韓国・釜山にて11月14日から開催のゲームショウ「G-STAR 2019」。ここでは、DragonFlyのVRゲームシステム「MAGIC ARENA」を紹介する。
DragonFlyは、日本でもサービスが行われていたPC用FPS「スペシャルフォース」の開発企業だ。その後も続編となる「スペシャルフォース2」などの開発を行ってきた同社だが、今年になってVR e-Sportsに力を入れている。8月には「スペシャルフォース」の世界観をVRで楽しめる「SPECIAL FORCE VR: INFINITY WAR」などもSteamを通して発売している。
今回ブースで出展されていたのはVRゲームシステム「MAGIC ARENA」だ。韓国のネットカフェであるPCバンなどでVRゲームを簡単に楽しめる環境を整えるシステムで縦横5メートルの鉄製の格子がプレイエリアとなる。
地面にかかれた1~4の数字のエリアにプレイヤーが立ちゲームをプレイするわけだ。現在は、「SPECIAL FORCE VR: INFINITY WAR」といった4タイトルがパッケージングされており、会場では「Infinite Fire」をプレイすることができた。
4人がプレイエリアに誘導され、天井から吊るされたHTC Viveを装着し、ゲームスタートとなる。ゲームのマップは、一定間隔でキャラクターが立つためのブースが設置されている。歩いての移動はできないのだが、他のブースへ瞬間移動することが可能だ。
敵と同じブースに移動することもできてしまうため、移動したら正面に敵がいたなんてケースにも頻繁に遭遇する。初期は二丁拳銃を持っているのだが、他のブースではショットガンなどを入手することができ、敵と鉢合わせてしまった際には強力な攻撃を放つことが可能だ。さらにブースに爆弾を設置するといったこともできるので、照準を狙って攻撃する腕を磨くだけでなく、パズルのような相手との駆け引きの要素も併せ持っている。
ただ、e-Sportsとして普及するかといえば、ゲーム自体に荒削りな点が多く、どうしても盛り上がりにかけると感じた。ただ、格子の周りに液晶モニターを設置し、誰がどのような状況なのかを確認しやすくするなど、VRのマルチ対戦ゲームを気軽に楽しむというシステムとしてはほどよくまとまっていた。
VRゲームを楽しめる施設が増えているとはいえ、誰もが気軽に楽しめるようになるには、このようなシステムが求められているのかもしれない。
※画面は開発中のものです。
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