MyDearestは、VRゲーム「ALTDEUS: Beyond Chronos」のノベライズ作品「ALTDEUS:Beyond Chronos: Decoding the Erudite」を本日2月17日に発売した。
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「ALTDEUS:Beyond Chronos: Decoding the Erudite」商品情報
大人気VRゲーム「ALTDEUS: Beyond Chronos」の完全新作ノベライズ。
「アルトデウス:BC」を手掛けた3人のシナリオライター(小山恭平、カミツキレイニー、高島雄哉)と監督・原案の柏倉晴樹が描くジュリィを中心人物に据えたテラロジー(4つの物語)。
2080年、人類が地上世界を奪われたメテオラ襲来時のエピソード。地下世界 A.T(Augmented Tokyo)がまだ違う名前で呼ばれていた頃の物語。対メテオラ用人型都市防衛兵器”マキア”のコアに眠る青い鳥の逸話。
そして「アルトデウス:BC」では語られることのなかったジュリィ自身の物語。
あなたは「ALTDEUS:Beyond Chronos: Decoding the Erudite」を通して「アルトデウス:BC」では描かれなかった記録と記憶に出会う――。
「ALTDEUS: Beyond Chronos」 ストーリー
2080年。人類は突如出現した超巨大生物<メテオラ>によって地下へ救いを求めた。半径2キロの地下都市<A.T(Augmented Tokyo)>が人類最後の砦となっている。2280年。メテオラに対抗する組織<プロメテオス>に属するクロエは、人型都市防衛兵器マキアを操り、厳しい戦線を戦友たちと生き抜いてきた。
地下都市を<メテオラ>から守護し、いつか地上世界を取り戻す。人類の目的とは乖離した意思で、クロエは今日も引き金を引く。
全ては“親友だった”コーコのため。あの時、あの瞬間の選択と決断がクロエの心を焦がす。そして、運命の歯車は急速に音を立てて廻りはじめる――。
コーコの姿をした<メテオラ>の襲来。そう、これがクロエの<現実>なのだ。
本作の発売を記念して、「アルトデウス:BC」監督であり「アルトデウス:BCDE」の短編執筆を担当した柏倉晴樹と早川書房の編集者・溝口力丸さんからメッセージが届きました。
「アルトデウス:BC」監督 柏倉晴樹からのメッセージ
お待たせ致しました。ついに「アルトデウス:BC」のスピンオフ小説が発売です。今回はなんとシナリオライター陣だけでなく、監督である私自身も執筆に参加させて頂いております。
3DCGアニメーターからVRゲームの監督を経験して、まさかその先で小説を書くことになろうとは、誰が想像できたでしょうか。10年前の自分にその事を伝えたとして絶対に信じないに違いありません。
それはさておき、今作はあのジュリィ博士にスポットをあてた短編集となっております。彼女の隠された別の表情を感じ取って頂ければ、「アルトデウス:BC」のゲーム本編と合わせてより深みのある世界を楽しんで頂けることと思います。皆さま、宜しくお願い申し上げます。
早川書房 編集者 溝口力丸さんからのメッセージ
VRの機能を最大限に生かした、ノベルゲームの未来を驀進するSFアドベンチャー・「アルトデウス:BC」。
ノベライズ版では、小説というメディアの強みを充分に味わえる1冊となりました。プロ作家陣による優れたSFであるスピンオフ短篇の数々はもちろん、冒頭から巻末までの構成も含めて、ゲームの作品世界を深く掘り下げること間違いなしです。
あるいはゲームに興味があって、まずは本書からという方もぜひ。ジュリィというキャラクターのことを知ったうえで始めるゲーム版も、とてもいい体験になると思います。
また、「アルトデウス:BC」は、Oculusに続き Steam版が2021年2月19日(金)、PlayStation VR版が2021年4月15日(木)にリリース予定。小説からでもゲームからでも楽しめる「アルトデウス:BC」をよろしくお願いいたします。