ラフスケッチやメイキングなど貴重な資料も多数展示！デジタル原画で振り返る「GOD EATER展 10TH ANNIVERSARY」をレポート

シリーズ累計出荷本数が450万本を突破した「GOD EATER」シリーズの10周年を記念し、シリーズの歴史をデジタル原画で振り返る「GOD EATER展 10TH ANNIVERSARY」。アートやキャラクターデザインを手掛けた板倉耕一氏と小林くるみ氏による描き下ろし記念ビジュアルを使用したグッズも販売し、茶BAR 横浜店ではコラボドリンクの提供も行う。

なお開催初日となる10月9日の入場は事前抽選制で応募はすでに締め切られているが、抽選入場が終了した後の入場状況については、マルイシティ横浜Twitter（https://twitter.com/marui_yokohama）もしくはマルイノアニメTwitter（https://twitter.com/marui_anime）で確認を。展示エリア内は立体展示物も含めて撮影不可の点に注意してほしい。

マルイシティ横浜は横浜駅の東口から地下街を通り、そごうが見えたら右に曲がると到着する。建物の入り口や会場外にもキービジュアルを使用した案内表示やキャラクターパネルが飾られているので、目印にしよう。7階の会場は手前側に物販スペースや訪れたファンが書き込めるコメントスペースがあり、その奥に原画が展示されている。それではさっそく、見どころを紹介していこう。

入り口付近は総合プロデューサーの富澤祐介氏、総合ディレクターの吉村広氏、板倉氏と小林氏の挨拶が並ぶ。「ゴッドイーター年表」には企業としてのフェンリル発足やオラクル細胞の発見から始まり、灰域の発生などゲーム内で起きたさまざまな出来事が記載されている。

シリーズのデジタル原画はキービジュアルをはじめ、雑誌やサウンドトラック、グッズなどのイラストまで幅広く網羅されている。雑誌の表紙・裏表紙やCDのスリーブなどを一枚のイラストとして細部までじっくり楽しめるほか、どのようなイメージで依頼があったのかなど板倉氏と小林氏が語る制作コメントもポイントだ。「実はこんな意図があった」といった裏話も多数寄せられているので、じっくり読んでみよう。

ナンバリング最新作「GOD EATER 3」では公式サイトで公開されたキャラクターノベルのイラストもあり、アプリ「GOD EATER ONLINE」「GOD EATER RESONANT OPS」や周年記念イラストなども展示されていた。

このほか貴重なラフスケッチや、記念イラストのメイキングも展示されている。ソーマ・アリサを担当した板倉氏、ジュリウス・ユウゴを担当した小林氏のやり方を見比べてみるのも面白いだろう。板倉氏、小林氏のインタビュー映像も上映しているので、併せてチェックしておこう。