バンダイナムコアミューズメントは1月27日、幕張メッセにて「ジャパンアミューズメントエキスポ2019」(JAEPO2019)の同社ブースにて、「ソードアート・オンライン アーケード ディープ・エクスプローラー」のスペシャルステージを開催した。
本ステージには「ソードアート・オンライン アーケード ディープ・エクスプローラー」プロデューサーの藤井辰明氏。ゲストとして、「ソードアート・オンライン」ゲームシリーズ総合プロデューサーの二見鷹介氏、「ソードアート・オンライン」編集者の三木一馬氏、声優でシリカ役を務める日高里菜さんが登壇。
「ソードアート・オンライン アーケード ディープ・エクスプローラー」の実機プレイや最新情報がお披露目された。
まずは藤井氏が本作の概要を改めて説明。「ソードアート・オンライン アーケード ディープ・エクスプローラー」は、新型ゲーム機「ViSTer」で謎の仮想空間「Unknown」にアクセス。この仮想空間にダイブ中のキリト達をサポートする形で共に冒険に挑むことになる、「SAO」初のアーケードゲームだ。
ゲームの流れは、冒険とカスタムを繰り返して物語を進行、自分だけのパーティーを育成していくハック&スラッシュ風味の探索アクションRPGとなっている。
本作の大きな特徴として、ゲーム内で手に入れたアイテムをリアルカードとして筐体から直接排出することが可能だ。このリアルカードを駆使することで冒険をより有利に進めることができる。もちろんファンとしては、コレクションアイテムとしても気になるところだろう。実際にカードを手にした日高さんは、そのクオリティの高さに驚いた様子を見せていた。
また、Webサイトとの連動要素も存在。ゲームの進行に応じてキャラクターからメッセージが届く。スタンプなども使用可能で、まるで実際にチャットを行っているかのような臨場感が魅力だ。
さらに本作にはオリジナルヒロインとして“リコ”が登場する。現段階では、このキャラクターがどういったポジションを担うかは不明だが、ここもファンとしては気になるところだろう。
ゲーム概要が説明された後、さっそく実機でのプレイが行われることに。ここではゲストの3名が協力プレイに挑戦。3つのお題をクリアすることで、プレイヤーにプレゼントが用意されることになった。
お題は、「ステージの最後に待ち受けるフロアボスを倒す」「スキルレベルを5まで上げる」「クリア後の報酬となる“未解析ログ”を5個集める」の3つ。これらのお題の達成に応じて最大3名に、日高さんサイン入りのバナパスポートカードがプレゼント。さらにお題を全て達成することができれば、本作の事前登録特典に「片手剣★5『ダークリパルサー』」が追加されることになった。
今回挑戦するのは協力プレイがキモになるステージとのことだったが、実際にプレイが始まると、各々が自分の好き勝手にマップを散策を初めてしまう。特にスキルレベルを上げるためには、特定のエリアで発生するミッションを協力してクリアすることが重要なのだが、なかなか合流できずに苦戦するシーンも。
また、マップにはプレイヤーの行く手を阻むギミックも登場。これに時間とHPを大きく割かれてしまうとクリアは難しくなる。というのもキャラクターのHPが0になってしまうとリスポーンと引き換えに残りタイムが減ってしまうからだ。
そんなこんなで苦戦しながらもなんとか3人で合流しフロアボスに挑むことに。フロアボスはHPが高く、一筋縄ではいかない強敵だ。ここで重要となるのがコンボの存在。コンボは他のプレイヤーと共有されるので、ソードスキルをうまく連携することで原作のような協力プレイが楽しめる。
今回の挑戦では、道中で三木さんと日高さんが何度かリスポーンしていたため、残り時間がなくなってしまう。あわやという場面ではあったが、藤井氏がコンティニューを承諾。これにより何とかクリアに漕ぎ着くことができた。
クリア後、三木さんと日高さんに「協力プレイはできたか?」という質問が。これに対し2人は「ゲームが楽しく夢中になり過ぎて他の人の画面を見る余裕がなかった」と回答。本来の形とは少々違う形だが、本作の魅力が十分に伝わってくるチャレンジとなった。
さて、気になるお題の達成状況だが、フロアボスを倒すことはできたが、他の2つは残念ながら未達成。しかし、藤井氏の鶴の一声で、お題を全てをクリアしたということになり、見事チャレンジ達成となった。
ステージの最後には、藤井氏からとっておきのお知らせも。ここでついに本作の稼働日が2019年3月19日になることが明かされた。いよいよ本稼働日も決定し盛り上がりをみせる「ソードアート・オンライン アーケード ディープ・エクスプローラー」。まずは、本作の事前登録を済ませ、稼働までの日を指折り待ちたい。