可能。

また、AUTOやクエスト自動実行は、キャラクターのレベルアップ画面や装備画面を開いている時でも有効なので、放置ゲームのように経験値稼ぎ・アイテム稼ぎはオートモードに任せ、育成だけ楽しむということも可能だ。

プレイヤーは皆仲間!?ゆる~いコミュニケーションが楽しい

他のゲームにない、MMORPGならではの魅力といえば、他プレイヤーとのコミュニケーションだろう。本作も、チャットやスタンプといったコミュニケーションの機能を備えている。ただ、プレイしていて感じたのはこうしたガッツリとコミュニケーションの楽しさではなく、ゆる~いコミュニケーションの楽しさだ。

MMORPGは多人数のプレイヤーが同じフィールドでプレイするため、一体のモンスターを複数のプレイヤーが狙うことになるというシチュエーションが発生する。この時、最終的にモンスターを倒したプレイヤーのみがモンスターを倒した報酬を手に入れるというMMORPGは少なくない。しかし本作は、モンスターを攻撃したプレイヤーキャラクターすべてに報酬が与えられる。このため、他プレイヤーがモンスターを奪い合うライバルではなく、仲間のように感じられる。皆で協力プレイをしているような楽しさ。これぞ、ゆる~いコミュニケーションの楽しさだ。

カジュアルにMMORPGを楽しみたいという要望に応えてくれる作品

MMORPGというと、ガッツリ時間を使って楽しむイメージを持っている人もいるかもしれないが、本作はオートモードを使うことで自分の時間に合わせたプレイが可能な上、積極的にコミュニケーションせずとも協力プレイ感が味わえる。いわば、この上なくカジュアルに楽しめるMMORPGといえるだろう。なので、絵本・マンガタッチのビジュアルが気に入ったからという理由だけで手を出したとしても、何の問題もなく楽しめる。絵に引かれたなら、是非一度プレイしてみてほしい。アニメーションは一見の価値アリだ。

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