ユービーアイソフトは、「レインボーシックス シージ」PS4版国内最強チーム決定戦 2019の決勝戦を、1月27日に「闘会議2019」内で開催した。
闘会議ステージにて行われた「レインボーシックス シージ PS4版」国内最強チーム決定戦 2019には、2018年11月から始まり、全506チームが参加したオンライン予選を見事勝ち抜いてきた精鋭2チームが参加。国内最強の座を賭けて、激しい最後の戦いを繰り広げた。
決勝戦に出場したのは、「marching」と「RiZE」の2チーム。前回優勝チームでもある「Rize」は、大会2連覇をかけての出場となった。ふり~ださんの実況&解説、さらにけんきさん、Seekerさん、ShiNさんというプロゲーマー3名による解説で決勝戦が開始。決勝戦のルールは、1セットあたり最大12ラウンド中7ラウンド先取制で、6ラウンドごとに攻守が交代し、先に2セット勝利したチームが優勝となる。けんきさんの評によれば、「marching」は個人技に優れたプレイヤーが多く、対する「RiZE」は豊富な経験と多彩な戦術が強みとのこと。それぞれの持ち味がどのように発揮されるのか、運命の瞬間がついに幕を開ける。
国境というマップで行われた1セット目は、いきなり「RiZE」がディフェンディングチャンピオンとしての実力を発揮し、なんと4ラウンド連続で先取して流れを掴んでいく。攻守交代してからは、今回が初のオフライン大会出場となる「marching」にペースが傾いてきたかに見えたが、序盤のビハインドを覆すには至らず、7対2で「RiZE」が1セット目を勝利する。解説陣は、2度目のオフライン大会参加となった「RiZE」が、その経験値を活かしてペースを相手に持っていかせなかった、と語っていた。
続く2戦目として選ばれたマップはクラブハウス。マップが変わったことで気持ちも切り替わったのか、先ほどとは打って変わって「marching」が2ラウンドを先取する。しかしマッチポイントとなり2連覇に王手をかけた「RiZE」も維持を見せ、2対2へと持ち込む。その後も一進一退の攻防を見せる両チームだが、攻守交代した7ラウンド目から戦況は一変。なんとそこから1ラウンドもとられることなく、一気に4ラウンドを連取した「RiZE」が2連覇を成し遂げる結果となった。
見事優勝を果たした「RiZE」のメンバーには、優勝賞金10万円とクリスタルを模した優勝トロフィーが授与された。また準優勝となった「marching」のメンバーにも、賞金5万円が授与されている。最後は両チームのメンバー全員で握手を交わし、大きな熱狂に包まれた激戦は笑顔で幕を閉じた。なお2019年も国内最強を決める戦いが行われる、とふり~ださんの口から語られていた。王者「RiZE」が3連覇を果たすのか、それとも新たな王者が誕生するのか、今後の展開からも目が離せないといえる。