コーエーテクモゲームスは、2020年1月16日に発売予定のPS4/PC用ソフト「三國志14」について、マップ上に建設できる建物などの情報を公開した。
「弓櫓」「土塁」「火罠」などによる戦場のカスタマイズ
本作では、一枚マップ上に様々な「建物」を建設することができ、戦場を自分の有利になるようにカスタマイズしていくことができます。
軍事施設「弓櫓」は周囲の敵部隊を自動で迎撃するため、戦力が少なくとも守備を固めるのに役立ち、軍事施設「陣」は周囲の味方部隊の兵糧消費量を抑えるので遠征時などの拠点として活躍できます。
また特殊な個性を持つ一部の武将のみが建設できる軍事施設「石兵八陣」は周囲の敵部隊の士気を下げ、混乱させる効果も。どこに、何を建設するかが戦局に大きな影響を与えていきます。
軍事施設以外にも、障害物「土塁」は敵の侵攻を防ぐ盾として活用でき、罠「火罠」はマップ上に設置しておくと、近くを通過した敵部隊を自動で炎上させます。「火罠」と「土塁」を一緒に活用すれば、「土塁」で敵部隊の進軍経路を限定した先に「火罠」を仕掛けるなど、組み合わせ次第で活用は自由自在です。
さらに、「火罠」は部隊の火計や戦法でも着火することができるため、敵部隊を待たずとも能動的な攻撃手段としても活躍できるほか、「火罠」同士は近くに設置することで連鎖して炎上させることができるため、「夷陵の戦い」における陸遜さながらの大規模な火計を一枚マップで再現できます。
個性豊かな「戦法」で敵を粉砕!強力な「連携戦法」も
部隊を出陣させる際は、武将ごとに「陣形」「兵士」「戦法」を設定します。「陣形」は、それぞれ特徴的な性能を持っているため、戦況に合わせた取捨選択が重要になります。
また「戦法」も、敵部隊の兵力を大きく削る「奮戦」や、敵部隊を混乱状態にして行動不能にする「混乱」など、様々な種類があります。そのため、敵味方の戦力を考えた上での、先読みの編制が重要になってきます。
なお、一部の武将は、非常に強力な効果を持つ「固有戦法」を所持しています。呂布や曹操、諸葛亮などの「固有戦法」は発動すると戦局が大きく変動させます。戦線の押し合いへし合いを続けるなか、綺羅星のごとき輝きを放つ武将の活躍が、戦局に彩りとドラマを生んでいきます。
また、戦場における部隊の活躍には、武将同士の関係性も大いに影響します。戦場において相性の良い味方部隊が近くにいると、部隊同士の「戦法」が「連携」し、より強力な「連携戦法」となってさまざまな効果を発揮します。
劉備、関羽、張飛のような義兄弟、孟獲と祝融のような夫婦、さらには親愛、嫌悪などの相性まで、三国志における多種多様な人間関係が戦場に展開されます。
一枚マップ上で繰り広げられる、多彩な「戦闘」の形
本作は、一枚マップすべてが戦場であり、戦闘に境目がありません。そのため、戦場が開けているからこそ巻き起こる一枚マップならではのバトルロイヤル的な戦いが楽しめます。
また、長江や黄河を太く表現するなど、本作では三国志の世界観を重視したマップを作り上げました。これにより、一枚マップでありながら、部隊同士が遭遇する場所や状況に応じて多彩な戦闘シーンが実現されます。
井闌や投石を駆使して展開される攻城戦、蒙衝や楼船から成る船団同士が激突する水上戦など、戦線の展開により戦場はさまざま。どこで敵部隊と遭遇し、戦闘するかを見極めた戦略が重要となります。
なお、水上戦においては各武将の個性や、施政の影響もあり、呉軍が無類の強さを誇ります。