セガゲームスは、2020年1月16日に発売予定のPS4用ソフト「龍が如く7 光と闇の行方」と物を壊せる新感覚エンターテイメント「REEAST ROOM」のコラボレーションイベントを、REEAST ROOM 浅草店にて本日12月5日より開催する。
突然だが、「物を思いきり壊したい」という破壊衝動に駆られたことはあるだろうか?
実は、そんな内なる願いを合法的に叶えてくれるお店が浅草にある。「やってはいけないことを、より楽しく、よりFUNNYに!」をコンセプトに掲げる「REEAST ROOM」だ。
“REEAST”は「Release of Beast」、つまり野獣の開放という造語で、まさに自分の内なる野獣を思いきり開放することができるお店となっている。壁いっぱいにラクガキができる「FREE ART WALL」、ダーツの要領で斧を投げて得点を競う「AXE THROWING」などなど、5つの新感覚エンターテインメントが提供されているが、その中の物が壊せる「BREAK ROOM」と「龍が如く7 光と闇の行方」のコラボレーションが本日よりスタートした。
「龍が如く」といえば、大人向けのエンターテインメント作品として、ゲームの世界で様々な破壊行為が行われるなど、非日常な体験が味わえる作品だ。今回の「REEAST ROOM」とのコラボレーションは、まさにうってつけと言えるだろう。
今回、コラボイベント開始に先駆けてメディア向けにコラボルームが先行公開。主人公役の春日一番を演じる中谷一博さん、本作のチーフプロデューサーの横山昌義氏によるデモンストレーションや囲み取材が行われた。
お店は1FとB1Fに分かれており、1Fはカフェ&バーとなっている。ここで食事を楽しんだりすることができるのだが、そのすぐ後ろには斧が投げられる「AXE THROWING」コーナーが。ここでは斧のほかにも手裏剣やクロスボウガンなどを使うこともできるそうだ。
店内には「龍が如く7」と「REEAST ROOM」のコラボキービジュアルが展示されているほか、BGMも「龍が如く」仕様に。また、春日のジャケットや「真島建設ヘルメット」など、コスプレ用衣装の貸し出しも行われている。残念ながらこれを着て破壊体験を行うことはできないが、店舗内で着用して記念撮影が可能だ。
B1Fが今回のコラボイベントが行われる「BREAK ROOM」があるエリアだ。壁一面にラクガキがされていたりと、足を踏み入れた瞬間から日常から切り離されたことが感じられる。「BREAK ROOM」内には、「龍が如く7」のラッピングが施されており、本当に春日一番になった気分で物を壊すことが可能だ。
まずは、中谷一博さんと横山昌義氏によるデモンストレーション。実際に物を破壊するとメディア陣からは「おぉ…!」と若干引き気味の歓声が上がっていた。やはり現実世界で非日常な光景が目の前で繰り広げられると、脳が少し戸惑ってしまうようだ。ちなみに、実際に体験をした中谷さんと横山氏は非常にスッキリとした表情で気持ち良かったとコメント。ビンなど派手に壊れるものの方が壊して楽しかったようだ。
※写真撮影のためヘルメットを外しています。実際のプレイには、専用のつなぎとヘルメットの着用が必要となります。
ちなみに壊せるものは鏡やビン以外にも様々な物が用意されている。壊す際に使う獲物もバット以外にもバールなどがあったりして非常に面白い。筆者もこの後実際に体験させてもらったのだが、「どの武器を使いますか?」と質問され思わず笑ってしまった。なかなかリアルでされることのない質問である。
また上記の注釈の通り、プレイをする際は専用のつなぎとヘルメットを貸してもらうことができる。無料のレンタルシューズなどもあるので、気軽に来店して遊ぶことができそうだ。
今回12月5日~2020年1月31日までコラボが行われるが、期間中に「BREAK ROOM」を体験すると「REEAST ROOM」公式キャラクター“らぷぅ”と春日一番のコラボステッカーがプレゼント。また、「REEAST ROOM」でドリンクを注文するとコラボコースターが手に入る。どちらも先着順なので、気になる人は早めにチェックしておくといいだろう。
春日一番役 中谷一博さん、チーフプロデューサー 横山昌義氏へショートインタビュー
――まずは今回のコラボ実施について教えてください。
横山氏:「REEAST ROOM」さんは日常ではできないことが体験できる施設で、「龍が如く」も実際の繁華街を表現した世界で現実ではできないことができるゲームです。そういった共通点からコラボすることになりました。
――先ほど体験をされましたが、率直な感想を教えてください。
中谷さん:まさしく非日常という感じで、スカッとしますね! 「龍が如く7」も非日常な体験が味わえるゲームなので、「BREAK ROOM」を気に入った方はゲームの方でもスカッとできるんじゃないでしょうか。
――今回が初めての体験だったわけですよね?
中谷さん:初めてですね。当たり前ですけど普段からお皿を割ったりなんかはしていないので。それにしても、お皿って意外と簡単に割れるんですよね(笑)。
――今後、春日一番を演じる機会があったときに、演技には役立ちそうですか?
中谷さん:アクションシーンとかは変わるかもしれないです。今回ヤクザカリバーという武器が登場しますが、バットを使ったアクションってイメージしづらい部分があったので。あらためてバットで物を壊す部分とか、必殺技の掛け声とかは変わるかもしれません。今後の役作りに存分に活かしたいですね。
――他にも隠し玉のコラボなどはありますか?
横山氏:いろいろな店舗さんとのコラボは予定しているので、どれが衝撃的なのかもはやわからないです。「龍が如く」はラーメンを食べたりスイーツを食べたりと全国津々浦々で色々なこと行ってきましたので。でもそれが「龍が如く」の特徴なんですよね。普通だったら体験できないことを色々と体験できる機会があるんです。私も普通に会社にいるときの方が「あれ? 今週一週間、普通に会社にいるな?」となるくらいなので(笑)。
――中谷さんはすでに体験されていて、横山さんはこれから体験されるんですよね?
※インタビューは中谷さんの体験後に行われた。
横山氏:これからですね。中谷くんはストレス過多の人なので。ストレスをためがちなんですよ彼は。それを音声収録で発散するタイプですもんね。
――では春日一番のボイスは中谷さんの発散した気持ちが入っていると。
中谷さん:日常でそんな叫んだり乱暴な言葉を使うこともなかなか無いですから(笑)。
横山氏:全然関係無いんですけど「龍が如く Online」の一周年生放送をやったんですよ。中谷くんはケーキを持って登場したんですけど、どうしても演者にぶつけたいということを言っていて(笑)。
中谷さん:お笑い芸人の方がいらっしゃったので、アシストするべきなのかなって意味ですからね(笑)。
横山氏:詳細は生放送で、ぜひ確認してください(笑)。
――それでは最後にコメントをお願いします。
横山氏:今回春日一番の固有ジョブが「勇者」なのですが、その武器がバットなんですよ。これまで以上にバットがフィーチャーされていて、最強の武器もバットなので、ぜひバットを使って春日一番気分を味わってほしいですね。
――ありがとうございました。
イベント概要
開催期間:2019年12月5日(木)~2020年1月31日(金)
開催店舗:REEAST ROOM(リーストルーム)浅草店
※蔵前駅 都営大江戸線 A5出口から徒歩2分 浅草駅 都営浅草線 A1出口から徒歩7分
公式サイト(予約はこちらから)
https://reeastroom.com/