2020年11月19日に配信予定の「Shadowverse」第18弾カードパック「Storm Over Rivayle / レヴィールの旋風」のアディショナルカード1枚を、Gamer独占で先行公開!
今回Gamerで紹介するのは、ウィッチの新レジェンドカード「無尽の魔像」。自分のデッキを20枚以下にする能力を持つカードが「Shadowverse」に初登場します。
無尽の魔像(むじんのまぞう)
クラス | ウィッチ |
---|---|
カードタイプ | フォロワー |
レアリティ | レジェンド |
コスト | 2 |
進化前 | 攻撃2/体力2 |
進化後 | 攻撃4/体力4 |
能力テキスト(進化前) | 能力によって破壊されない。(攻撃か能力によるダメージでは破壊される) 【ファンファーレ】【エンハンス】5;「1ターンに2回攻撃できる」を持つ。進化する。 |
能力テキスト(進化後) | 能力によって破壊されない。 【攻撃時】自分のデッキが21枚以上なら、自分のデッキが20枚になるように消滅させる。20枚以下なら、「ゴーレムクリエイション」1枚を手札に加える。 |
CV | 小清水亜美 |
自分のデッキが20枚になった際に能力が発動するというコンセプトは、第9弾カードパック「Brigade of the Sky / 蒼空の騎士」から存在していたものの、構築戦で強さを発揮した時期は残念ながらあまり長くはありませんでした。
その理由のひとつが、条件を達成するにはカードのドローを繰り返さなければならず、専用構築でデッキを組んだとしても発動が困難な点にありました。しかし今回のアディショナルカードで、強制的にデッキが20枚になるようにするカードが登場。ここで紹介する「無尽の魔像」は、進化後の攻撃時に「自分のデッキが20枚以下になるように消滅させる」フォロワーです。
現在のローテーションのカードプールで、デッキが20枚以下になると発動する能力を持つカードは以下の9枚。
- アースエレメンタラー
- 式神の使役
- 大紅蓮
- グラウンドサークル
- アブソーブスペル
- ポーションウィザード
- ゴーレムクリエイション(トークンカード)
- ブレイズブラスト
- 水晶の魔剣士
自然、スペル、秘術などさまざまな軸のカードが並びますが、ガーディアンゴーレムを出す「グラウンドサークル」「ゴーレムクリエイション」、実質1コストで盤面に5ダメージを与えられる「ブレイズブラスト」、体力に関わらず相手を消滅させる「アブソーブスペル」、盤面全体に3点ダメージを飛ばす「ポーションウィザード」など、相手をコントロールできるカードが目立ちます。
となると、「無尽の魔像」を活かすデッキのひとつとして考えられるのが、秘術ウィッチやリンクルキャルウィッチ。「無尽の魔像」でデッキを20枚以下にしたのち、ガーディアンゴーレムたちや除去スペルで相手の展開をさばきつつ、「猫耳の魔法使い・キャル」のユニオンバーストや、「禁役の黒魔術師」によるフィニッシュにつなげる戦い方が理想的です。
注意したいのが、デッキのカードを消滅させてしまう点。これによってフィニッシャーが消えてしまっては元も子もないので、手札にフィニッシャーを引いている時など、進化後の能力を発動させるタイミングには注意が必要です。
また、エンハンスでプレイした際に「1ターンに2回攻撃できる」能力を持つ点もポイント。破壊耐性もついているので、乗り物系アミュレットや「神託の大天使・ガブリエル」でサイズを上げ、次のターンで大ダメージを与える戦法も有用かもしれません。
ランダム性があり、ひと癖あるカードですが、それゆえに「無尽の魔像」を活躍させられるデッキの構築は、プレイヤーの力の見せどころとも言えます。ローテーションはもちろん、カードプールの広いアンリミテッドでも、「無尽の魔像」を取り入れてみてはいかがでしょう。