コーエーテクモゲームスは、2021年に配信予定のiOS/Android向けアプリ「金色のコルダ スターライトオーケストラ」について、ゲームに登場するキャラクター19名およびキャストを公開した。
本作のキャラクターデザインは、累計発行部数300万部を突破した「あまつき」や現在連載中の「ハイガクラ」が好評の漫画家・高山しのぶ氏。声優陣は、これまでの「金色のコルダ」シリーズに出演していたキャストが続投する。
また、2021年2月27日に有料配信で行われる本作初のイベント「金色のコルダ スターライトオーケストラ 1st Festival」の公式サイトがオープン。出演者は、日野聡さん、武内駿輔さん、森田成一さん、福山潤さん ほかとなっている。
金色のコルダ スターライトオーケストラ 1st Festival 公式サイト
http://www.gamecity.ne.jp/event/2021/corda_so_1st/
「金色のコルダ スターライトオーケストラ」登場キャラクター
九条朔夜(CV:日野聡) 星奏学院普通科2年
「俺はもう音楽とは関係ない……って言ってるだろ!?」
同級生のクールなヴァイオリニスト。気品漂う美少年だが、無気力で何に対してもネガティブ。人生をつまらないと感じながらも、「こんなものだ」と諦めている現実主義者。
しかし、お人よしで苦労性な面があり、主人公によって壮大な夢を描くスターライトオーケストラに巻き込まれてしまう。
成宮智治(CV:武内駿輔) 星奏学院普通科1年
「ふふっ、先輩と一緒に世界を目指す旅だなんて、最高だな。恋が始まっちゃいそうな気がしますしね」
女生徒たちに人気のイケメン後輩チェリスト。明るく朗らかで好奇心旺盛な人柄。下級生だが大人びた外見で、女性慣れしているのか甘い言葉を気軽にささやいてくる。
「高校に入ったら何か始めたいと思ってた」という軽い理由でスターライトオーケストラに加入する。
竜崎疾風(CV:森田成一) 星奏学院音楽科2年
「寄せ集めのオーケストラで、国際コンクール?冗談にしても笑えないな」
音楽科の生徒で、オーケストラ部に所属するエリートヴィオリスト。まっすぐな努力家であるが、言葉が辛辣で目つきも悪い。普通科がメンバーを集めて、国際コンクールに出ようとしていることを「お遊び」と批判する。
照れると真っ赤になってしまう、純情な人柄。成宮とは旧知の仲のようだ。
一ノ瀬銀河(CV:福山潤) スターライトオーケストラ指揮者
「よーし、目指すは世界一、いや宇宙一のオーケストラだ!」
主人公の前に、彗星のごとく現れた指揮者(くずれ)。ピアニスト。昔は輝かしい才能にあふれ、国際コンクールでの受賞歴もある新進気鋭の指揮者だった。主人公のヴァイオリンの先生の家に下宿していて、子どもの頃には憧れの存在だった。
幼い主人公は彼と世界一のオーケストラを作ると約束したらしいが……。
桐ケ谷晃(CV:谷山紀章) 常陽工業高校機械科3年
「俺の音が欲しいなら、その気にさせてみろよ」
美しくも男気あふれる不良トランぺッター。茨城のヤンキー集団「ウロボロス」のリーダーを務める。義理人情に厚く、滅多なことでは動じない鷹揚な人物で、そのカリスマ性をもって荒くれ者を束ねあげる。
生徒会長・刑部とは因縁の仲であり、毎日のように生徒会と火花を散らしている。
刑部斉士(CV:伊藤健太郎) 常陽工業高校情報技術科3年
「烏合の衆も同然の集団で世界を目指すとは思い切りがいいな。…無謀ともいえるがね」
スマートな切れ者トランぺッター。生徒会長を務める有能な男で、教師陣からの信頼も厚い。いかなる時も冷静沈着だが、皮肉屋でしばしば慇懃無礼な態度をとる。
ヤンキー集団のボス・桐ケ谷とは犬猿の仲。去年のスターライトオーケストラの元メンバーでもあり、竜崎とは顔見知り。
弓原凛(CV:田丸篤志) シルフ芸術アカデミー芸能コース1年
「はぁ?馬鹿じゃないの。あんたたちみたいな素人と一緒にしないでよね」
浜松のクラシックアイドルユニット・ポラリスのフルート奏者。華やかで可憐な美少年。自分の魅力を理解し、最大限活用している小悪魔アイドル。仕事に対してストイックな一面もあり、ワガママで周囲を翻弄しながらも努力は惜しまない。
アイドルモードのときは可愛さ全開。
榛名流星(CV:小野将夢) シルフ芸術アカデミー芸能コース1年
「……オーダーには従うよ。何をすればいい?」
浜松のクラシックアイドルユニット・ポラリスのクラリネット奏者。儚くクールな美少年。感情の起伏が少なく、合理的でドライな判断をするロボ系アイドル。自分に求められていることを察し、オーダー通りに動くことに長けている。
ロボっぽい彼がたまに見せる微笑みは天使のようだとファンの間で有名。本人に自覚はないが、食べることが大好き。
赤羽拓斗(CV:野島裕史)日向南高校普通科2年
「オーケストラで世界一?すっげぇ面白そうじゃん!」
天真爛漫なトロンボーン奏者。明るく朗らかなムードメーカーで、クラスの人気者。ある事故により足を悪くして杖をついているが、それを感じさせない超アクティブ男子。バスケ部に所属して車椅子バスケを楽しんでおり、女子ファンも多い。
蒼司とは幼なじみで、邪険にされてもまったく堪えない神経の図太さも持ち合わせる。遊園地でアルバイトをしているが、どうやらその遊園地は廃園寸前のようで……?
三上蒼司(CV:岸尾だいすけ)日向南高校普通科2年
「奇跡なんて起きるわけない……。意味ないよ、こんなことやったって」
目立たず物静かで繊細なホルン奏者。内向的で他人と打ち解けようとしない。音楽高校に進んでいてもおかしくない、卓越した技巧を持っている。子どもの頃はガキ大将気質の明朗な人物だったようだが……?
拓斗とは幼なじみで、時にオブラート皆無の鋭いツッコミを食らわせる。遊園地でバイトをしているが、廃園の危機にも特に興味がない様子。
南乙音(CV:熊谷健太郎) 今帰仁高校分校3年
「みんなで演奏するって、でーじ楽しいな~!」
ほんわか癒し系のファゴット奏者。高校3年生だが、可愛らしい雰囲気で幼く見える。トラブルが起きても「なんくるないさー」精神で受け流す、ポジティブ男子。過疎化の進む島で、ひとりになりながらも明るく演奏を続けている。
予測不能な不思議な言動で、周りを驚かせることもしばしば。他の人には見えないようなモノも見えるようだ。
御門浮葉(CV:前野智昭) 鷹峯高校普通科3年
「人の世はすべてうたかた。この家も、栄華は過ぎさり滅びを待つのみ………それでよいのですよ」
京都の滅びゆく名家の若き当主。源一郎の絶対的な主。夢幻の中にたゆたうような儚いクラリネット奏者。凋落の一途にある運命にあらがうことなく身を任せ、朽ちようとしている。
柔らかい微笑みを浮かべて優しい言葉をかけるが、本心は見えない。退廃的な風情が、独特の色香となっている。堂本大我が、時折御門の家に現れるようだ。
鷲上源一郎(CV:内田夕夜) 鷹峯高校普通科2年
「……君の音は、綺麗だ」
京都の御門家に書生として仕えているオーボエ奏者。御門浮葉に恩義を感じており、その力になりたいと尽くす忠実な従者。長身で体格もよく、武骨なため怖がられてしまうことが多い。生真面目で融通が利かないところがあるが、まっすぐな人柄。
音楽をやりたいという一心で、青森の実家から京都まで単身でやってきた。顔には表れないが、内面には熱い情熱を秘めている。
堂本大我(CV:小西克幸) 鷹峯高校普通科2年
「ハッ、勝気なお嬢さんだ、悪くない。その青春ごっこがいつまで続くか、楽しみにしてるぜ?」
グランツ交響楽団に所属する粗野で不敵なファゴット奏者。他人の夢を青臭い理想論だと笑い飛ばし、大事にしているものも平気で手折るリアリスト。残酷でダーティな色気をまとっている。
ファゴットすら、己が食っていくための手段に過ぎないと嗤い、異国の気配を漂わせる、彼の背負うものは……?
笹塚創(CV:石川英郎) ラザルス学院3年
「あんたの音楽、空っぽだな。温めたって何も孵化しそうにない」
無口で偏屈な天才作曲家。コントラバス奏者。コンピュータに強いタイプのオタクで、テクノユニット「ネオンフィッシュ」のひとり。超進学校のラザルス学院の中でもトップクラスの学業成績だが、作曲に熱中していると時間を忘れ、学校をよくサボっている。
若き俊才として音楽業界でも注目されているようだが……。
仁科諒介(CV:保村真) ラザルス学院3年
「ま、難しいこと考えんのはやめて、パーッと楽しくやろうよ」
大人っぽい雰囲気で、チャラく社交的なヴァイオリニスト。高校まで惰性で楽器を続けていたが、笹塚と組んでテクノユニット「ネオンフィッシュ」で活躍している。
高校生離れしたスマートな物腰で、老若男女問わず、人をたらしこむのに長けた口説き上手。都会的でドライな空気を漂わせている。
月城慧(CV:宮野真守) 花響学園音楽科2年
「俺がこの手で、グランツを栄光に導く」
グランツ交響楽団のコンサートマスター。若き天才ヴァイオリニスト。オーケストラ協会の理事長を父に持ち、家柄も実力もトップクラス。その立場に甘んじることなく、さらなる高みを目指し続ける野心家。「暴君」とあだ名される傲慢な辣腕ぶりで、団員たちから畏敬されている。
無謀にもグランツに果敢に挑んでくる主人公に関心を持つ。朔夜とは何か因縁があるようで……。
巽瑛一(CV:三浦祥朗) 花響学園音楽科3年
「健闘をお祈りしております。慧様がそうお望みですから」
グランツ交響楽団に所属する丁寧でミステリアスなチェリスト。月城の右腕として仕える有能な執事。冷徹なまでに淡々と月城に従い、音楽、仕事、私生活のすべてを完璧に補佐している。
上品で丁寧な物腰だが、ふとした瞬間に見せる表情は……。
香坂怜(CV:大原さやか) 星奏学院音楽科3年
「可愛い人ね、コンミスさん。そういうところ嫌いじゃないわ」
大人の色香ただようチューバ奏者。その柔らかな微笑みに恋に落ちる生徒たちが続出している。「スキャンダルの女王」と異名をもつほどの恋の達人で、人間関係に関する主人公の相談にものってくれる。
音楽科女子の多くがイケメンメンバーにつられて加入を希望する中、彼女も木蓮館にやってくるが、どうやら狙いは他にあるようだ。