「イドラファンタシースターサーガ」EPISODE2の配信日は5月21日！キャラクター、システムなどの情報が多数公開

セガは、本日5月15日に実施した「イドラファンタシースターサーガ」の公式生放送にて、EPISODE2の配信日をはじめとした最新情報を公開した。

EPISODE2の新主人公は、プレイヤーが考えた名前を入力して、外見も男性か女性を選ぶことができるが、さらに属性もプレイヤーが自由に設定可能に。ホーム画面のプレイヤー情報設定で、いつでも属性を切り替えることができる。

また、新主人公のクラスはユリィと同じ“ブレイブ”。スキルは、自分に「弱点克服」を付けられるところが特徴となっている。「運命分岐」「イドラ化」もそれぞれ用意されているということだが、その全容はEPISODE2の実装にて明かされるということだ。

実装に伴って配信されるストーリー「『EPISODE2』1章Awakening・覚醒」については、新たにイドラを始めるユーザーにとってのチュートリアルになるそう。すでにイドラをプレイしている場合、チュートリアルは省略可され、EPISODE1、EPISODE2を自由に選んでプレイできる。ここでは、新主人公のマグ・ニュウ（CV：嶋村侑）も紹介された。

続いて、「EPISODE2」で登場する新キャラクターの情報が公開。すでに紹介された新ヒロインのジゼル（CV：石見舞菜香）については、運命分岐後のイラストをお披露目。また、ジゼルは“強力な攻撃”と“支援の技”を併せ持つ新クラス「ストライカー」として登場、味方にバフをかけつつ、EB発動で減る属性値の量を減少させることができるスキルを持っている。EBは属性値6から発動できるが、属性値が10になるとさらに性能がアップする“二段階EB”という新しいタイプになっているとのこと。

白羊騎士団当主となって登場のステラ（CV：藤田茜）については、今までの「アリエス」より強力な技を使うことができる「アークアリエス」にイドラ化することが明らかに。分岐後の姿も公開されるとともに、バトルでは攻撃と回復を駆使できるという特徴がよりパワーアップしていることも紹介。味方の防御力をあげつつ、デバフ効果解除を一度防ぐ「支援の護り」効果を持つスキルも使うことができる。

キャンシード公国の登場人物からは、キャンシード公国の太子にしてキャンシード軍の総司令官であるロッキンガム（CV：KENN）、キャンシード公国少佐・リンジー（CV：福原綾香）、リンジーの副官を務めるキャンシード公国中尉のファーリィ（CV：上田麗奈）、ロッキンガムの側近にしてボディーガードのメルヴィ（CV：黒木ほの香）が紹介された。

ちなみに、ファーリィが持つ新クラス「ソルジャー」については、解放属性値が0で使えるスキルを持っているのが特徴となっているが、発動後は自身の属性値が下がるため注意してほしいとのこと。

今回紹介されたキャラクターは、5月下旬に配信される第1章に登場。さらに2章以降はキャンシード軍も含め、続々と新キャラクターが登場する。

さらに今回は、キャンシード軍の新イドラ「アンドロメダ」の情報が公開。人造の量産型イドラであることなどに触れられつつ、ジゼルについては専用のアンドロメダG型にイドラ化できることも紹介された。

そのほか、EPISODE2には軍人以外のキャラクターやEPISODE1に出てきた人物も登場。今回はノームの霊廟の守り手、オデット（CV：宮本侑芽）の情報が公開された。“最速”よりもさらに早く行動できる“超最速”という「チャージアタック」のスキルを持っている。このスキルは相手を行動不能状態にする攻撃をした後、すかさずチャージに入るという強力なシューターとなっている。

新たなシステムやバージョンアップに関する情報も公開。まず紹介されたのは、新成長システム「タイプチェンジ」実装。新キャラだけでなく、これまで登場したすべてのキャラクターに以下の6種類の「タイプ」が付与。そのタイプに応じて、パラメータがアップする。

このシステムにより、キャラクターの特徴をより際立たせることが狙いの一つだという。タイプが付与されるにあたって、キャラクターのパラメータもそのぶん引き上げ修正されるとのこと。このタイプという概念を用いた新しいパーティー編成の遊びなども検討しているそうだが、今回はひとまずパラメータへの反映となる。

また、運命分岐によってタイプが変化。分岐前のパラメータが大幅上昇し、分岐後に匹敵する性能になるという。これは「分岐前のイラストのキャラを戦闘で使いたい」というユーザーからの意見を受けたものになっているそうだ。

ちなみに、これまで運命分岐には運命の巻物が必要だったが、EPISODE2以降は不要になるという。EPISODE2以降のキャラクターは、列伝3話目のクエストをクリアした時点で、いつでも自由に好きなだけ何度も分岐できるようになる。今まで持っていた巻物については、新たに実装される、絆ポイントが大量にもらえる「絆クエスト」に使用することになるそうだ。

続いては、キャラクターたちが持っている武器をモチーフとした新タイプのシンボル「ユニークウェポン」について。これは対応するクラスのキャラクターだけしか装備できないものの、そのぶん超強力な性能になっているという。

こちらは実績解除、レアドロップ、ショップの交換などで入手可能で、ユニークウェポンの武器のカケラを使って強化できる。それ以外にもユニークウェポン専用の各クラスに応じた新たな万能のカケラを使って強化を行っていくとのこと。

さらに、EPISODE2のキャラクターからはバトルのモデルが3D化され、モーション演出がより滑らかに。モデルが3Dになったことで、くるくる回転したり、背中を向けるといった動きができるになるとのこと。

その一方で、運命分岐に応じて変化していた戦闘キャラの外見とエレメンタルブラストの演出が、EPISODE2のキャラクターからは分岐前に固定になるそう。これは、アプリ容量の問題と、オート再戦・EBスキップで遊んでいるユーザーが多いことを受けての苦渋の決断であることが明かされていた。

そのほかのシステム面で変更になる部分は以下の通り。上記で触れたもの以外にも、期間限定イベントなどの特攻効果がシンボルではなくキャラクターにつくようになることや、新主人公と同様にユリィの属性がホーム画面のプレイヤー情報設定で変更可能になることなどが紹介された。

なお、スライドにはないものの、容量削減の一環として、EPISODE2から次回予告ムービーが無くなることも明らかに。その代わりとして、ストーリー新章解放前に公式Twitterなどで次回予告動画を公開するとのことだ。

期間限定で降臨する強大なボスに挑む「降臨クエスト」の情報も公開。ダークファルス・テアトルの亜種「ダークファルス・レムナント」「ダークファルス・デリュージョン」と戦うことができるとのこと。

降臨クエストは、討伐依頼書というアイテムを使用すると挑戦可能に。ボスを撃破することで、強力なユニークウェポンシンボルがレアドロップすることがあるそう。今回の開催では、ベルセルクが装備可能なルーヴェンホイルン、セイントが装備可能な黒の皇統記がドロップする。

さらに、クエストをクリアして降臨メダルを集めると、降臨ショップで貴重なアイテムと交換することができる。ブレイブのユニークウェポンシンボル、ノーティカルスターや、テアトルのシンボル、そしてユニークウェポンを強化できる「万能のカケラ・クラス」などが手に入る。番組ではプレイ動画での紹介も行われた。

EPISODE2の開始後に予定されているイベントとキャンペーンも公開。1周年アニバーサリー時のキャラクター総選挙の★5昇格セレクト部門で1位となったユリィが新キャラクターとして登場し、ユーザー全員にプレゼントされる。

同じく、総選挙で男性部門1位・女性部門1位に輝いたステラとジャスパーが登場する、特別なストーリーイベント「英雄たちに勲章を（前編）（後編）」が開催される。このイベントではソウルシンボル「想いは星の道となって」やイドマグ「パイ」をはじめ、いろいろな報酬アイテムをゲットすることができるとのこと。

また、第2回イラストコンテストで金賞に輝いた那桜さんの作品「レオリア帝国第一皇女」がソウルシンボルとなって、全ユーザーにプレゼントされることも紹介された。

5月27日のサービス開始1.5周年に向けた記念イベントも開催。このイベントでは、ゲームをプレイすることで手に入るアニバーサリーメダルを使って、BOXタイプの1.5周年アニバーサリーガチャを引くことができる。

アニバーサリーガチャには、先ほど紹介された［感謝を込めて］ユリィの限界突破用の追加キャラクターをはじめ、豪華なアイテムがたくさん用意されているとのこと。

おなじみのアリーナも、EPISODE2を迎え新シリーズが開幕。アリーナガチャのラインナップも一新され、新キャラクターとしてルーク（CV：八代拓）が登場する。ルークはもとはもっと早く配信する予定だったそうで、キャラやEBが分岐後のバリエーションがあるEPISODE1仕様となっている。

また、アリーナの報酬となるシンボルについては、星剣ライオネルに替わり、新たに星槍ラムグレイス、そして神星槍ラムグレイスのウェポンシンボルが、ランキング報酬に登場する。今回のラムグレイスは、おひつじ座に関連する神星器のウェポンシンボルとなる。そして、アリーナでパラメータがアップする特効シンボル「リンドブルム」「預けあう背中」もガチャにラインナップされる。