2019年6月14日に公開となる「劇場版 誰ガ為のアルケミスト」の主題歌およびエンディング曲が、シンガーソングライター・石崎ひゅーいさんの書き下ろし楽曲に決定した。
主題歌に起用された「Namida」は、「誰ガ為のアルケミスト」の世界観を踏襲したバラードで、カスミの葛藤と成長していく姿が歌詞とリンクし、ストーリーに深みを与えてくれる曲となっている。また、エンディング「あの夏の日の魔法」もバラード曲だが、こちらは映画の魔法から現実へ導くような、エンドロールで物語の余韻を深めてくれる曲だという。
楽曲について河森総監督と石崎さんからのコメントも公開されているので、以下に紹介しよう。
河森正治総監督 コメント
――石崎ひゅーいさん書下ろしの曲を聞かれていかがでしたか?
どこか懐かしくて、あったかくて、やさしいけれど力強い。心の深い所に染み込んで震わし、ゆり動かしてくれる素敵な歌。「Namida」をバックに見せるカスミやエドガー達の心情描写には特に力が入りました。ぜひ大スクリーンでご体感ください。
石崎ひゅーいさん コメント
――「劇場版 誰ガ為のアルケミスト」への楽曲参加について、お話が来たときいかがでしたか?
ゲーム原作のアニメーション映画の書き下ろしは初めてだったので自分の楽曲がどのように溶け込んでいくのか不安な部分もありましたが、河森総監督とお話をしていく中で次第にイメージが湧いてきて新鮮な気持ちで挑むことができました。
――楽曲に込めた思いや制作にあたって心掛けたことはありますか?
キャラクターの心情や背景をイメージしながら制作しました。ストーリーと曲がリンクする事で、より皆さんの心に届く作品になるように心掛けました。劇場で楽曲にも注目してもらえればと思います。